山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

Day 5 of 10 days of favourite travel images (New Paltz, New York, USA)

2020-05-28 20:51:39 | 旅行
Day 5
On Facebook, I was nominated by Dave Collymore for 10 days of favourite travel images.

According to the rule, I am supposed to choose an image from my travel photos that has had an impact on me, post without an explanation and nominate somebody to take the challenge everyday for 10 days.

But I would like to change the rule a little bit because I don't want to force anybody to take over, so my local rule is "10 travel photos, 0 nominations, 0 explanations, everyday for 10 days on Facebook".

I don't put any explanation on Facebook, but I explain the photo here on my blog instead.

The picture of Day 5 is:



This is a sunset of Mt. Mohonk taken from New Paltz Village.

Yes, I have written a lot about New Paltz in this blog, and it is a sister city to Niimi City where I live.

I have been involved in this sister city relationship since its incipiency, and thanks to that, I am enjoying a lot of friendship not only with people in New Paltz but with those in Niimi as well.

I have visited New Paltz about 20 times now since my first visit in 1999.

Of course we cannot visit each other in this COVID-19 situation now, so we recently have had a zoom meeting between the sister cities.

I used the Mohonk sunset photo as my background.





I will show some photos of Mohonk Mountain House:







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#ブックカバーチャレンジ Round 2 第2日目 和巻耿介著『評伝 新居 格』(文治堂書店, 1991)

2020-05-24 12:20:08 | 日記
#BookCoverChallenge Round 2,
Day 2
Facebookで元同僚のJunko Kakeyaさんからブックカバーチャレンジのバトンを受けました。

国際的な本を紹介してほしいとのリクエストですので、チャレンジ第2ラウンドですが、今回はその線で選んでいきます。

Facebookではブックカバーの写真だけ上げていますが、こちらではその本について少し書きたいと思います。


和巻耿介著『評伝 新居 格』(文治堂書店, 1991)


知る人ぞ知る、ジョン・スタインベックの『怒りの葡萄』(The Grapes of Wrath, 1939)の本邦初訳者である新居 格氏の評伝です。


これは、新居氏翻訳版の上下巻のうちの下巻ですが、先日、ネット上でようやく念願の上巻を見つけ、購入することができました。

新居 格氏は、新見公立短期大学の元学長の新居志郎先生の伯父様にあたる方でもあり、昨年度の第43回日本ジョン・スタインベック学会全国大会において新居志郎先生に伯父様の新居 格氏について講演いただく準備のため、読ませていただきました。

第43回日本ジョン・スタインベック学会開催(2019年5月24日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

新居 格氏は、1888(明治21)年に徳島県で生まれ、1951(昭和26)年に63歳で亡くなられます。

アナーキストとして知られますが、思想家として様々な著作があり、杉並区長も務められました。

幅広い分野の雑誌にも論考や論文などが掲載されています。



新居志郎先生によると、新居 格氏は、英語の勉強もかなり独学でこなしたそうです。

想像するに、当時入手できる洋書をいろいろと読み漁ったのだと思われます。

現在、新居格著作集のようにまとまったものがまだ出ていないのが残念ですが、いつか全集のようなものが出版されることを期待します。

ちなみに、スタインベックの『怒りのぶどう』については、ブックカバーチャレンジのRound 1にて紹介しました。

#ブックカバーチャレンジ第6日目 John Steinbeck著The Grapes of Wrath(1939)(『怒りのぶどう』) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
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#ブックカバーチャレンジ Round 2 第1日目 高梨健吉著『総解英文法』(美誠社, 1970)

2020-05-23 21:30:30 | 日記
#BookCoverChallenge Round 2,
Day 1
Facebookで元同僚のJunko Kakeyaさんからブックカバーチャレンジのバトンを受けました。

国際的な本を紹介してほしいとのリクエストですので、チャレンジ第2ラウンドですが、今回はその線で選んでいきます。

Facebookではブックカバーの写真だけ上げていますが、こちらではその本について少し書きたいと思います。

高梨健吉著『総解英文法』(美誠社, 1970) *僕が持っているのは1982年版


純日本生まれで日本育ちの僕が英語を使って国際的に活動できるのは、まがりなりにも英語力のおかげです。

英語が自分の母語(あるいはそれに近い状態)である場合には、文法的な知識や体系などがなくても自然に英語を身につけていくことができますが、ひと年とってから英語を学ぶ場合は、どうしても文法の知識とその応用が必要です。

