毎年、文化の日を中心とする2週間は、全国的に読書週間。
今は、スマホやインターネットやゲームやテレビなどにとられてしまう時間が多い時代ですが、読書は長年人間の知的好奇心を満たしてきたとても魅力的で有意義な活動です。
僕自身も、仕事柄パソコンに向かう時間も多い上、スマホもテレビも新聞にもかなりの時間を費やしますので、読書時間の確保は永遠の課題ではありますが、本を読みたい気持ちはいつでも持っています。
本を読むきっかけにはいろいろなものがあります。
その中でも、他人からの紹介である本に興味を持つことが自分自身多いような気がします。
ということで、授業の講義ノートでもこのブログでも細々と読書案内をやっているわけですが、自分が紹介した本を読んでくれたという声を時々聞くと、とても嬉しい気持ちになります。
ということで、これまでに公式ブログで書いた読書案内の記事を再紹介させていただきますので(↓)、もし興味がありましたらどうぞ。
(大体はこのブログにも掲載していますが、大学の公式ブログだとカテゴリー別にアーカイブ記事を表示できるので)
「山内 圭研究室だより」‘読書案内’ カテゴリーのアーカイブ
「山内 圭研究室だより」‘読書案内(感想書き込み自由)’ カテゴリーのアーカイブ
(以前は、「感想書き込み自由」としていましたが、迷惑コメントが多かったため、現在はコメントは受け付けていません。あしからず。)
今は、スマホやインターネットやゲームやテレビなどにとられてしまう時間が多い時代ですが、読書は長年人間の知的好奇心を満たしてきたとても魅力的で有意義な活動です。
僕自身も、仕事柄パソコンに向かう時間も多い上、スマホもテレビも新聞にもかなりの時間を費やしますので、読書時間の確保は永遠の課題ではありますが、本を読みたい気持ちはいつでも持っています。
本を読むきっかけにはいろいろなものがあります。
その中でも、他人からの紹介である本に興味を持つことが自分自身多いような気がします。
ということで、授業の講義ノートでもこのブログでも細々と読書案内をやっているわけですが、自分が紹介した本を読んでくれたという声を時々聞くと、とても嬉しい気持ちになります。
ということで、これまでに公式ブログで書いた読書案内の記事を再紹介させていただきますので(↓)、もし興味がありましたらどうぞ。
(大体はこのブログにも掲載していますが、大学の公式ブログだとカテゴリー別にアーカイブ記事を表示できるので)
「山内 圭研究室だより」‘読書案内’ カテゴリーのアーカイブ
「山内 圭研究室だより」‘読書案内(感想書き込み自由)’ カテゴリーのアーカイブ
(以前は、「感想書き込み自由」としていましたが、迷惑コメントが多かったため、現在はコメントは受け付けていません。あしからず。)
明日、2014年10月28日(火)、いつもの通り、新見市学術交流センターにおいて18時30分から第235回新見英語サロン(兼2014年度新見市国際交流協会英語講座第4回)を開催します。
明日は、「好き嫌い」(likes and dislikes)がテーマです。
前回の最後に出席者には、次回のテーマは「デートに誘う」(asking someone out)とお知らせしましたが、それは今週のテーマではありませんでしたので、お詫びして訂正します。
先日、日本プロ野球でもドラフト会議が開催されました。
先月のアメリカ研修旅行引率の帰国便の中で見たこれら二つの映画ですが、前者『人生の特等席』(Trouble with the Curve, 2012)はプロ野球の、そして後者『ドラフト・デイ』(Draft Day, 2014)は、アメリカン・フットボールの、新人発掘を行うスカウトやドラフト会議に関する映画で、両者を比較して見たら面白かったです。
主演俳優も、前者はクリント・イーストウッド、後者はケビン・コスナーでどちらも大物俳優。
プロスポーツのドラフト制度の両側の、つまり取る側と取られる側の、人間ドラマが描かれていました。
日本プロ野球でも江川投手を獲得するための空白の一日や、巨人が桑田と清原のどちらを指名するかということ、巨人入りを希望する元木選手の「浪人」など、僕が巨人ファンなので、巨人に関することが思い浮かびますが、それ以外にも、希望通り指名された人、希望チーム以外から指名された人、そして指名を期待しながら指名されたなかった人たちを巡って、毎年いろいろなドラマが展開されています。
そんなことを考えながら観ると、二つともおもしろい映画でした。
『人生の特等席』では、イーストウッド演じる主人公がシングルファーザーとして育てた娘との葛藤が興味深く描かれています。
また『ドラフト・デイ』では、画面を二分する技法がおもしろいと思いました。
その二分された画面が時々交錯したり、大きさが変わったりして、新たな手法だと思いました。
実は、アメリカンフットボールはあまり興味がないので、『ドラフト・デイ』は普通だったら選ばなかった映画だと思いますが、今回のアメリカ研修旅行ではアメリカフットボール観戦の機会があったので(アメリカ研修旅行(2014年9月19日)参照)、それに影響されて選んだ映画でもあります。
