山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

本日の新見英語サロンはありません(2017年1月31日)

2017-01-31 09:27:07 | 日記
現在、授業の他に、校務、入学試験、原稿執筆、学会誌編集作業等、多忙な日々を過ごしています。

本日、2017年1月31日(火)の新見英語サロンはありません。

また、新見英語サロンの予定は、しばらく組まれておりません。

次の予定が立ちましたら、またご連絡します。
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スタインベックの生き字引Carol Roblesさんを悼む―Carol and John Steinbeck

2017-01-29 23:18:05 | 日記
先日、日本ジョン・スタインベック協会のNewsletter No.61が発行される(2016年12月29日)で書いたように、この学会Newsletterのpp.5-7に「スタインベックの生き字引Carol Roblesさんを悼む―Carol and John Steinbeck」と題する、大変お世話になったCarol Roblesさんへの追悼文をこちらにも転載させていただきます。

スタインベックの生き字引Carol Roblesさんを悼む――Carol and John Steinbeck
                         山内 圭(新見公立大学)
 キャロル・ロブレス(Carol Robles)さんと最後にお会いしたのは、2016年5月8日(日)の午前9時頃、サリナス郊外からサンノゼ国際空港へ向かうMonterey Shuttleの乗り場に車で送っていただいた時でした。この乗り場は、私が宿泊していたサリナスのHoliday Inn Expressからやや離れた所にあるため、キャロルさんがホテルから送ってくださったのです。私は授業の関係で、この日はSteinbeck Festivalの最終日だったのにも関わらず、最終日は出席せずにサリナスを出発する必要がありました。キャロルさんは、既に始まっているFestival会場に行きたいところだったと思いますが、シャトルが来るまで私のために一緒に待っていてくれました。待ちながら、日本ジョン・スタインベック協会ではスタインベックの没後50年となる2018年に記念論文集を出版し、記念イベントを行いたいと伝えたところ、キャロルさんはぜひ出席したいと言われました。その時にはぜひ私の住む新見にも来てくださいとお誘いし、来てくれると言ってくれました。シャトルが来たので、では、今度は遅くとも2018年に日本で、できればそれより早くサリナスで会いましょうと言って、お礼とお別れのハグをしてシャトルに乗り込みました。どんなことにも最後があるのですが、2018年には日本でキャロルさんに会い、新見にもお招きするつもりでしたので、10月末に、彼女の訃報を聞いた時には、大きなショックを受けました。ただ、不幸中の幸いだったのは、彼女にお礼を述べてハグをして、結果的には最後となってしまったお別れができたことです。
 私がキャロルさんと初めてお会いしたのは、彼女が2004年5月に関西大学で開催された第28回日本ジョン・スタインベック学会とその懇親会だったと思います。この学会でキャロルさんは、“Steinbeck’s Early Years in California”と題する基調講演を行い、サリナスをはじめとするカリフォルニア州内のスタインベックゆかりの地や人物の写真を数多く見せていただきました。同じ学会で私も「一般アメリカ人のスタインベック作品の評価について」と題して研究発表をさせていただきました。実は私自身は、忘れてしまっていたのですが、この日のキャロルさんの基調講演の内容について私が質問をしたことをキャロルさんが覚えていてくださいました。
 次にキャロルさんにお会いしたのは、2010年8月のSteinbeck Festivalでした。この時には、私たち日本からの参加者一同、キャロルさんにはとてもお世話になりました。私たちが宿泊するホテルの部屋には、welcome giftが置かれ、スタインベック・センターへの送迎もしてくださり、また、キャロルさんが友人のDeniseさん運転の元、私たち日本からの研究者のためにサリナスとモンテレーの特別ツアーをしてくださったのです。これは、とても貴重で有意義な体験になりました。
スタインベック・ハウスにて(2010年8月6日)

キャロルさんは、サリナスの町の歴史全般に詳しいのですが、スタインベックのことは特に詳しく、まさにスタインベックについての生き字引と呼ぶのにふさわしい人だと思いました。私たちを送迎してくれたキャロルさんの車のライセンス・プレートは、なんとスタインベックの誕生日1902年2月27日にちなんだものになっていました。
(2010年8月)

