MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.004 「ハンガー・ゲーム2」(2013年 143分 シネスコ)

2014-01-12 00:08:40 | 2014年劇場鑑賞
監督 フランシス・ローレンス
出演 ジェニファー・ローレンス
   ジョシュ・ハッチャーソン
   フィリップ・シーモア・ホフマン



続いて2本目はえべっさんを間に挟んでの鑑賞
なんばパークスシネマは今宮戎よりやや近いんです
えべっさんのせいかどうかわからないが年末の混み具合からは一転してチケットカウンターはスカスカです
まぁ~平日のシネコンの風景としては見慣れた光景ですが、でもいつもより更に少ないね~

(あらすじ)

12の地区より12歳から18歳までの男女一組を選出し、最後の1人になるまで戦わせる独裁国家パネムが実施する「ハンガー・ゲーム」。
男女ペアで勝者となったカットニス(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)は、凱旋(がいせん)ツアーで各地区を回る中で、自分たちを反国家の象徴として捉える民衆の思い、静かに広がっている革命への動きを感じる。
同様に国民の変化を悟ったスノー大統領(ドナルド・サザーランド)は、カットニス抹殺をひそかな目的にした歴代勝者結集の新ゲームを開催させる。



いつもシリーズものは前作の事を忘れてる事が多いので、今回は前作を予習してきました
結構忘れてましたね~ペアで優勝してたとか・・・
予習のおかげでスッと話に入れましたよ
で、今回は何かと目ざわりになったカットニスを抹殺すために仕組まれたハンガーゲームのチャンピオンカーニバル

でも優勝した人間は生涯の幸福を約束されてるのに、またまたゲームに出るとは矛盾やんけ!
と思ったら出場者の一人がその矛盾を突いて文句いいます
この時点でこの映画はその矛盾を堂々と描いていくんですが、全てカットニスを抹殺するためのゲームという色が濃くなるてんかいになります



何組かのコンビと同盟を作ったりして戦っていくけど、それ以外の敵はあまり詳しく描かれないし対決シーンも少ない
死んでいったのもドン!だけで表現されるだけなので、今回はサバイバル対決というよりカットニスがいかにスノー大統領の
攻撃をかわして同盟チームと協力して戦うか?
と言う部分が大きく、前作のようなバトルロワイヤルなゲーム感は薄いです
それだけに今後の展開の中継的な作品と言えます
ただ前作もそうだったが前半ゲームに入るまでが少し長いように思います
もうすこし短く編集すれば手頃な時間になるのにな~143分は長いですね~



★★★ 2013.1.9(木) なんばパークスシネマ シアター8 20:20 I-12

No.003 「47RONIN」(2013年 シネスコ 121分)

2014-01-11 01:26:36 | 2014年劇場鑑賞
監督 カール・リンシュ
出演 キアヌ・リーヴス
   真田広之
   浅野忠信



この時期は正月映画の見逃しの回収という感じですが、今回の正月映画ってそんなに見たい映画は少なかったような気がします
そして今年3本目の映画は昨年から公開された話題作でしかも忠臣蔵のハリウッドリメイクと言われた作品
でも噂によれば公開早々に早くも大コケと言われた・・・現に正月前に上映時間が減少してる劇場もあったりしてる
公開終了前日になんとか鑑賞です・・・期待せずに

(あらすじ)

石(真田広之)率いるサムライたちは、吉良(浅野忠信)とミステリアスな女ミヅキ(菊地凛子)のたくらみによって主君を殺され、自然が豊かな赤穂の領地を追われてしまう。
さらなる謀略を企てる吉良の野望を阻止し、主君の敵を討つべく集まった47人の浪士たちは、はぐれ者の混血青年カイ(キアヌ・リーヴス)と手を組むことに。
わずかな人数の彼らは、明らかに戦力差のある敵の軍勢の戦いに命を賭して身を投じる。



忠臣蔵・・・私も色んなドラマや映画を見たけど、この映画の予告編を見た時には全然違うやん!と思ったもんでした
でも実際に本編を見たら一応大まかのストーリーの骨格は忠臣蔵のドラマを下敷きにしてるんですね
でもそのビジュアルは舞台は日本ってなってるが、どう見ても中国の時代物を見てるような感じで、風景も衣装も日本とは思えません
まるで中国映画見たいな不思議な感じでした