(日本人は文法ばかり気にしているからなかなか話せないという批判もよく聞きます。文法など気にせず単語やフレーズやフィーリングでも同じ人間ある程度通じるというのは事実です。が、ここで言いたいのは、そのレベルを超えた部分で、読み書きを含みより正確な英語でコミュニケーションを図ることを目指すことを念頭に置いて書いています。)

これは、実は、高校時代の指定参考書でした。

高校時代は、この本と同じ美誠社のやはり高梨健吉先生著の『英語の構文150』が指定参考書でした。

そして、『英語の構文150』(我々は「構文150」と呼んでいた)からは範囲が決められ、例文を覚えるように言われ、その小テストがたびたびありました。

高校時代は、まわりの級友たちがとてもレベルが高かったので僕は決して英語ができるほうではありませんでしたが、それでも一応好きだった英語をこれらの2冊の参考書、定期的に与えられるサイドリーダー(やさしい英語で書かれた英語の本が指定されて読んでおくように言われる。授業では扱わないが、試験にはそれも含まれることもあったまたはそのサイドリーダーの試験もあった)、そしてもちろん教科書などを必死に勉強したことが、多分、今の僕の英語力の基礎になっているのです。

大学で英語を教えている今でも、この文法書は書棚にあり、時々、調べるときに使わせてもらっています。

大学教員となり、日本英学史学会という学会に入り、学会会場で高梨健吉先生をお見かけしたことがあります。

『総解英文法』の高梨先生だ!と思いましたが、先生は休み時間にも何かのお仕事を黙々とこなされていて、残念ながら話しかけに行くことはできませんでした。

これからも大切にしていきたい一冊です。

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Day 4 of 10 days of favourite travel images (Hong Kong)

2020-05-12 22:49:58 | 業績リスト
Day 4
On Facebook, I was nominated by Dave Collymore for 10 days of favourite travel images.

According to the rule, I am supposed to choose an image from my travel photos that has had an impact on me, post without an explanation and nominate somebody to take the challenge everyday for 10 days.

But I would like to change the rule a little bit because I don't want to force anybody to take over, so my local rule is "10 travel photos, 0 nominations, 0 explanations, everyday for 10 days on Facebook".

I don't put any explanation on Facebook, but I explain the photo here on my blog instead.

The picture of Day 4 is:



This photo is from our honeymoon trip in 2003.

We stayed in Hong Kong for three days before we spent a week in Melbourne, Australia.

SARS epidemic happened just after our honeymoon trip, so the fellow passengers in the flight back from Hong Kong to Kansai were interviewed by a TV broadcaster.

After we came home, traveling to Hong Kong was banned, so we were lucky because we barely made it back home.

This photo reminds me of a Hong Kong movie titled Comrades, Almost A Love Story(1996), which featured Teresa Teng's songs.

After this visit in 2003, I only changed flights in Hong Kong Airport or just had a layover, but I have not had chances to really visit Hong Kong.

Maybe we would visit there for our next family trip...
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Day 3 of 10 days of favourite travel images (Honolulu, Hawaii, USA)

2020-05-11 19:31:08 | 旅行
Day 3
On Facebook, I was nominated by Dave Collymore for 10 days of favourite travel images.

According to the rule, I am supposed to choose an image from my travel photos that has had an impact on me, post without an explanation and nominate somebody to take the challenge everyday for 10 days.

But I would like to change the rule a little bit because I don't want to force anybody to take over, so my local rule is "10 travel photos, 0 nominations, 0 explanations, everyday for 10 days on Facebook".

I don't put any explanation on Facebook, but I explain the photo here on my blog instead.

The picture of Day 3 is:



This picture was taken when we had a family trip to Honolulu, Hawaii in August 2011.

This was our first family trip overseas.

As our son was a small boy then, our trip should be kid-friendly.

But still, we had a wonderful time.

Can you see a rainbow in the above photo?

A rainbow is a symbol of Hawaii.

