鹿児島県の公立高校再編
ユニークな高校も始まる。
全国的な傾向とはいえ、鹿児島県の人口は,長期的な出生数の減少及び県外への転出等により,昭和60年の約181万9千人から減少を続けている。今後も人口減少は続き,平成47年には約138万9千人になると予想されています。
それに伴い、中学校卒業者数は,近年では平成元年3月の28,816人をピークとして減少を続け,平成21年3月には18,250人となっています。この数は今後も減少し,平成30年3月の卒業者数は,平成21年3月に比べて,約2,600人減少すると見込まています。
その結果、高校再編が進み、県立高校では、平成16年から最近まで、確か23校が廃止され、新たに110校が新設された。今や公立高校は68校だと思います。
この再編で誕生した高校で、今、県教委が大隅半島に誕生した「楠隼」(なんしゅんと読む)のPR・募集に躍起になっています。私の所にもPRに来られた中高一貫教育高。
この「楠隼」は、全寮制男子校で、全国から生徒募集を行い、宇宙学(JAXAとの連携教育)、ことばの教育や外国語教育、トップリーダー教育(著名経営者、研究者・芸術家等)、かごしま探求(農業業体験、南洲翁遺訓等素読など)、特色あるカリキュラムを打ち出しています。
今、中高一貫教育の必要性が叫ばれている中で、地域の特性を踏まえ、又、未来につながる人材育成を目指す楠隼の役割は注目されます。
何事をやるにしても、最後は優秀な人材が決め手です。ぜひ、鹿児島の日本の将来を担う多くの若者の応募を期待しています。
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