でも妖術はでるわ、怪獣は出てくるはと、ある意味とってもとっても楽しい忠臣蔵!
この映画はファンタジーアクションとして見ればまずまず楽しめると思いますが、日本人として忠臣蔵のイメージで見たら何じゃこりゃ?な珍作となりますね
全然期待せず見た分、私は評判ほど悪くは無かったですよ

ただ真田広之のアクションはさすが日本を代表するアクションスターって感じで迫力ある殺陣を見せてくれました
つくづくもっと若い時にハリウッド進出して欲しかったな~と思いましたね
それでもあの年齢でまだまだ身体が動いてるな~



★★★ 2013.1.9(木) なんばパークスシネマ シアター1 16:40 E-6




No.002 「フライング・ギロチン(2012年 113分 シネスコ)

2014-01-10 01:28:47 | 2014年劇場鑑賞
監督 アンドリュー・ラウ
出演 ホァン・シャオミン
   イーサン・ルアン
   リー・ユーチュン



続いてアメリカ村に移動しましてシネマート心斎橋で本年の2本目の鑑賞
ガラリと変わって香港映画です
それも時代物・・・先ほどの作品よりはだいぶん空いてはおりますが、いつもの平日よりかは多いね
なんたってこの映画の主題のアイテムは古くからの香港カンフー映画ファンには特別な思いれがありそうなものですからね

(あらすじ)

清朝時代、第5代皇帝雍正帝(アンドリュー・ラウ)は宮中の反乱分子を退けるため、ひそかに暗殺部隊「血滴子」を結成する。部隊を率いる総領官(ジミー・ウォング)は、隊員の冷(イーサン・ルアン)たちに清朝打倒をたくらむ革命闘士の長である天狼(ホァン・シャオミン)の暗殺を指示。
だが、激しい抵抗に遭い、仲間の穆森(リー・ユーチュン)が捕まってしまう。



アンドリュー・ラウが描く新世紀の空飛ぶギロチン・・・興味はこの1点に尽きます
内容はあまり期待せず、このフライグギロチンの殺戮ぶりに期待なんですが、何とこのフライングギロチンがまともに出てくるのはオープニングシーンぐらいで、本筋にはほとんど出てきません!
CGで描かれるメカニックなフライングギロチンはかつてのジミー・ウォング主演の「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」のアナログ感からはずいぶん進化した(でもストーリーの時代背景は同じような時代だろうけど・・・)殺戮兵器!
もっとクライマックスもバンバンと首を刈り取って欲しかったもんです

映画はこのフライングギロチンが過去のものとなり、変わりに鉄砲や大砲のような飛び道具が主流となった時代の話で
フライングギロチンの使い手である暗殺部隊「血滴子」が時代とともに追いやられて、秘密の暗殺団だけに歴史から抹殺されて行こうとする話です
使い回せれた挙句、闇に葬られようとする血滴子たちの姿が描かれる
フライングギロチンの武器そのものと言うより、その武器の使い手たちが追いやられて行く話だったのです



破天荒なアクションのバカ映画と違い、重い感じの映画でした
違う意味でそこそこ楽しめましたが、やはりフライングギロチンの活躍ももうちょっと見たかったな



★★★★ 2014.1.3(木) シネマート心斎橋 スクリーン2 18:00

No.001 「鑑定士と顔のない依頼人」(2013年 131分 シネスコ)

2014-01-06 00:00:33 | 2014年劇場鑑賞
監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
出演 ジェフリー・ラッシュ
   シルヴィア・フークス
   ジム・スタージェス



1月3日と言う事でミナミに繰り出して映画を見にいきましたが、さすが繁華街はどこも人だらけ!
道頓堀も賑わっておりまして、演芸の角座なんて全ての回が満席のようです
人気のある飲食店はどこもかしこも行列です
そしてシネコンのなんばTOHOシネマズ別館へ行くと、この作品もかなり混雑のようで最前列2席残すばかり!
仕方なく久しぶりに最前列での鑑賞となりましたが、それにしてもさすが話題作です・・・と言うよりさすが正月です!

