デジタル一眼を購入したひとにとって、最初に所持したレンズでしばらくは十二分に楽しめることと思う。しかし撮影目的や、さらに雑誌やパンフレットなどで調べてしまうと、レンズを追加購入する誘惑についつい駆られてしまうことも多い。
レンズのカテゴリから述べると、
○標準ズーム 17(18)~50(70)mm程度で、写真やスナップは十分だが、
・今の運動会シーズンなどでは→望遠ズームもしくは高倍率ズームを、
・紅葉など、ネイチャーフォトが好きならば→標準から望遠マクロレンズを、
・そして街頭スナップや風景など、撮影範囲を拡げるのに→超広角ズームを、
それぞれ選択することになる。
キヤノンのEOS Kissシリーズで、初代KissDを除いては、キヤノン純正EF-Sレンズを使うことができるので、普通に考えれば、EF-S 10-22mm F3.5-4.5USMという素晴らしレンズが存在する。KissDXなどに装着するとやや大きく感じられるがホールディングバランスは良く、10mmから始まる画角、その時の開放F値は3.5と極めて明るく、またUSMで合焦するので、これを選択するのが一番安心かつ高性能であるといえる。ただ現在は他のメーカー製でも複数の製品が存在し、それぞれ特徴があるので、自分の感性に合うタイプが他社であれば、それを選択する方が快適に撮影できる場合もある。
キヤノンに装着できる他のメーカー製レンズとしては、
・(シグマ)SIGMA 10-20mm F4.5-5.6 EX DC USM
・(タムロン)TAMRON SP AF 11-18mm F/4.5-5.6 DiII LD Aspherical{IF}
・(トキナー)Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4)
の3機種が代表的だ(以下略してメーカー名だけで書く)。
シグマはその性能が一番キヤノン純正に近く、かつややコンパクトで、非常に人気のあるレンズです。私の知り合いのニコンマニアも、これをとても気に入って常用しています。価格と性能のバランスが良いというか、独創的で好調なシグマの心意気を感じさせるレンズです。
タムロンも非常に性能の高いレンズです。これは超音波モーターも使わず、ズームの画角も抑え気味ですが、標準ズームとセットで使うにはちょうどよいでしょう。画角やF値、そしてモーターなどにうまく制約を加えている分、小型・軽量・しかも他よりも廉価です。
シグマもタムロンも最初は甲乙つけがたい候補だったのですが、今回はあえて、トキナー製を選択しました。トキナーというメーカーは1970年代から知っていたのですが、その製品を購入したのはなんと、今回が初めてです。12-24mmという画角、そしてF4通しの絞値といい、APS版超広角ズームの元祖である、AF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G (IF)を参考にしたのは、いうまでもないでしょう。参考にしたニコン製レンズはニコン渾身のレンズであり、非常に良く写ります。D100の頃に開発されましたが、現行のD200に装着しても、非常にバランスの良いレンズです。
トキナーはこのレンズを目標にしたようで、スペックは超音波モーター以外はほぼ同等であり、実際に写る画も、まったくひけを取らないというか、絞り枚数の多さや開発年度の後発の利点もあり、凌駕している部分もあるのではと期待されての購入です。レンズの特徴としては前から2番目の非球面レンズが、従来のガラスでは不可能なくらい極度の非球面で、耐久性の高い特殊樹脂を材料としており、しかもそれを前玉に装着せずに、0.2mmの間隔を開けているという、技術者の意気込みを感じさせる内容です。個人的には、こういう技術者の冒険的な挑戦とそのスペックに、なぜかしら心が惹かれてしまうのです。
今日は作品撮りはできませんでしたが、夜の御堂筋でテスト撮影してみました。F4通しのズームは非常に使い勝手がよく、KissDXでISO800にしてしまえば、手持ちでイルミネーションは十分撮影できるようです。
肉眼では見ることのできない、超広角の非常にパースペクティブの効いた画像が得られることは街がいないようです。