先月のアメリカ研修旅行引率の帰国便の中で見たこれら二つの映画ですが、前者『人生の特等席』(Trouble with the Curve, 2012)はプロ野球の、そして後者『ドラフト・デイ』(Draft Day, 2014)は、アメリカン・フットボールの、新人発掘を行うスカウトやドラフト会議に関する映画で、両者を比較して見たら面白かったです。
主演俳優も、前者はクリント・イーストウッド、後者はケビン・コスナーでどちらも大物俳優。
プロスポーツのドラフト制度の両側の、つまり取る側と取られる側の、人間ドラマが描かれていました。
日本プロ野球でも江川投手を獲得するための空白の一日や、巨人が桑田と清原のどちらを指名するかということ、巨人入りを希望する元木選手の「浪人」など、僕が巨人ファンなので、巨人に関することが思い浮かびますが、それ以外にも、希望通り指名された人、希望チーム以外から指名された人、そして指名を期待しながら指名されたなかった人たちを巡って、毎年いろいろなドラマが展開されています。
そんなことを考えながら観ると、二つともおもしろい映画でした。
『人生の特等席』では、イーストウッド演じる主人公がシングルファーザーとして育てた娘との葛藤が興味深く描かれています。
また『ドラフト・デイ』では、画面を二分する技法がおもしろいと思いました。
その二分された画面が時々交錯したり、大きさが変わったりして、新たな手法だと思いました。
実は、アメリカンフットボールはあまり興味がないので、『ドラフト・デイ』は普通だったら選ばなかった映画だと思いますが、今回のアメリカ研修旅行ではアメリカフットボール観戦の機会があったので(アメリカ研修旅行(2014年9月19日)参照)、それに影響されて選んだ映画でもあります。
新見市草間にある草間台エコミュージアム推進協議会では、同地の名物「そば」にちなみ、そば川柳を募集しています。
応募資格: ①岡山県内に在住する人 ②草間地内にあるおそば屋さんで食事・または買い物をされたことがある人
*①、②のいずれかに該当する人
応募締切: 平成26年10月31日(金)必着
詳しくはソバ川柳 募集をご覧ください。
いつもお世話になっている、同推進協議会の杉先生よりご案内をいただきましたので、情報を流しました。
新見公立大学・短期大学の学生の皆さんも、ぜひご応募ください。
ちなみに、これまで草間でそばを食べた時の記事です。
そば祭り
両親、新見にやってくる
応募資格: ①岡山県内に在住する人 ②草間地内にあるおそば屋さんで食事・または買い物をされたことがある人
*①、②のいずれかに該当する人
応募締切: 平成26年10月31日(金)必着
詳しくはソバ川柳 募集をご覧ください。
いつもお世話になっている、同推進協議会の杉先生よりご案内をいただきましたので、情報を流しました。
新見公立大学・短期大学の学生の皆さんも、ぜひご応募ください。
ちなみに、これまで草間でそばを食べた時の記事です。
そば祭り
両親、新見にやってくる
2014年10月20日、河合塾の系列会社KEiアドバンスがホテル広島ガーデンパレスにおいて開催した2014年第2回大学入試・広報セミナーに広報部長として参加させていただきました。
河合塾が実施している全統マーク模試の動向分析より来年度入試の志望動向を見るものでした。
また、河合塾グループの取り組みと大学広報の話もありました。
全国的な動向の話を聞き、本学に役立つ情報を入手する、これがこの手のセミナーに学校を代表して参加する者の使命であると思っています。
実は、河合塾は僕の大学浪人時代の母校であるのですが(「私と河合塾」-OB・OGが語る河合塾-: Vol.44 (2012年2月公開)河合塾の授業を通して、英語のおもしろさに目覚め、英語教員をめざそうという気持ちが固まりました。新見公立大学 教授 山内 圭(きよし)さん 大学受験科)参照)、当時もお世話になりましたが、今でもこんな形でお世話になるものとは思ってもいませんでした。
以前、同セミナーに参加した時の記事は、大学入試・広報セミナー参加をご覧ください。
河合塾が実施している全統マーク模試の動向分析より来年度入試の志望動向を見るものでした。
また、河合塾グループの取り組みと大学広報の話もありました。
全国的な動向の話を聞き、本学に役立つ情報を入手する、これがこの手のセミナーに学校を代表して参加する者の使命であると思っています。
実は、河合塾は僕の大学浪人時代の母校であるのですが(「私と河合塾」-OB・OGが語る河合塾-: Vol.44 (2012年2月公開)河合塾の授業を通して、英語のおもしろさに目覚め、英語教員をめざそうという気持ちが固まりました。新見公立大学 教授 山内 圭(きよし)さん 大学受験科)参照)、当時もお世話になりましたが、今でもこんな形でお世話になるものとは思ってもいませんでした。
以前、同セミナーに参加した時の記事は、大学入試・広報セミナー参加をご覧ください。
明日、2014年10月21日(火)、第234回新見英語サロン(2014年度新見市国際交流協会英語講座第3回)を開催します。
今回のテーマは、趣味(hobbies)です。
趣味について英語で話す練習の回になります。
お楽しみに!
