高校生達が夏休みに「連帯によるエネルギー革命」をテーマに受講した講座の成果発表会を開催しました。
参加した1~2年生の高校生達の成長している様子が感じられました。
かごしま企業家交流協会では、独立行政法人「科学技術振興機構」の助成を得て、今年の8月に2泊3日で2回、宿泊方式で県内6高校の40名の高校生を対象に特別講座を開講しました。
8月の猛暑の最中、高校生達は睡魔と戦いながら鹿屋市にある県のアジア太平洋農村研修センターで、朝から夜まで講義、実習、実験更には討議・発表による講座を受講。講師は、鹿児島大学の教授、県外の現職の社長、そして鹿児島に進出している企業の工場長さん方で盛り沢山のカリキュラムを乗り越えた高校生達でした。
先週24日の土曜日に、鹿児島大学に集まり、40名の高校生が5班に分かれて、TAとして参加した鹿児島大学の院生達の指導のもと、講座受講後も調査・意見交換等を重ねて勉強してきた結果を取りまとめて発表しました。
参加高校生の三分の二は1、2年生でしたが、発表の態度や高校生らしい斬新な提言等含めた内容、更には質問への回答など、それぞれの班の個性ある発表を聞いてると、その成長ぶりが感じられました。幼顔も気のせいではないと思うが、更に高校生らしい顔立ち?になっていました。
若い高校生達にとって、所属の高校とは違う大学や社会人講師、さらに講義・実技・実習、討議発表など、連続した講座内容、しかも違う6高校間の交流など、参加すること自体で、高校生にはインパクトがあったのではないだろうか。
この成果は、今後彼らが、今回の経験を所属する高校の生活の中で、いかに生かしていけるかに掛かるが、徐々に更に大きなものとして出てくるものと信じて、この講座を主催した者として、今後を見守りたい。
かごしま企業家交流協会
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