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#ブックカバーチャレンジ第7日目 遠藤 允著『パサデナ物語―姉妹都市交流を深めた秦野市民』(新声社, 1987)

2020-05-11 18:06:22 | 日記
#ブックカバーチャレンジ第7日目
いよいよ最終日となりました。

昨日、僕の専門分野の一つ、ジョン・スタインベックの書を紹介しましたが、今日はもう一つの専門分野「国際姉妹都市交流」に関わる書を紹介させていただきます。

これまで、自分の住む新見市(旧大佐町)の姉妹都市交流(アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューパルツ・ヴィレッジおよびカナダ ブリティシュコロンビア州シドニータウン)に関わりながら、研究分野として国際姉妹都市交流を掲げてきています。

いろいろな自治体の姉妹都市交流の報告書などについても読ませてもらっていますが、その中でも一番感動的だったのがこの書、遠藤 允著『パサデナ物語―姉妹都市交流を深めた秦野市民』(新声社, 1987)です。



今は絶版になっているようですが、古本での流通はあるようです。

これを読むと、自分が国際姉妹都市交流に関わり、姉妹都市の方々との交流の中で感じる様々な感動がよみがえってきます。

姉妹都市の人とではなくても外国人との感動的な交流はできます。

しかし、この姉妹都市という人為的な仕掛けによりより多くの人にその機会を得るチャンスが生まれてくるのだと考えています。

私のこれまでの国際姉妹都市交流に関する活動については、このブログの検索で「姉妹都市」「ニューパルツ」「シドニー」などの語を入れて見てください。

さて、これでこの度お話をいただいたブックカバーチャレンジは終わりにしたいと思います。

これからも折に触れて読書案内は行っていくつもりです。

よろしければまたお付き合いください。


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#ブックカバーチャレンジ第6日目 John Steinbeck著The Grapes of Wrath(1939)(『怒りのぶどう』)

2020-05-10 23:14:02 | 日記
#ブックカバーチャレンジ第6日目

毎日書いているこのチャレンジも6日目となりました。

この辺りで、僕の専門であるJohn Steinbeckを紹介させていただきます。

日本ジョン・スタインベック協会の会長を務めさせていただいている立場からもスタインベック文学のさらなる普及のためにも彼の代表作The Grapes of Wrath(1939)を紹介させていただきます。



最初、このチャレンジを受けた時にはスタインベック作品を7つ選んで一日ずつ紹介させてもらおうかとも思ったのですが、それではあまりにも面白くないでしょうから、彼の作品はこの1冊にとどめました。

立場上、スタインベックの作品でどれが一番お薦めですかと尋ねられることもあるのですが、『赤い小馬』だったり『チャーリーとの旅』だったり『エデンの東』だったり、自分の中でもどれが一番とは決めにくいながらも、自分にとって大切な一冊は、やはりこのThe Grapes of Wrathでしょう。

昨日、『トム・ソーヤーの冒険』の記事で書いたように、大学3年生の時にホストファミリーのバロウズさんにモンテレーに連れて行っていただいた僕は、その時までにはスタインベックの作品はESSのBook Review活動の課題図書になったPearl(『真珠』)しか読んだことがなかったのですが、大学院に入り、テーマを決める際、スタインベックについて研究してみようと決めました。

それから、まず、この作品を辞書と注釈書と翻訳を参照して、メモを取りながら読み進めました。

作品中には、のろのろ歩くカメが象徴的に出てくるのですが、そのカメのような速度で、でも、とにかく自分なりの力を総動員してこの書と格闘し、読み切ることができました。

修士論文も書き直しなどあり苦労はしましたが(英語専攻なので英語で書かなければならないのです)、何とか仕上げることができました。

実はこのペーパーバック版、背中が割れたり、ページが取れかけたりして(もう1冊あるViking版も同じようにボロボロ)、再読する際には細心の注意を払う必要があるのですが、それでも実際に大学院生の頃に読み切った、そして、いろいろな書き込みがしてあるこの本にとても愛着があります。

『怒りのぶどう』については、以下の記事にも書いています。

よろしければ合わせてお読みください。
私の推薦図書(2015年度) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
The Grapes of Wrath(『怒りのぶどう』)出版75周年 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
読書案内:ジョン・スタインベック(John Steinbeck) 『怒りのぶどう』 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
第43回日本ジョン・スタインベック学会開催(2019年5月24日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)


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Day 2 of 10 days of favourite travel images (Taipei, Taiwan)

2020-05-10 21:49:15 | 旅行
Day 2
On Facebook, I was nominated by Dave Collymore for 10 days of favourite travel images.