この時のフェスティバルでは、日本でスタインベックをどのように教えているかということについて、中垣先生、大須賀先生と一緒にパネルディスカッションを行ったのですが、その内容もよかったと褒めてくださいました。ということで、キャロルさんをはじめとする方々のおかげで、とても有意義な時間を過ごすことができました。
ナショナル・スタインベック・センターで(2010年8月)

キャロルさんと親しくなる前もキャロルさんから送られてきたスタインベックについての情報は中山喜代市先生を通じて、あるいは本協会を通じて受け取っていましたが、親しくなってからは、直接メールにて様々な情報を送ってくれました。これらは研究上に本当に貴重な資料となり、例えば、Steinbeck Studies Vol.37に掲載されたDogging Steinbeck: Discovering America and Exposing The Truth About ‘Travels With Charley’についての書評を書く際、Carolさんが送ってくれた新聞記事が大変役立ちました。
 また、私たちが渡米する際も、サリナスの気候や移動方法など細かく心配してくださり、また、帰国後も訪問のお礼メールをいただいたり、お世話になった方々の連絡先を教えてくださったり、細やかな心遣いで私たちと交流してくださいました。上述の書評文中、キャロルさんのお名前に言及したことについてもお礼のメールをいただきました。また、2011年3月11日の東日本大震災の際には、早速、安否確認とお見舞いのメッセージもいただきました。
 2016年5月、大須賀先生と私がスタインベック・フェスティバルに参加することを決めると、キャロルさんは大変喜んでくれました。ナショナル・スタインベック・センターのディレクターのSusan Shillinglaw先生とともに、ホテルや移動手段の手配を進めてくださいました。今回はサリナスに2泊しかできませんでしたが、やはりキャロルさんには非常にお世話になりました。

ナショナル・スタインベック・センターで(Carol Roblesさんの名前入りのレンガは、キャロルさんの左手首付近にある, 2016年5月7日)

今回は、5月7日午後4時スタートのキャロルさん担当のHistoric Walking Tourに参加させていただきました。キャロルさんは、杖はついていたものの、とても元気にサリナスの町の案内をしてくれました。このツアーには、現在、スタインベックの新しい伝記を準備中の伝記作家William Souder氏も一緒に参加されました。キャロルさんの知識が、スタインベックの新しい伝記に生かされることになるだろうとわくわくする思いで説明を聞いていたことを覚えています。


Historic Walking Tourで説明をされるキャロルさん(2016年5月7日)

ツアー後は、スタインベック・ハウスにて夕食会でした。この時、キャロルさんは、友人のPeter Hossさんと同じテーブルにつかれ、私たちはその隣のテーブルで晩餐を楽しみました。

スタインベック・ハウスでの夕食会(2016年5月7日)

キャロルさんは、お亡くなりになる10月まで私たちにスタインベック情報を送り続けてくださいました。10月10日にエド・リケッツJr.とお会いになった写真を会った日の当日(日本では翌11日)に、送ってくださいました。そのことについての私からのお礼メールに対して、キャロルさんは、“Ed Jr. is 93 and in good health, but we need to enjoy him while we can. Carol”(2016年10月11日Carol Roblesさんからの私信メール)と書かれていました。キャロルさん、可能な間にエド・リケッツJr.とお会いになられて、本当によかったですね。どうか安らかにお休みください。

2010年のSteinbeck FestivalでCarolさんにお世話になったことについては、
サリナス訪問
August 5th
8月6日(金)

をご覧ください。


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the bullshitest / the bullshittest 「超最悪の」「史上最悪の」

2017-01-25 22:48:47 | 日記
今回は、教科書には出てこない、そしてふつうの授業では習わない単語を取り上げたいと思います。

あまり品のいい言葉ではないですが、これも社会で使われている英語文化の一端です。

何かがうまくいかなかったときなどに、英語では、Bullshit!などと言うことがあります。

この単語は、bull(雄牛)+shit(糞)から成り立っているわけですので、文字通り、「牛の糞」ということです。

昔、道に例えば牛の糞が落ちていて、気付かずにそれを踏んでしまった(その時代にはヒトは裸足で歩いていたかもしれない…)時に、きっと "Bullshit!"などと言ったのでしょうか。

