「キラークイーンは好きな人はいないの?」
「あ?まず学校に女がいないよ」
「そういえば前言ってたな…1人か2人だって。その狭き門を…」
「無理だっつーの…」
「うちの学校には女はたくさんいるぞ」
「そうかい。んじゃカミーユの学校行くしかねーわ。文化祭いつよ?」
「場所わかる?あと車置くところないよ?」
「なん…だと…。んじゃカミーユ、駅まで向かえに来てくれるかい?」
「めんどくさい。何分かかると思ってんだ。あと文化祭終わった」
「かなり距離あるよね。歩く距離じゃないよ」
「歩いて30分、自転車でも15分はかかるぞ」
「んじゃいいわ(地図見ても行き方わかんねー)」
「そうだ。キラークイーンのところはゼミで飲み会とかしないの?」
「うちのゼミそんな事しないんだよ。あまり他のゼミでも聞いた事ないな…」
「そっか、学校は山の中だっけwww」
「何も無いからね。バリューが唯一の娯楽施設だよ」
「バリューとかwww」
「あのバリューね…。本当はバリューは凄い所なんだよ。五所川原はアレだけど」
「うちは回りに沢山店あるから。あと飲み放題で安い」
「これが都会と山との差か…。住んでいる場所は同じなのに」
「あらあら」
「そういえばカミーユさ、電車で通っているけど車で通いたいって思わない?」
「いや別に。でも車は欲しい。さっさんの弟最近車買ったよね」
「そうだよ。白いフィット、フルエアロでカワイイんだ♪」
「カワイイよな。ああいう車欲しいよ」
「………(フルエアロ?これでホイールデカくて車高低かったら…バリカン…)」
「私はコペン欲しいな」
「いいよねコペン。でも結構高い…よな」
「普通のコペンなら新車で150万くらい。状態にもよるけど中古でも60万~80万はかかるなぁ」
「親の車たまに乗るけど…軽はパワーが無いから嫌だ」
「おお…女で軽を嫌だって言うヤツは珍しい…嬉しいぞ俺は…。でもまぁ言うとおり軽はパワー無いからなー」
「じゃあコペンいいよ(笑)」
「そうそう。コペンはターボだからパワーあるぞ。軽だけど」
「ねー♪あ、カミーユコペン乗れないね…マニュアルだもん…MT付きATあるけど」
「そうだそうだ。今から限定解除してこいww」
「えー」
私とさっさんさんはAT限定の人に厳しい(笑)これがMT信者の末路である。
「限定解除しに教習所行ったら、マミー伝説やればいいよ」
「なんだそれ?」
「ああん?お前マミー伝説しらねーのか?」
「毎日100円のマミー買うの」
「マミー伝説」
キラークイーンが教習所やっていた儀式。当時高校3年生だった私が毎日1本マミーを買う事。回りの高校生が普通の飲み物を買う中、堂々をマミーを買い続ける事からこう言われる。私はさっさんさんと教習所に通っていた為、カミーユさんは知らないが当然である。というか知っている人はさっさんさんしかいない。
「なんだよそれ…」
おわり
「大体はこんな会話してるよ。今回は別にカミーユは小悪魔ってワケじゃないけど、もうカミーユはカンカンだね。キラークイーンはローリング焼き土下座の準備は出来ているって言っていたけど、何かあってもキラークイーンの事は忘れないでね。さっさんとの約束だよ!」