(あらすじ)

天才的な審美眼を誇る美術鑑定士ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、資産家の両親が遺(のこ)した美術品を査定してほしいという依頼を受ける。
屋敷を訪ねるも依頼人の女性クレア(シルヴィア・フークス)は決して姿を現さず不信感を抱くヴァージルだったが、歴史的価値を持つ美術品の一部を見つける。
その調査と共に依頼人の身辺を探る彼は……



とにかくジェフリー・ラッシュが素晴らしいですね
あまり書くとネタバレなるかもしれないけど、あの死んだような気の抜けた目の演技・・・絶望感あふれる
その目の力の無さは見てる方も正月早々絶望的な気持ちになります
どんなシーンでそれがあるかは言えませんが・・・



正月一発目にしては地味だけど良く出来た作品を見る事が出来ました
目を奪うような肖像画の数々・・・その中で抱かれるように過ごすヴァージル
それを強調するような画面構成の計算された構図は見事この映画の本質を表してるように思いました
肖像画=虚像に魅せられて本当の愛情を知らなかった男が、真の愛と幸福を知った時に、その向こうに見えるもう一つの虚像に気が付かない・・・そんな悲しい男の物語

でもミステリー映画として画面やセリフに仕掛けなどがあり、映画としての作りも良く出来てると思います
ただ隣のおっさんがオチ直前にポツリとオチを言うたのがゲンナリだった・・・



★★★★ 2014.1.3(金) TOHOシネマズなんば 別館シアター12 15:10 A-12

2013年度ベストテン発表

2014-01-01 00:38:48 | ベストテン



明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします
恒例のベストテンからまず始めます
今年は79本という低調な本数ですが、その中からのベストテンを発表です



第10位 「LAギャングストーリー」



ロス市警がブチ切れてギャングとタイマン張る血で血を洗う対決のドラマ
渋い配役たちがとてもカッコ良く眩しいアクション映画でした



第9位 「燃えよ!じじいドラゴン 龍虎激闘」



往年のカンフーマスターたちが出演のカンフー映画
ブルースリャン、チェンカンタイ、チャーリーチャンが草食系男子はびこる現代に魂のメッセージ!
闘わないなら負けない、だが闘うんなら勝て!
ドラゴン魂に思わず火が付く一編



第8位 「凶悪」



恐い、恐い128分間!
人間の心の奥にある凶悪な一面を見せる人々にゾー!
それは犯罪者だけでなく普通に生活している一般の人たちが見せる凶悪さが恐ろしい



第7位 「サプライズ」



一軒の家に家族が集まりお祝いのパーティ
そこへ動物の仮面をかぶった殺人鬼たちが攻撃を仕掛けてくるが…
予想してた展開から思わぬ意外な展開になって行くのが面白かった



第6位 「藁の盾」



なかなか日本映画に無かったパターンのノンストップアクション
護送中の殺人犯に懸賞金目当ての刺客が待ち構える展開がナイスでした



第5位 「地獄でなぜ悪い」



刺激的な映画を撮り続ける園子温監督最新作は
血まみれのバカ映画?
でもとても映画愛に満ちた作品でもあります
「キル・ビル」のような大殺戮のクライマックスは見る人によればドン引き!?



第4位 「ロンドンヒート」



イギリスのクライムサスペンス
でも硬派なポリスアクションで結構展開が読めないストーリー展開は
予備知識なしに見た分とても面白く見れた
乾いた銃声が響き渡る市街戦は劇場ならではのド迫力!
今年度一番の拾いもの!



第3位 「パシフィックリム」



これまた心踊るロボット大戦!
男子として生まれたからには一度は通るこの道・・・
オッサンになってもこう言う映画に痺れるのは正常に育った証拠だ!



第2位 「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」



映画史上もっと美しいサバイバル映画
美しい風景の中で猛獣と人間が小さな船の中でにらみ合う緊張感あふれる映画
アン・リー監督が実に詩的に描き上げた
そして3Dで見たら良かったと後悔させてくれた貴重な映画でもある



第1位 「テッド」



何と言ってもこの下品なテディベアが1位
ポスターは子供でも見れそうな感じに見えるが
決して子供は喜びそうにない素敵なファンタジー?




