今、食料の自給率の話題が注目されている。
鹿児島県は、食の日本一が多い県であり、今後の役割が期待できる。
日本の食料自給率は戦後大きく低下の一途を辿り、昭和40年度には73%だった自給率が、平成19年度には40%まで落ち込み、米や砂糖などを除くほとんどの食料の自給率が昭和40年当時に比べて著しく低下し、その分を輸入に頼っているのが現状だそうです。
この数値は、世界の主要先進国の中でも最低水準だそうです。
これは、私たちの食生活がこの数十年の間に大幅に変化したことが大きな原因の一つであると言われております。そういえば、以前は米や野菜などの自給可能な食料を中心とした食生活でしたが、年々冷凍・加工食品や脂肪分の多い食品などの摂取量が増えてきました。そしてそれらの食品は、原料を輸入に頼っている場合が多いのが現状ですよね。
そういう中で、鹿児島県は、食料日本一がいっぱいあります。
・豚飼育頭数(07年) 138万5千頭
・肉用牛(黒毛和種)飼育頭数 32万5千頭
・ブロイラー飼育羽数(07) 1,870万7千羽
・さつまいも収穫量(06年) 401,400トン
・そら豆収穫量(06年) 5,550トン
・ブリ養殖生産量(05年) 28,830トン
・ウナギ養殖生産量(05年) 7,412トン
・カンパチ養殖生産量(05年) 30,697トン
・クロマグロ養殖生産量(05年) 2,000トン 等 など。
農林水産物だけでなく、焼酎の生産量も日本一です。鹿児島が又新しい時代を起こす時がくるかも知れません。
かごしま企業家交流協会
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