According to the rule, I am supposed to choose an image from my travel photos that has had an impact on me, post without an explanation and nominate somebody to take the challenge everyday for 10 days.

But I would like to change the rule a little bit because I don't want to force anybody to take over, so my local rule is "10 travel photos, 0 nominations, 0 explanations, everyday for 10 days on Facebook".

I don't put any explanation on Facebook, but I explain the photo here on my blog instead.

The picture of Day 2 is:



This is the view from the observatory floor of Taipei 101.

We had a family trip to Taiwan in August 2014.

We stayed in Taipei, went around there, saw my friend and friends of hers, went over to Kyufun.

And we ate a lot!!

It was only a 5-day trip, but we had a very good time.

If you want to read my travel log (in Japanese), you can go to:
台湾家族旅行第1日目(2014年8月24日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
台湾家族旅行2日目(2014年8月25日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
台湾家族旅行3日目(2014年8月26日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
台湾家族旅行4日目(2014年8月27日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
台湾家族旅行5日目(2014年8月28日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

I'm terribly sorry about this, but you cannot see the photos of the Days 3-5 because I stored them in my blog site of Niimi College, which is closed now.
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Day 1 of 10 days of favourite travel images (Siem Reap, Cambodia)

2020-05-09 17:29:41 | 旅行
Day1
On Facebook, I was nominated by Dave Collymore for 10 days of favourite travel images.

According to the rule, I am supposed to choose an image from my travel photos that has had an impact on me, post without an explanation and nominate somebody to take the challenge everyday for 10 days.

But I would like to change the rule a little bit because I don't want to force anybody to take over, so my local rule is "10 travel photos, 0 nominations, 0 explanations, everyday for 10 days on Facebook".

I don't put any explanation on Facebook, but I explain the photo here on my blog instead.

The picture of Day 1 is:



This was taken at Angkor Wat.

I needed to take over the escorting position for Cambodia Study Tour of Niimi University a few years ago.

I had escorted English-speaking Australian and American Study Tours many times, but escorting Cambodia Study Tours is different in terms of language.

Although we had a group food poisoning infection in the tour of January 2019, we really had a wonderful experience.

I would like to visit Cambodia not as a tour escort but as a tourist one day in the future!

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#ブックカバーチャレンジ第5日目 吉川英治著『宮本武蔵』(講談社文庫)

2020-05-09 16:37:35 | 日記
#ブックカバーチャレンジ第5日目

今日紹介するのは吉川英治作『宮本武蔵』です。

『宮本武蔵』との出会いは僕が浪人生時代に見た役所広司さんが武蔵役を演じ古手川祐子さんがお通を演じたNHKの『宮本武蔵』のドラマ。

僕は浜北市(現浜松市浜北区)の実家から自転車と電車で2時間かけて愛知県豊橋市にある河合塾豊橋校に通っていました。

一日の最後の授業が確か18時頃に終わり、家に着くのが大体20時頃、ちょうど20時から放送されていたこのドラマを見ることになりました。

吉川英治の『宮本武蔵』は父親の書棚にもずっとあったのですが、あまり魅かれることもなく読む機会はありませんでしたが、このドラマを見て、当時自分が受験浪人という立場で浪人宮本武蔵に感情移入したことも多少あったこともあったかもしれませんが、剣の道を究める宮本武蔵の生き方に本当に憧れました。

宮本武蔵が、佐々木小次郎との巌流島の決戦に挑む前の既に亡くなった人たちも含めて武蔵を送り出す宴をしてくれるシーンは、自分が大学受験に臨む時にもそのシーンを自分に重ね合わせながら本当に力をもらいました。

そして、今でもこの話は国家試験に臨む前の学生たちに話したりもしています。

看護学部の学生、国家試験頑張れ! - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

そして無事大学入試に(今度は)合格し、新生活を始めたころ、古本屋で『宮本武蔵』全6巻を見つけ、購入しました。



常に持ち歩き、大学の空き時間や、バイトへの行き帰りの電車の車中などの時間で読み進め、当時、「英語道」を究めるつもりであった自分と剣の道を究める武蔵を重ね合わせていました。

何年か後に宮本武蔵の出身地の近く岡山県北部の新見女子短期大学(当時)に職を得、住むことになるとは全く思ってもみませんでした。
*武蔵には現在の姫路市付近出身説もありますが…。

