


小池百合子都知事が再び都知事選に立候補した。4年前、都知事就任後に彼女の「政治とカネ」疑惑が浮上、政治資金のスペシャリスト上脇博之さんにこの本を出していただいた。今回の都知事選を機にあらためて政治家・小池百合子の「政治とカネ」疑惑についても都民のみなさんには知っておいていただきたい。
以下、該当章の目次を抜き出しておく。
第2章 自民党の小池百合子・新都知事の政治資金問題
1 「独りぼっち作戦」の小池百合子・元防衛大臣の組織的選挙運動と政治資金
・権力にすり寄った無節操な「渡り鳥議員」
・小池元大臣を選挙運動で支援した豊島区議団ら
・「JF豊島区議団」への寄附計2690万円(7年間)
・「JF豊島区議団」に「主たる事務所の所在地」は「小池事務所内」
・事務所費の不記載問題
・小池百合子元大臣を選挙運動で支援した練馬区議・都議ら
・「自由民主党練馬総支部」等への寄附は計325万2000円(6年間)
・「自由民主党練馬総支部」は自由民主党東京都練馬区の各支部へ寄附
・「自由民主党練馬総支部」から寄附を受けた自民党東京都練馬区各支部は練馬区議・都議の支部
2 小池新都知事の政治資金体質は自民党東京都支部連合会と基本的に同じ!
・自民党東京都支部連合会・都議会自由民主党(東京都議会自由民主党を含む)の政治資金体質
・小池新都知事の政治資金の体質(2014年)
3 衆議院議員時代の政治資金問題
①幽霊会社への「調査費」支出と裏金づくりの疑惑
・「調査費」名目の支出総額335万7000円(2009年から6年間)
・「M‐SMILE」の元社長(後に株式会社モノヅクリの社長)は小池百合子の秘書だった!
・森口氏の学歴・経歴と矛盾する(!?)「調査費」支出
②大量購入「切手」換金の疑惑
・2014年に税金で5000枚以上の切手を購入していた
・高額な「郵送費」「郵便代」約724万円(6年間)…高額な「切手」購入と換金の疑い
③「渉外費」から「生花代」を支出
・「生花代」約224万円の支出(2008年間から7年間)
・公選法違反の寄附の疑い、または政治資金規正法違反の虚偽記載の疑い
④政治資金パーティ収入・支出の不記載問題
・2012年2回の「Y,sフォーラム」政治資金パーティ収支の不記載
・訂正によると不記載罪だけでなく虚偽記載罪も
・訂正は真実か?
⑤宛名のない領収書問題、使途不明金問題「裏金」収支疑惑
・宛名も、但し書きも「空白」の領収書
・「自由民主党豊島総支部」の30万円の使途不明金(2013年)
・「自由民主党東京都第10選挙区支部」の17万7001円の寄附の不記載とその「裏金」支出(2014年)
・小池都知事は説明責任を果たすべき!
おおっ、『天皇の「代替わり儀式」と憲法』(中島三千男)が、Amazonの〈日本の政治〉カテゴリーで4位、総合で486位と急浮上!
この14日〜15日は大嘗祭という天皇が神と一体化する儀式が、天皇以外にはたった二人の采女しかいない大嘗宮悠紀殿・主基殿の内陣で行われる。これでさらに天皇即位キャンペーンはボルテージを上げていくだろう。
明日は憲法記念日ですが、このブログ読者のみなさんには憲法のことを考えるのはもはや日常化していることと思います。
が、やはり出版社としては関連書を再度押し出しておかないといけませんね。
以下、未読の方々、ぜひお読みください。
憲法が生きる市民社会へ(内田樹、石川康宏、冨田宏治、本体800円)
正式に店頭販売は10日からですが、すでに出来してますのでお急ぎの方はご注文ください。Amazonでも予約中です。
内田樹さんがご自身のブログで一部内容を紹介されています。とてもおもしろい内容だと思います。
そして文字も少し大きくし読みやすく編集しました。
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日本国憲法の真価と改憲の正体(上脇博之、本体1500円)
今、森友学園問題や官房機密費問題で大忙しの上脇先生の日本国憲法施行70年記念出版です。
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ガイドブック五日市憲法草案(鈴木富雄、本体1300円)
「近代化を急ぐあまり、国会も開かず、憲法もつくらずにすすめた専制的な明治政府のあり方に対して、早期の国会開設と国の基本法である憲法の制定などをスローガンにして展開した自由民権運動から生まれた」「日本国憲法の先駆けともいえる民主主義的内容を持つものであった」(新井勝紘氏)憲法草案の内容を、現地ガイドが平易に紹介します。
東京都議会選挙も真っ只中ですが、なにかアクションを起こそうと、今朝の東京新聞にこんな広告を出しました!
