さてこの1週間GWの後半、すっかりいい天気に恵まれ行楽に活動にとみなさんそれぞれ勤しまれたことと思うが、当方においてはほぼ毎日校正作業と原稿整理をメインに時間を過ごすという日々であった(悲)。ただ1日だけ息子夫婦らと家族でバーベキューに行った。場所は堺に住んでる長男夫婦の近所の大泉緑地。緑が多くていい場所だった。
が、こういう所にも維新府政の公共空間民間企業売却政策が現れていた。バーベキューをした場所は元々から無料のバーベキューエリアなのだが、その一角を仕切って民間会社が運営するGOOdBBQという有料のバーベキュー施設が作られている。一応フェンスで囲ってはいるが、利用者以外も中を散歩などは自由にでき、バーベキュー用のテントやテーブル、そしてコンロが備えられ、利用者は1人最低3000円ぐらいの食材を必ず人数分購入してバーベキューをすることになっていて、それを購入しないと自分が用意した持ち込み食材は使えないというバーベキュースペースだ。
この運営会社は大阪府の他の公園にも同じように店を出しているのだが、問題なのはその有料エリアではバーベキューを楽しめるのに、それ以外の無料エリアでのバーベキューを禁止していること。案内看板によるとコロナ感染対策を理由にしているが、まさかコロナウィルスが有料エリアと無料エリアを棲み分けるはずがないので、これはどう考えてもおかしいんじゃないだろうか。実際に意味不明だという声もあがってるらしい。
無料エリアが使えないとなるとバーベキューしたい人は結局は安くない料金をわざわざ払って有料エリアで楽しむしか手はなく、その会社は丸儲けという図式になる。さらに言えば貧乏人は大泉緑地でバーベキューはするなということなのだろうか。
とは言うものの、実際には賢い府民はそんなこと、はなっから相手にせず、この連休中は毎日無料エリアは利用禁止にもかかわらず賑わっていたと長男の証言。まあ我が家もその中に参加していたというわけだ。
大阪城公園もこれに劣らず酷い状況になっているらしいが、こうやって次々に公共を民間の利益のために売り渡していく維新府政の典型が大阪カジノ誘致なわけで、ホント府民に優しくない!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/61/1ee0dd93e5bfd10f8b60ab0c2353a700.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/21/f6183628eafe67fc53f28267e526261f.jpg)