2013年度ベストテン

01.テッド
02.ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
03.パシフィックリム
04.ロンドンヒート
05.地獄でなぜ悪い
06.藁の盾
07.サプライズ
08.凶悪
09.燃えよ!じじいドラゴン 龍虎激闘
10.LAギャングストーリー
次点 ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987




そして今年も出てきましたワースト5
空いた口がふさがらない噴飯物の5作品を発表!


ワースト5

第5位「スプリングブレイカーズ」



お姉さんたちの水着姿が楽しそうに見えるが
ラリッタようなジェームス・フランコがやたら出てきてゲンナリ
正直思ってたんと違う!



第4位 「マーサ、あるいはマーシーメイ」



カルト団体に洗脳されてしまう少女の物語
テーマとしては現代の事件にありがちな題材だが、たらたらしたテンポは見ていてシンドイ



3位 「パレット」



シルベスター・スタローンと久々のウォルターヒル監督が組んだアクション映画
でもなんか中途半端なアクション映画は天六ユウラク座的な映画でした
今やウォルターヒルは過去の遺物なのか・・・がんばれ!



第2位 「チョコレートガール・バッド・アス!!」



「チョコレートファイター」で見事なアジアの女活殺拳ぶりを見せつけたジージャー主演の最新作
はオカマは出てくるは変なデブは出てくるは目も当てれない珍妙な映画になってもた
結婚して牙を抜けれたかジージャー嬢・・・



第1位 「ジャッキー・コ―ガン」



ブラッド・ピッド主演の映画だけどブラピファン以外は楽しめない
タルい会話はかりのクライム映画
やたら長く感じる拷問のような97分



2013年度ワースト5

01.ジャッキー・コ―ガン
02.チョコレートガール・バッド・アス!!」
03.パレット
04.マーサ、あるいはマーシーメイ
05.スプリングブレイカーズ




昨年から始めましたライブのベスト5
昨年は大物アーティストが沢山来日しましたがさて・・・



ライブベスト5



5位 「KISS MONSTER JAPAN TOUR 2013」



初めて生でみたキッス
そのスぺクタルなショーに感動しました
メタルには弱い大阪ながら大阪城ホールを満杯にしたのはさすが!
キッスアーミーと化した入口のチケットのもぎりのお姉さんたちが最高!



第4位 「PITBULL Globar Warming Tour 2013」



サマソニ大阪2012の雷でライブ中止の罪滅ぼし?
かどうかわからないが単独の来日公演はそんな悪印象を吹き飛ばすパーティに
歳を忘れて踊りまくったぞ!



第3位 「Ozzfest Japan 2013」



初めて幕張メッセまで遠征したかいがありました
半分以上が国内アーティストばかりだったが、そのおかげで人間椅子を知ったし、
またストーンサワーとスティールパンサーにノリノリ・・・そしてブラックサバスを生で見れたことに感謝!



第2位 「Paul McCartney Out There Japan Tour」



まさかのポール・マッカートニーの来日
そしてチケットも奇跡のゲット・・・注釈S席だろうがなんだろうが、その場に居合わせる事が重要!
しかもポールが2時間40分休む間もなく歌いきった、その一流ぶりに感動しました
でも追加公演が前日に行われ世間の注目度はそっちに持ってかれた・・・



第1位 「SUMMER SONIC 2013」



今年もこのイベントが一番楽しかった
サマソニ参戦するようになってから過去最高の暑さの中で2日間見たけど
シンディ・ローパーの鬼気迫る灼熱ライブと2日目のトリのメタリカのド迫力なステージに
暑さも疲れもすっ飛んでしまいました
ちなみに翌日は目が覚めたら13時半だったと言う思い出の2日間でした



2013年度ライブベスト5

01.「SUMMER SONIC 2013」
02.「Paul McCartney Out There Japan Tour」
03.「Ozzfest Japan 2013」
04.「PITBULL Globar Warming Tour 2013」
05.「KISS MONSTER JAPAN TOUR 2013」


さて今年はどんな映画が見れるかな?
今年は150本を目指しつつ最低でも120本は行きたいですね
ミニシアターにも力を入れて行こう・・・
ライブもどれだけ見れるかな~
2014年もよろしくお願いします