街頭スナップカメラとして、各社デジタル一眼レフのフラッグシップ機を率先して使う、という方は少ないのかもしれない。銀塩の頃を含めていえば、レンジファインダーや高級コンパクトなどが、これに相当するのかもしれない。現在なら一般的なデジタルカメラや、またよく街でみかけるのは、各社の小型一眼に標準ズームという構成である。
オリンパスの場合、周知のごとく、APS-Cサイズよりさらに小さいフォーサーズ規格なので、たとえE-3がフラッグシップだと言ったとしても、その重量・容量は、さほどではない、とういうのが私の印象だ。
ただ私なりに、スナップカメラとしてのE-3にはズームではなく、単焦点レンズをまず、試してみたくなった。
最初はZuiko Dogital 50mm F2だ。これは防塵防滴構造であり、E-3にピッタリなのだが、高級指向なのでいささか価格が高い。小さいなりにもガラスが詰まった重量感や、ヘリコイドのしっとりとした感触など、実質の画角100mmという焦点距離がスナップに合うのなら、ベストな選択だ。絞り開放でもキレのよい描写力を持ち、周辺まで美しく、E-3に装着すれば、いままでよりは合焦性能も向上するし・・・いいことづくめに思えるが。果たしてどんなもんであろうか?(笑)
KIRAKUjinは2008年の正月は帰省するでもなく、日々ボーッとして年末の疲れを癒している。だから近くの写真しか撮らない。これは初売りの地下街の一コマ。