9月11日、2001年の思い出深きこの日から14年の月日が経ちました(この日のことは、
2001年9月11日、
米国同時多発テロ遭遇記(10年後に振り返って)をご覧ください)。
この日は、州立大学ウルスター校の実習病院でもあるKingstonのHealthAlliance病院を見学させていただきました。
病院の見学ができるのは(しかも通訳付きですよ)、このアメリカ研修の大きな強みです。
普通の観光旅行では、ケガや病気で医療機関に行ったり、入院中の友人の見舞いに行くなどのことはあっても、実際の病院を説明をしていただきながら見学するなんてことはできませんので。
特に看護学部の学生たちによってはいい経験になったことと思います。
病院の見学を終え、キングストンの町でランチ兼自由行動としました。
僕はデリでRichardさんにツナバーガーをおごっていただきました。
少し時間がありましたので、Senate House Museumを見学しました。
ちなみに、9月11日でしたので、テロの犠牲者の追悼のため、Museum前の国旗が半旗になっていました。
Kingstonでのランチと散策を終え、ニューパルツに戻りました。
この日の夕方には、私たちのためのサヨナラパーティが予定されているので、その準備と翌日のニューヨークシティへの移動の荷造りのため、いったんホームステイ先に帰宅しました。
僕がホームステイをさせていただいたのは、芸術家夫妻のStuart & Helene Bigley夫妻宅でした。
Stuart BigleyさんとはStuartさんが1998年の来日訪問団員として新見(旧大佐町)を訪問されて以来の長いお付き合いです。
(Stuartさんとの交流は
「山内圭のブログ」Bigley検索結果をご覧ください。)
Stuartさんが以前館長を務められていたUnison Arts CenterのSculpture GardenをStuartさんによる作品解説のもと、見学させていただきました。
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(これは、Stuartさんの作品です。)
また、この空き時間に郵便局にも行き、昨年12月に亡くなられたAlfred Marksさんの蔵書の中から日本語で書かれたアメリカ文学関係の書籍を1箱分譲り受けたものを、発送しました。
(Alfred Marksさんとの交流については、
「山内圭のブログ」Alfred Marks検索結果をご覧ください。)
夕方、私たちのためのサヨナラパーティをReformed Churchで開催していただきました。
ニューパルツ・ヴィレッジのTim Rogers市長、Rebecca Rotzler副市長もご出席いただき、それぞれスピーチもいただきました。
Rebecca Rotzler副市長とは長い付き合いですので、今回は、僕が共著で以前出版した映画Rebeccaのスクリーンプレイ・シリーズ(
スクリーンプレイ・シリーズ『レベッカ』出版参照)をプレゼントさせていただきましたが、彼女のスピーチでは、そのことについても言及していただきました。
また、記念品もいただきました。
ちなみに、RebeccaさんについてはWikipediaにも立項されています(
Rebecca Rotzler)。
そして、おなじみのシンガーソングライターVickie Russellさんからの歌の披露もありました。
学生たちもそれぞれ感謝の気持ちをスピーチしました。
僕からも、14年前の今日の日のことにも触れながらの感謝のスピーチをさせていただきました。
とても暖かいサヨナラパーティでした。
今回もニューパルツの方々の多大なる協力のもと、このアメリカ研修旅行がとても充実したものとなりました。