土佐いく子さんの最新刊『マジョリン先生 おはなしきいて』の読者さんから、熱烈な感想をいただきましたので、ご了解の上、紹介いたします。ありがとうございます。
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今日、清風堂書店に寄ったところ、店員さんから「土佐先生の新しい本がはいってるよ」と言われ、さっそく買って――電車で開けてびっくり!すてきな絵があちこちに。
これはいいですね!(お上手なのでちょっとビックリですが)人間味いっぱいのおしゃべりの中に、うまくいかなかった自分の教育実践も織り交ぜて――聞いている若い先生も「そうか、あんなにベテランになってもうまくいかんこともあるんや」と安心する! 何回聞いても「今日、来てよかった! 元気が出た!」と思う土佐ぶし。
一部読み進むうち、20話――とってもいいですね。一番前に座ってメモを取り続けていた学生さんが、ギター片手に歌を歌ってくれるなんて――最高です。すばらしい詩ですね。書いてみます。
素直になれずに君が
もしどこかでため息つくなら
ここへ来て心のままに
その想い吐き出せば
魔法のような言葉に
君の心が音を鳴らして
生まれるよ 新しい歌
――心の中を声の限り歌ってくれた孝文さん! 大きな部屋に歌が響き、涙を流して聞いていた学生も! ドラマですね。私もききたかった。
57話、孫の手料理で古希の祝い! 料理好きの4年生のお孫さんが手料理を作ってくれて――いいですね。
自分が人の役にたっている。自分に出番がある。この喜びは何にもかえがたい――そのとおりですね。
43話 いい職場から先生が育つ。学級づくりと同じくらい職場づくりにエネルギーを注いできました。――ここですね。職員室で子どもの話をたくさんして、先生方の頑張りが明るく語れる空気を作っていきたい! 職員室で大きな声でしゃべる――とても大切ですね。(職場新聞も作ったりしました)自分が仕事をする職場は楽しく!ですね。
臨時教師を10年やって(69歳になり)もうこのへんでボランティアだけに――と思っています。(給食の手伝い、プール指導、体育大会の練習の手伝い)大好きな川そうじも13年やって、新聞も作って環境部の係長に送っています。
時間のある日に土佐先生の話60話を読み進みたいと思っています。息子夫婦が西宮で教師をしているので、さっそくプレゼントします。ワクワクする本に出会えてペンを取りました。ありがとうございます。
寒い日が続いています。お体を大切にご活躍きださい。ご主人によろしく!
土佐いく子先生 2018年1月30日 和田賢司
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