鹿児島中央駅周辺にランドマークビルが着々と建設中。
南国日生ビル跡地に再開発ビルが全容を現す。
鹿児島市中央町の南国日生ビル跡地を含む11番街区で、南国殖産(同市、永山在紀社長)などが建設する再開発ビルの概要が見えてきた。
2012年春の完成と報道されているが、再開発ビルは高さ72メートル。地上14階、地下1階で延べ床面積は2万5500平方メートル。地下は飲食店、1階はバスターミナル、2~6階はオフィスとして活用、7~14階は西日本鉄道(福岡市)の「鹿児島西鉄ホテル(仮称)」が入ることになっているようだが、新幹線の南の終着駅である鹿児島中央駅周辺の景観が一変している感がある。
南国殖産など4事業者が、鹿児島中央駅前の一帯約3600平方メートルの再開発で合意して、建設しているもので、「鹿児島の陸の玄関口にふさわしいランドマークとなるビル」を目指しているとおり、「既に完成している南国センタービル」とはツインビルとして、鹿児島の都市イメージアップにつながるのではないだろうか。
大阪駅が、これまでの駅周辺の景観を大きく変えたように、鹿児島でも小さいながら都市景観の形成面で大きな役割を果たしていくことは間違いないだろう。
ただ、全面の駐車スペースや、駅へのアクセス道路が狭いので、これ以上の混雑に繋がらないようなら来春のオープンに備え、一層の工夫も求められる。
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