よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

出前講義/鹿児島での活動(69)

2010-02-26 08:32:56 | 鹿児島での活動

1月実施の出前講義の高校生の感想です。

いろいろな意見・感想が出されたようです。

先月、当協会の会員企業の工場長に県内の高校で出前講義をして戴きました。出前講義を聴いた高校生から、率直な感想が出されているので、ご紹介を致します。

・自分のことはきちんと自分でするということや挨拶・返事ははっきり答える。

・将来のことは、学校だけじゃなく多方面に向けて色々調べて見つけると言う事を学びました。

・進路を早めに決めてこれから頑張って就職できるようにしたい。

・やるときはちゃんとやる、やらないときはやらないというようなケジメをつけることを学んだ。

・人間関係の大切さを教えてもらいました。

・仕事の選び方やあいさつの大切さを知った。 ・社会の大変さが分かった。

・社会にはあいさつが必要だと思い、上の人にしても言葉使いや礼儀などが大切だと思い、とても社会人になっていく上でいい勉強になりました。

・もう来年の今頃は自分も就職希望なのでとてもいい勉強になりました。仕事をする上で社長や上司との付き合いも大切だと思っていたので自分もあのような上司に会いたいです。やはり仕事には危険がつき物なのでミスをしないように気をつけたいです。

・不況の影響を受けて今は企業を支えていくのに必死だと言う事を教わりました。

・工場長の学生時代の話が印象に残っています。  ・1年制はまだ進路を考えなくてもいいといっていたけど、そうではないと思った。

・工場で使う部品を見せてもらった。自分の体験談を話してくれて分かりやすかった。授業で習うことはあまり意味がないと言っていたけどそんなことは無いと思った。

・いい話もあったけど大阪の工場を人にあげたなどの自慢話や昔の学校での体験談は1つも役に立たない。それなら工場のDVDを見せて欲しかった。

・製造はやっぱりすごいと思った。勉学を頑張っていろいろな技術をつけていきたい。      ・友達を大切にしていきたい。

・もっとどんな事をしているのか知りたかった。細かいものを作ってみたいです。

・高校時代の話はおもしろかったが、あまり製造分野の話を聞くことができなかったので残念でした。具体的にどんな事をしているのかをもっと知りたいです。

以上です。いろいろな意見・感想が出されたようです。一部は勘違いで受け取っているところもあるかな、という点もあるようですが、これを参考にして、次の出前講義に活かしていきたいと思います。

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トヨタの危機①/どうなる日本経済(34)

2010-02-24 08:25:09 | どうなる日本経済

「トヨタの危機」・・・瀬戸際の品質ニッポン

日経ビジネスの標記の記事には、どうも気になりました。

2月15日号の日経ビジネスの記事を評した下記のような気になる内容がありました。どう思いますか。

デービッド・コール氏のコメント 「トヨタ品質神話は回復困難」

 アメリカの自動車研究の重鎮らしいコール氏は、トヨタの品質問題、という次元を超えて、より本質的な課題を提議しています。

 トヨタの品質神話が崩れることによって、多くの消費者は「トヨタ以外のクルマも結構品質がいい」ということに気づくことになる。

 今まで人々は、「家族の安全が大切だし、投資したクルマは長持ちして欲しい」と思うから、高品質のクルマにこだわってきた。しかし、どのメーカーが売るクルマも品質に大差がなくなくなったとしたらどうなるか。高品質は当然であり、売り文句にならなくなる。

 短期的には、現代自動車などが、トヨタからシェアを奪うだろうが、長期的にはどうなるのかはわからない。「品質勝負の時代」を突き抜けた後に、何をもって製品や差別化を図るのか、その答えを見つけたメーカーが次の勝者になる。

本当にこのようなことになったら、トヨタというより、日本のものづくりというか、技術の神話が崩れていくことになるかも知れないですね。

そういうことになれば、大変なことになる。この心配は私だけでしょうかね。

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鹿児島湾に架橋/鹿児島の話題・情報(44)

2010-02-23 08:02:55 | 鹿児島の話題・情報

薩摩半島と大隅半島を結ぶ「錦江湾横断交通ネットワーク」の想定ルートに3ルート

鹿児島県が「鹿児島ー桜島」案の検討が適当との基礎調査結果を公表

鹿児島湾を挟み薩摩半島と大隅半島は、これまで架橋構想が何回となく議論になるが、これまで実現していない。鹿児島県は、2月5日に想定ルートや概算工事費をなど「基礎調査結果」を公表した。

基礎調査結果では、現在フェリーが運航されている次の3ルート案が検討されたとのこと。

① 「鹿児島ー桜島」

② 「鹿児島ー垂水」

③ 「指 宿ー根占」

3ルート案を比較検討した結果、事業費や交通需要などの観点から、「鹿児島ー桜島案を中心に検討することが適当」と判断したとのこと。

それによると、「鹿児島ー桜島」案は、橋が1,300億円、トンネルが1,200億円掛かるとのこと。県は、2010年度以降も調査を続けるとのことであるが、公共工事をめぐる状況は厳しく、すぐに具体化する段階ではないとのこと。

