MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.045 「マックス・ペイン」 (2008年 100分 シネスコ)

2009-04-27 00:40:12 | 2009年劇場鑑賞
監督 ジョン・ムーア
出演 マーク・ウォールバーグ
   ミラ・クニス
   ボー・ブリッジス



立て続けにB級アクション映画が連続で公開されるようです・・・この「マックス・ペイン」とヴィン・ディーゼル主演の「バビロンA・D」、そしてニコラス・ケイジの「バンコック・デンジャラス」・・・敷島シネポップで連続公開だけど天六シネ5ビルでやってもよさそうなラインナップですね。
まずはマックス・ペインから・・・これはゲームが原作らしいが・・・嫌な予感やな。

(あらすじ)

妻子を殺された刑事、マックス・ペイン(マーク・ウォールバーグ)。
ただ独りで捜査を続けるマックスは、ナイトクラブで薬漬けの美女、ナターシャ(オルガ・キュリレンコ)と出会う。
同じ日の夜、何者かがナターシャを惨殺。
妻子とナターシャの殺害を結ぶあるひとつの共通点、“羽”のタトゥーの謎をマックスは追うが…



年頭に公開された「アンダーカバー」に続いてのマーク・ウォールバーグ主演作ですが今回もハードなアクションがバンバン出て来る作品になってます。
ド派手な銃撃戦を中心に景気のいいアクションがテンコ盛りで、見所はたしかに多いです。
しかし妻子を殺された刑事が鬼のような執念で犯人を追い詰めていくんですが、とにかく悲壮なまでのマーク・ウォールバーグ扮するマックス刑事の復讐心がスクリーンが滲み出てくるのかして、痛快アクションの割には疲れます。
なんとなく作品全体が重く感じられてしまい正直見ててしんどかったな~眠かったぞ!

ラブシーンやキスシーンはおろか劇中一切二コリともしない主人公のキャラはスタイリッシュでいいのかも知れないが、その半面あまり魅力も感じないですね。
またストーリーも特に目新しい訳でもなく、事件の黒幕も簡単に見破れるしね。



ドラッグによる幻覚で現れる翼の生えたモンスターのシルエットが随所の挿入されるが、幻覚でなく本当に登場させたりしたほうがむしろ面白かったかもね。
また違った方向の映画になってしまうかも知れないけど・・・

ただスロー多用したアクションシーンなど凝った映像はジョン・ウーの作品を連想させる部分はあるが、昨今そんなアクションシーンは結構多いので特に驚かないけど、この映画の唯一の見せ場だけにまずまず良く出来ていたと言うことにしておきましょう。



★★★ 2009.4.24(金) 敷島シネポップ1 20:00 E-10