秋のよい季節になってきたので、高く澄んだ大空や、紅葉など、ちょっとマトモ?な風景写真を撮ってみたくなる気分にさせてくれます。
レンズのカテゴリから述べると、
○標準ズーム 17(18)~50(70)mm程度で、写真やスナップは十分だが、
・今の運動会シーズンなどでは→望遠ズームもしくは高倍率ズームを、
・紅葉など、ネイチャーフォトが好きならば→標準から望遠マクロレンズを、
・そして街頭スナップや風景など、撮影範囲を拡げるのに→超広角ズームを、
それぞれ選択することになる。
キヤノンのEOS Kissシリーズで、初代KissDを除いては、キヤノン純正EF-Sレンズを使うことができるので、普通に考えれば、EF-S 10-22mm F3.5-4.5USMという素晴らしレンズが存在する。KissDXなどに装着するとやや大きく感じられるがホールディングバランスは良く、10mmから始まる画角、その時の開放F値は3.5と極めて明るく、またUSMで合焦するので、これを選択するのが一番安心かつ高性能であるといえる。ただ現在は他のメーカー製でも複数の製品が存在し、それぞれ特徴があるので、自分の感性に合うタイプが他社であれば、それを選択する方が快適に撮影できる場合もある。
キヤノンに装着できる他のメーカー製レンズとしては、
・(シグマ)SIGMA 10-20mm F4.5-5.6 EX DC USM
・(タムロン)TAMRON SP AF 11-18mm F/4.5-5.6 DiII LD Aspherical{IF}
・(トキナー)Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4)
の3機種が代表的だ(以下略してメーカー名だけで書く)。
シグマはその性能が一番キヤノン純正に近く、かつややコンパクトで、非常に人気のあるレンズです。私の知り合いのニコンマニアも、これをとても気に入って常用しています。価格と性能のバランスが良いというか、独創的で好調なシグマの心意気を感じさせるレンズです。
タムロンも非常に性能の高いレンズです。これは超音波モーターも使わず、ズームの画角も抑え気味ですが、標準ズームとセットで使うにはちょうどよいでしょう。画角やF値、そしてモーターなどにうまく制約を加えている分、小型・軽量・しかも他よりも廉価です。
シグマもタムロンも最初は甲乙つけがたい候補だったのですが、今回はあえて、トキナー製を選択しました。トキナーというメーカーは1970年代から知っていたのですが、その製品を購入したのはなんと、今回が初めてです。12-24mmという画角、そしてF4通しの絞値といい、APS版超広角ズームの元祖である、AF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G (IF)を参考にしたのは、いうまでもないでしょう。参考にしたニコン製レンズはニコン渾身のレンズであり、非常に良く写ります。D100の頃に開発されましたが、現行のD200に装着しても、非常にバランスの良いレンズです。
トキナーはこのレンズを目標にしたようで、スペックは超音波モーター以外はほぼ同等であり、実際に写る画も、まったくひけを取らないというか、絞り枚数の多さや開発年度の後発の利点もあり、凌駕している部分もあるのではと期待されての購入です。レンズの特徴としては前から2番目の非球面レンズが、従来のガラスでは不可能なくらい極度の非球面で、耐久性の高い特殊樹脂を材料としており、しかもそれを前玉に装着せずに、0.2mmの間隔を開けているという、技術者の意気込みを感じさせる内容です。個人的には、こういう技術者の冒険的な挑戦とそのスペックに、なぜかしら心が惹かれてしまうのです。
今日は作品撮りはできませんでしたが、夜の御堂筋でテスト撮影してみました。F4通しのズームは非常に使い勝手がよく、KissDXでISO800にしてしまえば、手持ちでイルミネーションは十分撮影できるようです。
肉眼では見ることのできない、超広角の非常にパースペクティブの効いた画像が得られることは街がいないようです。
秋のよい季節になってきたので、高く澄んだ大空や、紅葉など、ちょっとマトモ?な風景写真を撮ってみたくなる気分にさせてくれます。