新見に住むようになり、ぜひ宮本武蔵ゆかりの地に行ってみようと思い、大原町にも行ってみました。



河合塾での浪人時代については、
私と河合塾 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
をご覧ください。

また、昨年父が亡くなり、父の蔵書の『宮本武蔵』もその他の吉川英治作品とともに僕が引き取っています。







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#ブックカバーチャレンジ第4日目『トム・ソーヤーの冒険』(マーク・トウェイン著)

2020-05-08 22:25:09 | 日記
#ブックカバーチャレンジ第4日目

今日紹介する本もまだまだ子ども時代に読んだ本。

マーク・トウェイン(Mark Twain)の『トム・ソーヤーの冒険』((斎藤正二訳, 角川文庫, 1964初版, 1975)(The Adventures of Tom Sawyer, 原作は1876年出版)です。



この書については、以前も短い記事をこのブログ内で書きました。

『トム・ソーヤーの冒険』 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

僕が初めて本格的に触れたアメリカ文学の作品になったと思います。

日曜日の夜7時30分から放送されていたハウス劇場…

まで書きかけて一体この作品が何年に放送されていたかをWikipediaで調べたら、1980年とありました。

以前の記事では、僕はこの本を読んで小学6年生で読書感想文を書いたとなっていて、この本を読むきっかけがテレビで放送されていたアニメの『トム・ソーヤーの冒険』と書きましたが、時間軸的に合いません。

年を取ってくるというのは、こういうことですね。

その時に書いた感想文がどこかにあるはずなので、それを探し出せば謎は解けますが、またはっきりしたら追加します。

いずれにせよ、翻訳ではありますが、僕が初めて本格的に触れたアメリカ文学の作品。

この作品を読んで、アメリカという国に大いに夢を抱いたことに間違いはありません。

大学では、卒業論文のテーマを決める3年生の時にちょうどマーク・トウェインの研究もされている丹治陽子先生が赴任されてきたことも手伝い、丹治先生に指導していただき、マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』について卒業論文を書きました。

大学3年生の3月に参加したカリフォルニア州のサンノゼでの語学研修のホームステイ先のバロウズ夫妻に、僕はマーク・トウェインで卒業論文を書きますというようなことを言ったら、記念にトウェインのRoughing Itのペーパーバックを帰国時にくださいましたが、滞在中にマーク・トウェインもいいけど、ジョン・スタインベックもいいよとスタインベックのゆかりの地モンテレーに連れて行ってくださり、スタインベックの話をしてくれたことで、大学院ではスタインベックを研究することとなり、スタインベック研究者としての現在に至っています。

John Steinbeck生誕110周年記念 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

ヘミングウェイは、『アフリカの緑の丘』で、すべてのアメリカ文学は『ハックルベリー・フィンの冒険』に起源を発するということを書いていますが、僕の場合は、自分がアメリカ文学を研究する起源は『トム・ソーヤーの冒険』にあります。



残念ながらこの作品の舞台になったミシシッピ川沿いの町ハンニバルにはまだ行ったことがありません。

いつか必ず行ってみたいと思っています!

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#ブックカバーチャレンジ第3日目『クワガタクワジ物語』(中島みち著, 筑摩書房, 1974)

2020-05-07 21:41:30 | 日記
#ブックカバーチャレンジ第3日目です。

第1日目、第2日目と似たようなテーマの本ですみません。

でも、自分の読書歴を振り返ってみると、どうしても原点に戻ってしまい、子ども時代に読んだ本を紹介したくなるものなのです。



3冊目の中島みち著『クワガタクワジ物語』(筑摩書房 1974)は少年太郎がコクワガタを飼う話。

1975(昭和50)年8月26日に母親が買ってくれた本です。

買った日付と僕の氏名が母親の字で本に書かれています。

日付からして、夏休みの読書感想文用に買った本だったかもしれません。

推薦図書に選ばれていたのかなと思います。

この主人公太郎君はカブトムシやクワガタが大好きで、まさに圭少年と同じ。

とてもワクワクしながら読んだことを覚えています。

この本を読んでコクワガタが越冬できることを知りました。

自分でも家の近くの森に毎日のように出かけてカブトムシやクワガタを捕まえに行っていた僕にとっては、

岸田 功著『カブトムシ』(科学のアルバム9)(あかね書房, 1973)とともにバイブルのような本でした。

昆虫好きは息子にはそれほど遺伝はしませんでしたが、それでも息子が幼い頃には、カブトムシやクワガタを捕まえ、飼育し、コクワガタを越冬させ、楽しんでいました。

少し早いお目覚め - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)


