高校生から見た企業へのメッセージをお送りしています。
今回は鹿児島県立霧島高等学校1年生の2人目です。
このメッセージは12月17日に「(株)アルプスエステックの小薗悦郎工場長」によ る、「高校生に求められているもの、会社で働くとこととはどういうことか」ということを テーマにした講演を戴いた後に、機械科1年生の皆さんに書いてもらったものです。
高橋 宏輔 君です。
(機械科1年)
鹿児島の企業に対するイメージとして「大きくない」「あまり進んでいない」と思っていました。
しかし,今回の講話を聞いて鹿児島の企業も活発で最先端の技術を持っているということを知ると同時に,これまで私が地元の企業について関心が無く,情報収集不足だったことを実感しました。
今回,講話をしていただいたアルプスエステックの小薗工場長さんの話で多くのことを学びました。
まず,「相手が理解できるように話す」,「相手が言っている事が分かる」,「自分の意見が一番と思わない」ということがチームワークにつながる。
そのためには,知識を増やし考える力をつけることが必要であるということでした。
私は,実習の時など意見交換が必要なときに自分の考えをうまく伝えられないことがあります。
これを克服するために今後いろんなことを積極的に学び吸収していきたいと思います。
また,話の中で企業での活動例として「QCサークル活動(小集団活動)」,「5S活動(整理、整頓、清掃、清潔、躾)」,「改善提案(報奨金制度)」,「KYT(危険予知訓練)」などがありましたが,その中でKYTの重要性が印象に残りました。
企業内での事故・怪我は労働災害として扱われ,企業の操業停止にもなりかねないということを知り,驚きました。
本校では,現在実習棟が建設中で機械操作等をまだ行っていませんので実感できない部分もありましたが普段の生活の中でもKYTを頭に入れて常に危険予知判断ができるようになりたいと思います。
今後の高校生活で,今回の講話で学んだことを生かしていきたいと思います。
かごしま企業家交流協会