昨夜は天満橋ドーンセンターの「大阪市会で日本軍『慰安婦』問題の解決を求める意見書を可決させよう! 2.26出発集会」にゼミ生本の販売に出かけました。久々の行商です。どれくらいの規模の集会なのかさっぱり想像もつかなかったので、まあ30部もあれば大丈夫だろうと手提げ袋に詰めて向かいました。
会場に着くとちょうど実行委員会の人たちがまさに会議室のカギを開けようという所でした。中に入りざっと室内を見渡すと収容数は50人余りかと思われます。広いのか狭いのかよくわからないままに、とりあえず大阪AALAのY田さんに挨拶をしてデスクを準備、ほかの物販物と一緒に本を並べました。
開会までしばらく時間があったので自販機コーナーに行きお茶を買おうとすると、どこかでお見かけしたお顔がありました。昨年、ナヌムの家に一緒に行った神戸のT花さんでした。しばし旧交を交わしていると、来週末には西大門刑務所跡地に作られる「慰安婦」問題博物館の起工式に参加されるとのことでした。実にお元気な方です。
出発集会は6時半に黙とうで開会、まずDVD上映が行われる予定でしたが何らかのトラブルが発生したため、スケジュールを急きょ変更してすすめられました。宝塚市の意見書採択の経験、インドネシアの「慰安婦」訪問のレポートのあと、予定のものとは違った「慰安婦」証言のDVDを鑑賞、そのあと神戸女学院I川教授の「今なぜ『慰安婦』なのか」と題する講演、さらに龍谷大学のT塚教授の「真の解決のための立法に向けて」と講演が行われました。
I川教授の講演は、「慰安婦」問題の特に世界的視野から見た現状と今後の見通しが語られ、マスコミ報道などの表舞台にはなかなか表れにくくなっている問題ではあるけども、実は問題解決へ向けていまこそいよいよ運動の広がり望まれているという点に確信を持てる内容でした。またT塚教授の講演は、「慰安婦」問題解決を目指す立法の実現が、今年の総選挙結果次第ではありうるのではないかと光明を強く感じる内容でした。
さて会場はいつのまにか参加者でほぼ満杯になっていました。ざっと見た感じでは100人は超えていたようです。椅子が足らなくなり、開会前に座っていた私の椅子も提供、それでも立ち見であふれていました。もちろん配布資料も不足してしまいました。まあ、とにかく盛況な集会になったという感じで、この大都市大阪で「慰安婦」問題解決へ向けた意見書が挙がれば、それはとても大きな意味を持つことになるのは間違いなさそうです。
さて肝心のゼミ生本の販売は、18部でした。他にも価格の安い販売品があったことを考えればまあまあ健闘ということでしょうか。ありがとうございました。