また、この単語からbullを取って "shit"だけで使うことがありますが、その場合は、TVなどではピーという音が入ります。

つまり放送禁止用語です。

また、書く場合もsh*tなどと伏せ字を使うこともあります。

このような卑語を英語では、four-letter word(s)とも言います。

four-letter(4文字)のことが多いからです。

日本語(中国語)では、四文字熟語があり、その多くが、人間界に伝わる知恵などを後世に伝えるという尊いものです。

同じ4文字でも、言語変われば意味合いも変わってきます。

そのbullshit、通常は、間投詞、名詞、形容詞または動詞などとして使われます。

形容詞ということは、理論上は比較級、最上級もあるわけです。

ということで、(the) bullshitest / bullshittest という語をインターネット上で検索してみました。

なんと、何例かが見つかりました。

bullshitあるいはshitと言うスペリングは規則上は、短母音+子音字で終わっていますので、子音字"t"を重ねてbullshittestとするのがルールです。

でも検索をするとbullshit test(くだらないテスト)という表現が何例か、見られました。

興味がある人は、是非、インターネットの検索サイトでこの語を検索してみてください。

「超最悪の」動画とか「超最悪の」アニメなど、いろんなものが見つかって面白いですよ。
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福山市での進学相談会に参加(2017年1月23日)

2017-01-24 01:09:55 | 日記
2017年1月23日(月)、福山商工会議所において開催された株式会社昭栄出版様主催の進学相談会に参加させていただきました。

今年初めての進学ガイダンス参加でした。


(こののぼりでわかるでしょうか、今日の福山は風が強く吹いていました)

昨年度のこの時期に開催された同会場での相談会にも参加させていただきましたが、大雪でしたので、車で行くのをあきらめ、電車で行きました。

今年も県北部ではかなり雪が降っていましたが、今回は車で行きました。

通常、福山に行く際は、東城に出てから南下するのですが、今日は安全第一で、高梁から成羽、井原を経由して福山に出ました。

今日、本学デスクに来てくれた高校生の皆さん、ぜひ、夏のオープンキャンパスに来てくれるといいと思います。


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オバマ前大統領についての記事

2017-01-24 00:57:21 | 日記
017年1月、トランプ大統領がアメリカの第45代大統領に就任しました。

このブログは、2009年7月に開始していますので、ブログを開設してから初めての米大統領の交代です。

大したことを書いたわけではありませんが、このブログでのオバマ大統領について書いた記事は、以下で見ることができます。

山内圭のブログ「オバマ」検索結果
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My concern about American society

2017-01-24 00:49:42 | 日記
A few days have passed since the inauguration of the US President Trump.

There have been marches against him not only all over America, but in foreign countries as well.

I am anxious about American society now.

I know how people think of President Trump, but he has been elected in a democratic way not in a dictatorial way.

I also know from reading and listening that marches and protests have changed society in the US history, like Marches on Washington D.C. in 1960s did.

Anyway, I am curiously watching, hearing and reading how the things are going in the US.

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福山商工会議所において開催される進学ガイダンスに新見公立大学・短期大学参加します(2017年1月23日)

2017-01-22 22:42:41 | 日記
2017年1月23日(月)、16:00~18:00 広島県福山市の福山商工会議所において開催される進学ガイダンスに新見公立大学・新見公立短期大学も参加します。

お近くにお住まいの本学への進学を考えている皆様、どうぞご参加ください。

センター試験が終わり、進学先を考えている3年生や既卒生の皆様も歓迎いたします。
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本日、新見英語サロンの開催はありません(2017年1月17日)

2017-01-17 11:23:04 | 日記
本日、2017年1月17日、火曜日ですが、新見英語サロンの開催はありません。

次回は、今週金曜日、1月20日に開催される、新見市国際交流協会英語講座の打ち上げ会兼ALT交流会(18時30分より、金谷の新見市健康福祉センター)との合同開催が第302回新見英語サロンとなります。