本日、2014年10月14日(火)、第233回新見英語サロン(2014年度新見市国際交流協会英語講座第2回)を開催しました。
今日は、Alex先生を中心に、テーマはFoodでのレッスン。
友達を食事に誘ったり、レストランに実際に行って注文をしたりなど、食べ物にまつわる会話を練習しました。
ALT達によるモデルダイアログの様子です。
いろいろな食べ物を説明するAlex先生
一通りの表現と食事まつわる説明および質疑応答を終え、客役2人と給仕役1人がグループとなり、レストランでの英会話の練習をしました。
食事の話から派生して、チップの話なども出てきました。
今回のALTは、アメリカ合衆国、カナダ、英国からの方々なので、いろいろな国の様子が聞けて、とてもおもしろいです。
今日は、Alex先生を中心に、テーマはFoodでのレッスン。
友達を食事に誘ったり、レストランに実際に行って注文をしたりなど、食べ物にまつわる会話を練習しました。
ALT達によるモデルダイアログの様子です。
いろいろな食べ物を説明するAlex先生
一通りの表現と食事まつわる説明および質疑応答を終え、客役2人と給仕役1人がグループとなり、レストランでの英会話の練習をしました。
食事の話から派生して、チップの話なども出てきました。
今回のALTは、アメリカ合衆国、カナダ、英国からの方々なので、いろいろな国の様子が聞けて、とてもおもしろいです。
10月11日は、息子の誕生日でした。
この日は、息子のリクエストで、とと愛ランド・にいみに魚釣りに行きました。
先日(6月1日)に行ったときには、とてもよく釣れたのですが、この日は、人が多かったからか、魚たち(ニジマス)がお腹いっぱいになっていたようで、全然食いつきがよくありませんでした。
ということで、かなりの長く何も釣れない時間が続きました。
せっかく、息子の誕生日に来ているのに、全然釣れなかったでは済まされません。
(もちろん、釣れなかったら釣れなかったで、自然の厳しさ(釣り堀なので、「自然」と呼ぶのは語弊があるかもしれませんが…)を教えるのにはいいチャンスなのかもしれませんが)
ようやく釣れ出し、何とか7匹ゲット。
やはり、自分たちで釣った魚をその場で食べるのはとってもおいしいです。
思い出に残る誕生日プレゼントになったかな?
ここ、とと愛ランド・にいみには新見の最近の名物チョウザメ(キャビアが取れる魚)も飼われています。
その後、息子が生まれた病院を見に行きました。
そうです。
看護学部の実習でもお世話になっている倉敷成人病センター。
出産後の退院の時に、妻が息子を抱いてこのサインの下で写真を撮りました。
それから、病院前の回転ずしの「しーじゃっく」、産婦の妻にはお疲れ様の意味で病院から豪華料理が出されましたが、僕は、この病院前の回転ずし屋に行き、めでたいので「鯛(たい)」の寿司を頼んで、一人お祝いをしながら食べたことを思い出します。
この日は、息子のリクエストで、とと愛ランド・にいみに魚釣りに行きました。
先日(6月1日)に行ったときには、とてもよく釣れたのですが、この日は、人が多かったからか、魚たち(ニジマス)がお腹いっぱいになっていたようで、全然食いつきがよくありませんでした。
ということで、かなりの長く何も釣れない時間が続きました。
せっかく、息子の誕生日に来ているのに、全然釣れなかったでは済まされません。
(もちろん、釣れなかったら釣れなかったで、自然の厳しさ(釣り堀なので、「自然」と呼ぶのは語弊があるかもしれませんが…)を教えるのにはいいチャンスなのかもしれませんが)
ようやく釣れ出し、何とか7匹ゲット。
やはり、自分たちで釣った魚をその場で食べるのはとってもおいしいです。
思い出に残る誕生日プレゼントになったかな?