反応はありますかね?
全然、反省していない舛添前都知事も新刊を出していますしね・・・
最新刊の『これでもやるの? 大阪カジノ万博』(カジノ問題を考える大阪ネットワーク/編)を重版することにしました!
在庫がほぼ無くなったことに加え、これからこの問題で大きな世論を大阪府下に作っていくのに、この本はきっと役に立つと思ったからです。
出版の世界は恐ろしく、初版の書店委託分がいつ返品されてくるかわからないということがありますが、それよりも運動の広がりのために武器としてどんどん供給していかなければと思ったからです。
返品の恐怖に怯えて闘いを放棄するわけにはいきません!
ということでみなさん、返品の山に小社が潰されないように、どんどんこの本を広めてくだるようお願い申し上げます。
大阪府下主要書店、Amazonなどで絶賛販売中です。
日下部雅喜さんの『どうなる介護保険 総合事業』(定価864円)の2刷が出来です!
部数は2000部。ぜひ普及にみなさんのお力添えをよろしくお願いします。
土佐いく子先生の本、3点を同時に重版発注、今日出来上がりました!
同じ著者の本を同時に重版するなんて、費用もかかるのであまりないのですが、今回は思い切りました。
「子育てがおもしろくなる話①」は16刷、「子育てがおもしろくなる話②」は3刷、そして「子どもたちに表現のよろこびと生きる希望を」は6刷で、各1000部です。
子育て中のお母さん、お父さん、あるいは保育や学童保育に携わる人たちの子どもに対する思いというものは、いつの時代も変わりません。
土佐先生の本には、子育てのハウツーテクニックなどはほとんど書かれていません。
だから随分以前に書かれたないようでも、決して古くはならないのです。
読者ののみなさん、そして土佐先生、ありがとうございます。
なかなかブックレビューを書いてもらえないAmazonですが、新刊の『「永遠の0」を検証する』のブックレビューを書いて頂いています。
いずれも、出版の意図を汲み取って読んで頂いている様子が伝わってきます。
ありがとうございます。
自民党の若手議員による勉強会「文化芸術懇話会」での百田氏ほかの発言に大いなる怒りを感じています。
このことをきっかけに予期せぬことでしたが、最新刊の『「永遠の0」を検証する~ただ感涙するだけでいいのか』が、タイムリーな出版になったと広がりつつあります。
しかし出版の意図は、決して百田氏批判にあるのではありません。
著者のお一人、秦重雄さんが言われているように、『永遠の0』は話題になった時からすでに「パクリ疑惑」があちこちで指摘されていましたが、この本はそのような視点から百田氏の作品を批判はしていません。
あくまでも一つの作品として百田氏に敬意を払いながら、お二人の著者は検証されています。
小説を読み、映画を観て、感動して終わりでは、それこそ百田氏の狙いにピッタリとハマった読者であり鑑賞者となってしまうのではないか。
百田氏はこの作品によって読者と鑑賞者にどんな揺さぶりを仕掛けてきたのか。
お二人によるその検証は、大きな分岐点にある今の日本を考えるうえで、歴史に向き合うことの意味を私たち読者に解き明かしてくれると思います。
ぜひ、お読みください。
ロングセラーの写真集『新版 私の従軍中国戦線』(村瀬守保/写真・文)を重版することにしました。
昨今の情勢を反映してか購読希望が多く、ついでに表紙カバーも一新して、新装版という感じにしました。
日本の中国侵略の一断面を抉りだすこれらの掲載写真が持つ今日的意味を改めて考えてみたいと思います。
詳細はコチラです→日本機関紙出版のHP
土佐いく子先生の「子育てがおもしろくなる話」、ほぼ毎年コツコツと増刷を続けて15刷を迎えました。先生の教え子たちが親になり、この本を読んで子育てに奮戦中です。子育ての思いは世代を超えていくのですね。
この際ということで、表紙を一新しました。なかなかいいでしょう?