この会には申し込みが必要となりますので、参加希望者は、お早めに申し出てください。
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本日第301回新見英語サロン開催です(2017年1月13日)

2017-01-13 10:24:48 | 日記
本日、2017年1月13日(金)、第301回新見英語サロンを開催します。

ゲストは、ニュージーランド出身元ALTのJudith Mikamiさんです。

会場は、いつもとは異なり、新見公立大学・短期大学の学生会館2階の多目的ホールです。

時間も異なり、18時より(19時頃まで)開催です。

We have Niimi English Salon session #301 this evening.

Today's speaker is Judith Mikami, a former ALT (AET) from New Zealand.

The session is at Gakusei Kaikan (Students' Union Building) of Niimi College.

Her presentation starts at 6 pm.

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第297回新見英語サロン(新見市国際交流協会英語講座第8回)開催報告(2016年11月22日)

2017-01-10 23:52:33 | 日記
なかなか時間が取れず、ブログ記事の投稿が滞っています。

2016年11月22日(火)、第297回新見英語サロン(兼新見市国際交流協会英語講座第8回)を新見市学術交流センターにて開催しました。

まずは、新見市のカナダの姉妹都市シドニータウンを含めたブリティッシュコロンビア州を訪問された受講者のお一人羽場議員さんがカナダ訪問の報告をしてくださいました。



今回は、教科書Chapter 12 Sedona: Harmony with Natureを扱いました。

Tim&Tomoのご夫妻が、以前Sedonaを訪問した時のことを写真も交えて報告してくれました。





その後、アメリカのコロラド州ご出身のALTエイドリアンさんからも、コロラド州周辺の大自然についての報告をやはり写真つきで報告してもらいました。



そして、「自然(Nature)」をトピックとして英語での会話を楽しみました。
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本日の新見英語サロンの開催はありません(2017年1月10日)

2017-01-10 13:19:57 | 日記
本日(2017年1月10日)は、火曜日ですが、新見英語サロンの開催はありません。

今年の第1回は、第301回新見英語サロンのお知らせ(2017年1月13日)にも書きました通り、今週金曜日、1月13日となります。

18時から学生会館2階多目的ホールでの開催で、元ALTのJudith Mikamiさんを招いての開催です。

現ALTの方々も興味を示してくれ、何人か参加してくれるようです。

お楽しみに!
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日本ジョン・スタインベック協会のNewsletter No.61が発行される(2016年12月29日)

2017-01-08 01:20:37 | 日記
日本ジョン・スタインベック協会のNewsletter No.61が、2016年12月29日に発行され、届けられました。

今号には、
「スタインベックの生き字引Carol Roblesさんを悼む―Carol and John Steinbeck」(pp.5-7)

「国際学会&スタインベック・フェスティバル参加記(2016年5月)」(pp.7-13)

「【劇評】関西芸術座 第107回公演『ハツカネズミと人間』」(pp.13-15)

の3つの記事を掲載していただきました。

これらの記事については、後日、こちらにも転載したいと思います。

以前の日本ジョン・スタインベック協会のNewsletterについては、日本ジョン・スタインベック協会Newsletter No.59発行される(2015年12月26日)をご覧ください。
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第301回新見英語サロンのお知らせ(2017年1月13日)

2017-01-06 16:51:51 | 日記
2017年が明けました。おめでとうございます。

今年も新見英語サロン、地道に開催し続けたいと思います。

今年の第1回の企画は、来週1月13日(金)です。

ニュージーランド出身で元ALTのJudith Mikamiさんをお迎えし開催予定です。

Judithさん、ALT以外にも様々な経験をお持ちです。

今回は、現在のお仕事についてお話をしてくださる予定です。

いつもと異なり、18:00からとなり、会場はキャンパス内の学生会館2階の多目的ルームとなります。

お楽しみに!

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明けましておめでとうございます(2017年)

2017-01-01 01:18:40 | 日記
2017年になりました。

明けましておめでとうございます。

今年も一年、よろしくお願いします。
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