鹿児島県内で今週2件の企業立地協定が締結されました。
出水市と垂水市に、それぞれ県内企業が新たな事業進出するものです。
関西や東海地区の企業が、操業縮小など厳しい景況の中、鹿児島県では今週2社の県内企業が、他市町村での新たな事業展開をすることになったものです。
まず、27日に立地協定を締結した企業は、出水市に進出する株式会社イーエムエフです。
同社は、南さつま市に本社を置く株式会社エルムの関連企業です。株式会社イーエムエフの母体となるエルムは、光ディスクの修復装置の製造や従来の電球に比べ、10分の1の消費電力で、20倍長持ちするLED電球の開発などで、世界的に高い評価を受けている企業で、県内で活躍している企業です。株式会社イーエムエフの新工場は、エルムの製造拠点ともなり、出水市にある工場団地内に創設され、新規に12人の雇用を行い9月から操業を始める予定で、年内にパートを増員し、3年後には、30人ほどに雇用を拡大していく予定だそうです。
もう1社は、26日に垂水市と立地協定を締結した指宿市のグローバル・オーシャン・ワークスで、垂水市の養殖ブリを中心に切り身に加工、真空冷凍し海外に販売するために、同市に加工場を建設するものだそうです。
同社の加工場は、敷地面積1121㎡、建物は鉄骨平屋420㎡、従業員24人、うち0人以上を同市から採用、投資額1.7億円、1年目の生産額年約6億を見込んでいるそうです。
当協会の賛助会員である出水市は、 NEC・パイオニアの相次ぐ撤退など雇用不安が広がる中での新たな企業の進出であり、これを機会に更に新たな企業進出に繋がることを期待し、又、当協会としても頑張っていきたいと考えております。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/