県政の検討課題になっていることはいいことだが、大隅半島住民にとって、大隅半島と薩摩半島の横断交通の実現は念願となっているが、その実現はまだまだ簡単な話ではないようだ。

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鹿児島中央駅が改装/鹿児島の話題・情報(43)

2010-02-22 08:13:24 | 鹿児島の話題・情報

JR鹿児島中央駅が2月18日リニューアルオープン

新幹線終着駅としての風格が備わる。

増築工事中だった鹿児島市のJR鹿児島中央駅は18日、リニューアルオープンしました。

今回のリニューアルは、来年の新幹線のフルオープンを見据え、これまで混雑がみられた2階コンコース(中央通路)を拡張した上でテナントを充実し、駅東西の回遊性を高めることなどが狙いだそうです。 JR九州によると、総工費は約25億円。今回核店舗として、ビックカメラも進出し、テナントも拡充され、鹿児島中央駅のこれまでのイメージを一変させました。改札前の土産物店エリアを幅約60メートル、奥行き約20メートルに拡充。店舗面積は従来の3倍弱となったとのこと。菓子やさつま揚げ、焼酎など鹿児島を代表する土産が並び、試食・試飲ができる店やその場で調理する店もあります。駅弁のコーナーも充実されています。

西口には、通路を挟み飲食店が並び、リニューアルにより、駅舎の延べ床面積は従来の1・5倍の1万3千平方メートルとなり、コンコースは8・6メートルから13メートルに拡幅され、フレスタ鹿児島(約7300平方メートル)のテナント数は、26店舗から43店舗に増えたそうです。(内訳は物販33、飲食8、公共施設とサービス各1だそうです。)

18日、オープンしたばかりの同駅を利用しましたが、狭くて終着駅として、貧弱な感じがしていましたが、広々としたコンコースは、ようやく新幹線の終着駅としての雰囲気を感じました。

来年はいよいよ本格的な新幹線時代が始まり、その経済効果が期待されます。

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韓国企業の躍進②/どうなる日本経済(33)

2010-02-18 08:05:15 | どうなる日本経済

韓国企業の躍進の秘密は何なのだろうか。

韓国企業に学ぶ5つのポイント

韓国企業の躍進の秘密を探ると、日本企業の復活のヒントが見えてくる。前述した日経ビジネスの記事には、韓国企業に学ぶ5つのポイントを次のように記している。

 ① 「逆境こそ攻め時」

  ・ライバルが引いた時こそ、飛躍の好機

 ② 「悪しき平等を廃す」

  ・しがらみを恐れず成長分野に集中

 ③ 「モノ作りより商品作り」

  ・技術の押し売りより、顧客が求める商品を

 ④ 「自国に依存せず」

  ・世界市場で戦うことを常に意識

 ⑤ 「学び、磨き続ける」

  ・優れた手法を貪欲に学び、自分流を作る。

簡潔に言い表された5つのポイントは、ごく当たり前のことのような感じもする。このポイントを今の日本企業は忘れているのかも知れない。

ぜひ、復活日本企業に期待したい。

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韓国企業の躍進①/どうなる日本経済(32)

2010-02-17 17:30:42 | どうなる日本経済

危機脱出のヒントは隣国「韓国」にある。

韓国4強(サムスン、LG、現代、ポスコ)躍進の秘密

日本企業が苦戦している中で、韓国企業が躍進をしているとの記事が目立つ。日経ビジネス1月25日号に下記のような記事が掲載されてました。

日本企業が景気の二番底に怯える中で、韓国企業の躍進ぶりが目立つ。世界でシェアが急伸するする電機のサムスン電子とLGエレクトロニクス。鉄鋼メーカーのポスコや現代自動車も不況下で強さが際立っている。

ウォン効果があったのは事実だが、それだけと見るのは誤りだ。かって「後追い」と揶揄された韓国勢は、競争力を高めている。

1997年の通貨危機を契機に、経営革新を一気に加速。以来、危機は逆にチャンスと捉えるようになった。 日本の4割の人口で、少子化も進む韓国。それでも企業は成長を続けている。危機脱出のヒントは隣国にある。

今の韓国の勢いを評した記事ではないだろうか。

日本企業は大企業がようやく息を吹き返しつつあるとの記事が掲載される一方、トヨタ自動車の世界的な広がりでのリコール問題が発生して、景気浮揚に暗い影を落としている。

今、日本企業も過去のプライドを捨てて、危機に強い隣国「韓国」に見習うべき点は多いのではないだろうか。

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8人目の研修生/鹿児島での活動(68)