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#ブックカバーチャレンジ第2日目『身辺動物記』(小林清之介著, あすなろ書房, 1975)

2020-05-06 15:19:48 | 日記
#ブックカバーチャレンジ第2日目です。

今日、5月6日は昨年の6月に87歳で亡くなった父親の誕生日、生きていてくれたら88歳の米寿の誕生日でした。

まあ、現在のコロナの影響でお祝いの会などはできなかったかと思います。

ということで、今日は僕が子どもの頃に父親が紹介してくれた本を選びました。

それが、この小林清之介著『身辺動物記』(あすなろ書房, 1975)です。



これは、多分僕が小学6年生くらいの頃、この本よかったから読んでみろと父親から渡された本です。

昨日紹介したファーブル昆虫記に通じるところがあるのですが、この本にも自分の「身辺」に住む生き物を観察する著者の姿が描かれ、僕自身も自分の身の回りの生き物観察にさらに熱心になったという記憶があります。

勤務する新見公立大学では、毎年教員が学生に推薦する図書を推薦文とともに紹介することをしていますが、この書は今年の推薦書の一冊に以下の文章とともに挙げたものです。


『身辺動物記』(あすなろ書房)
小林清之介

 昨年6月に亡くなった読書好きの父が、私が子どもの頃薦めてくれたうちのこの一冊を父の蔵書整理をしていて見つけました。再読するととても懐かしく、この書を読んで我が家の庭に鳥たちが来てくれるようにエサ台を作りご飯粒などを置き、スズメなどが来るのを観察したことなどの思い出がよみがえってきました。父のほうでは、自分が薦めた本によって息子が鳥の観察をするようになったことを観察していたんだろうと思います。


ということで、今日は思い出の一冊を紹介しました。







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#ブックカバーチャレンジ第1日目『ファーブル昆虫記』

2020-05-05 19:59:37 | 日記
Facebookでブックカバーチャレンジのバトンを受けました。

SNS上では、ほんの解説や説明は不要で本の表紙の写真だけ上げればいいようなのですが、本好きとしてはやはりある程度は説明をしたいところなので、説明はこちらのブログ上でさせてもらうことにしました。

さて、第1日目は、アンリ・ファーブルの『ファーブル昆虫記』です。



この本は僕が小学校時代に読んだ本ではなく、息子が小学生の時に買った本のカバーです。

伯母から「虫ちょん博士」とあだ名をつけられるくらい、僕は虫が好きだったのですが、子どもの頃に買ってもらった小学館の図鑑は虫の巻だけぼろぼろになりました。

科学漫画なども昆虫関係のものを買ってもらったり、近所にカブトムシやクワガタを採りに行って飼育したり、アリの観察をしたり、そのまま成長したら昆虫学者になっていたほどでした。

そんな僕が小学校時代に学校の図書室で借りてきてはまったのがファーブル昆虫記。

多分5~6冊に分かれていたと思いますが、それらからいろいろと影響を受けました。

中学校でも昆虫観察の自由研究を行ったり、今でもこのブログで昆虫関係の記事が多いのは、実は、ファーブル昆虫記の影響がきっと大きいのです。

昆虫についての記事は例えば、
カマキリとバッタの変色についての一考察 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

ヒアリは英語でfire ant(s)といいます - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

100歳おめでとう! - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

などもよろしければご覧ください。



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山内農園耕地面積拡大中

2020-05-03 22:32:56 | 日記
この春は、新型コロナウイルスの影響で週末の予定もほぼ入らず、いつもの年よりも時間的余裕があるので、山内農園の耕地面積を拡大することにしました。

もちろん「山内農園」とはいえ、とても小さな家庭農園ですので、「耕地面積拡大」と大げさに書いたところで、大したことではないのですが、結構、石が多い土地なので、かなりの作業量となります。





このスコップは、去年亡くなった父が土木建設業の現役時代に使っていたもの。

元々農業用ではないですが、この石の多い土地での作業にはぴったりです。



外出自粛により運動不足になりがちですが、運動不足解消にもちょうどいい作業です。

山内農園については、しばらく記事にしていませんでしたが、前回の山内農園の記事については、
畑の水やりに思う - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
をご覧ください。


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