3月21日(木)、メルボルンのガーデンベール小学校(Gardenvale Primary School)を訪問させていただき、日本語クラスに参加させてもらいました。
ビクトリア州の小学校では、外国語教育として日本語、中国語、インドネシア語等から学校で決めた言語を学習するようですが、このガーデンベール小学校では、日本語教育が行われています。
担当するケイト先生は、神奈川県の相模原市で2年間ALTとして教えていた経験をお持ちで、日本語や日本文化に造詣が深く、授業で話される日本語も、日本語クラスが行われる日本語教室も完璧でした。
また、同校では、日本への訪問も行っていて、この日は前日に日本から帰国したばかりだったそうです。
日本訪問団は日本各地を訪問し、その中で広島と鳥取を訪問されたそうですが、その途中に岡山を通ったということでした。
豪の小学生が来県 鳥取ガス「サルーテ」で交流(日本海新聞2013年03月17日)
Gardenvale Primary Schoolのウェブサイトはこちらです。
Gardenvale Primary School
また、同校の日本ツアーの日程は、
Japan Tour 2013にあります。
同校では、4月にツアーを実施することもあるようで、3月中でしたら本学の授業がないので、受け入れは難しいですが、4月でしたら授業があるので受け入れも可能であることをお伝えしました。
これが、同校の入り口前です。
日本語教室の日本語環境も素晴らしかったです。
まずは、入り口にげたばこがあり、靴を脱いで入室します。
ひらがな表や日本地図ももちろんあります。
千羽鶴もあり日本語書籍も充実しています。
その他、教室には日本のものがあふれています。
また、校庭にはなんと鳥居もありました。
ケイト先生は、子どもたちが日本語に興味を持って取り組むことができるよう、さまざまなツールを用いて楽しく勉強しています。
日本の子どもたちにも流行ったアルゴリズム体操も取り入れていました。
またiPadを活用し、子どもたちが興味を持って日本語に取り組むようにもしていました。
このiPadの使用については、ケイト先生が申請し補助金を獲得して実践している先駆的な取り組みとのことでした。
学生たちもグループに入れてもらい、日本語学習ソフトを使っての日本語学習のお手伝いをさせてもらいました。
ぼくもひらがなを書くソフトを体験させてもらいました。
ひらがなの「お」を書いたのですが、なんと「、」を忘れてしまったので、93点でした。
今度は、僕の名前「きよし」に出てくる「き」を書いたところ100点満点が取れました。
学校案内もしていただき、他のクラスの参観もさせてもらったり、モーニングティーでは職員室でお茶やおかしなどをいただき、歓迎していただきました。