2010-02-16 16:39:21 | 鹿児島での活動

当協会での8人目のOJTの実習生が昨日で終了しました。

2ヶ月間お疲れ様でした。

今まさに世界的な不況で、失業者が増え、新たな仕事にチャレンジする若者が増えています。この若者のOJTの受入機関として、一昨年から職場実習生を受け入れています。

昨日で、当協会で8人目の実務研修生が巣立っていきました。

これまで、2ヶ月毎に交替されていきますが、ただ、直ぐに就職となると、厳しい状況にあり、これまでの半分以上の方が終了時にはまだ就職先が決まらない状況でした。

当協会では、短期間ではありますが、Webサイトの更新、広報紙の作成、電話・Mail・文書作成、接客など様々なビジネスマン・ウーマンに必要な仕事は出来るように実務研修を行って来ております。

ぜひ、この様々な研修結果が次の職場で活かされることを毎回願ってやみません。再就職の朗報をお待ちしております。

 

          

               頑張って戴きました実習生の方です。     

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09年末の国の借金871兆円/どうなる日本経済(31)

2010-02-15 08:45:11 | どうなる日本経済

財務省が今月10日に2009年末の「国の借金を871兆5104億円」と発表

国民1人当たりの借金は約683万円となるそうです。

国の借金は、国債と借入金、政府短期証券を会わせた債務残高の総額で、四半期ごとに財務省が公表しているが、08年末に比べると24兆8199億円増え、過去最大を更新したそうだ。

借金残高の拡大の主な理由は、前麻生政権が打ち出した経済危機対策の財源を賄うための国債増発で、09年12月末の国の借金を09年9月末と比べると、6兆9878億円増えている。四半期ごとにみた国の借金残高は、世界的な金融危機に伴う景気悪化を背景に、09年6月末に過去最高を更新したことになる。その後も政府の相次ぐ景気対策や税収減を受けて増加し続けている。

これは、個々の家庭感覚で言うと、大変なことだ。国の借金だから、国の職員、国会議員の感覚が、「みんなで渡れば怖くない」という感覚に陥っているのではないだろうか。

全ての事業を見渡し、1年、あるいは当面据え置ける事業等をストップする勇気というか、感覚を持てるかではないだろうか。

このままの感覚で行くと末恐ろしい感じもするが、一方では後ろ向きになると、成長が止まり、悪循環になりうる可能性もあり、どういう判断をするか難しい。

はっきり言えることは、日本の置かれた状況は、それほど難しい状況に追い込まれていることだけは事実だ。

 

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さすがサラリーマン川柳/コーヒーブレイク

2010-02-12 08:23:47 | コーヒーブレイク・・・

「仕分け人  妻に比べりゃ  まだ甘い」 サラリーマン川柳入選作

なるほど!言い得ていると納得させられました。

第一生命保険が10日に発表した第23回目となる「サラリーマン川柳コンクール」の入選作品100句を発表した。世相を反映した政治や景気低迷を題材にとった作品が入選作にずらり。思わず、実感するものも多く、なるほどと唸りました。

「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」

「『先を読め!』 言った先輩 リストラに」

「不景気で 就活あきらめ 婚活へ」

「二人の子 婚活、就活 親カツカツ」

「節約と 人には言わず エコと言う」

『一・二・三 我が家のビール 変遷史」

「マスクして 咳(せき)して上司 遠ざける」

全国から2万9215句の応募があり、3月12日までインターネットなどで人気投票を受け付け、5月上旬にベスト10作品を選ぶそうだ。

この10作品がとても楽しみです。

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中部地区の沈滞/どうなる日本経済(30)

2010-02-11 15:11:43 | どうなる日本経済

中部経済産業局が管内5県の09年の工作機械メーカー主要8社の受注総額を発表

世界的な設備投資の急減を受け、前年比72・3%減の1379億円。

それによると、前年を下回るのは2年連続。比較できる1993年以降で最大の下落率を記録、総額も最低だったとのこと。

中部地区が、トヨタ自動車を核にして日本経済を牽引してきた感があるが、現在の衰退ぶりを示すものとして注目するデータではないだろうか。

発表内容によると、海外受注は72・1%減の882億円。

国別にみると、中国が39・5%減の233億円で、落ち込みが比較的小さく、ドイツを抜いて前年の3位から2位に浮上。最多の米国は69・6%減の246億円。海外受注全体に占める割合は米国が1・4ポイント増の27・9%、中国が13・9ポイント増の26・5%となり、高い経済成長率を達成した中国が米国に肉薄している。

国内受注は前年比72・5%減の496億円。主力とする一般機械向けが73・6%減、自動車向けが76・5%減と落ち込みが大きくなっている。

中部経産局は、今後の見通しについて

「主力の一般機械、自動車向けや欧米向けは不透明感が残るが、リーマン・ショック以降の激しい落ち込みは底打ちした。中国向けが緩やかな回復を引っ張る傾向が続くだろう」としている。

同時に発表した09年12月の受注総額は

前年同月比31・9%増の191億円。海外受注が42・2%増の135億円、国内受注が12・3%増の55億円だったとのこと。

少し、明るさが見えてきた感もあるが、今後の動向は日本経済の動向を見る上でも、しっかりと見ていく必要があるのではないだろうか。

 

かごしま企業家交流協会

◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/ 

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