ここ、とと愛ランド・にいみには新見の最近の名物チョウザメ(キャビアが取れる魚)も飼われています。
その後、息子が生まれた病院を見に行きました。
そうです。
看護学部の実習でもお世話になっている倉敷成人病センター。
出産後の退院の時に、妻が息子を抱いてこのサインの下で写真を撮りました。
それから、病院前の回転ずしの「しーじゃっく」、産婦の妻にはお疲れ様の意味で病院から豪華料理が出されましたが、僕は、この病院前の回転ずし屋に行き、めでたいので「鯛(たい)」の寿司を頼んで、一人お祝いをしながら食べたことを思い出します。
3連休明けの2014年10月14日(火)ですが、新見英語サロン第233回(2014年新見市国際交流協会英語講座第2回)を18時30分から学術交流センター3階の交流ホールで開催します。
今回のトピックは、Foodです。
友人を食事に誘う場面、レストランに行って食事の注文をする場面などの英語を練習してみる予定です。
お楽しみに!
先日、日本アメリカ文学会の全国大会が札幌市の北海学園大学で開催され、それに合わせて日本スタインベック協会の役員会も札幌市内で開かれました。
それに参加するために、先週末は札幌に行きました。
AirDoの航空機を利用したところ、ちょうど同社が協賛している映画『ぶどうのなみだ』の宣伝が放送されていました。
そのタイトルからは、スタインベックの『怒りのぶどう』を、そして兄弟が農業をしているところに謎の女性が登場するというところに同じくスタインベックの『エデンの東』を思い起こしたので、スタインベック・ファンの私としては、ぜひこの映画を見たいと思いました。
北海道を舞台としたこの映画、北海道では1週間早く先行上映するということでした。
帰る日、夕方の岡山行の飛行機まで時間がありましたので、せっかく北海道にいるメリットを活かして、この映画を見ることにしました。
以前、TBS制作のドラマで北海道を舞台とした『エデンの東』がありましたが、それも想起されるような作品でした。
安藤裕子演ずるエリカという女性が現れるとき、どの土地からアンモナイトの化石が出るのかをさがす様子は、まるで『エデンの東』に登場するハミルトンのようでした。
また、主人公たちが土地を愛する様子、一本の木がシンボルとして現れる様子は、スタインベックの『知られざる神に』(To a God Unknown)を思い起こしました。
ただ、これは監督脚本の三島由紀子氏がスタインベックの作品の影響を受けたものか、それともスタインベック文学が普遍的なものを描いているために、まるで影響を受けているように見えてしまうのか、判断が難しいところです。
女主人公のエリカが「ヒース」の意味だということを映画内で二度も示すところは、イギリス文学エミリー・ブロンテの『嵐が丘』のヒースクリフを想起させるためなのか、それが、エリカの母親が夫と娘を捨て、イギリスに行ってしまうことと関連させたいのかどうか、そんなことも考えながら観ていました。
そして、ワインを作るのにかかる資金を、イギリスから戻ってきて大屋敷に住んでいる金持ちのその母親にエリカが調達をお願いする場面は、『エデンの東』でキャル(映画ではジェームス・ディーンが演じている)が夫と子どもたちを捨て、売春宿を経営している大金持ちの母親ケイトに父親の事業失敗の損失を穴埋めするために大豆で儲けるための資金の調達をお願いする場面と似ています。
また、ところどころに出てくる雨粒が主人公たちの顔に落ちるシーンは、Won Herbert Yeeの絵本A Drop of Rain(1995)を想起させました。
(ちなみにこの映画の英語タイトルは、A Drop of Grapevineといいます。)
このように、優れた芸術作品はいろいろなところで他の芸術作品とクロスオーバーするところがあり、それがいろいろなジャンルの作品を鑑賞するときの楽しみの一つでもあります。
ワイン好きな人は、この作品を見て、ワインを飲みたくなるそうですが、僕自身はワインの味もよくわからない下戸の無骨ものですので、そのような楽しみはありませんでした。
でも、ぶどう農家の、ぶどう作りにかける気持ちは十分伝わってきました。
いずれ、原作も入手して(スタインベック作品との比較をしながら)読もうと思っていますが、映画としてとてもよい作品でした。
これは、映画館に展示してあった、実際の映画撮影に使われた木琴とワインの樽です。
それに参加するために、先週末は札幌に行きました。
AirDoの航空機を利用したところ、ちょうど同社が協賛している映画『ぶどうのなみだ』の宣伝が放送されていました。
そのタイトルからは、スタインベックの『怒りのぶどう』を、そして兄弟が農業をしているところに謎の女性が登場するというところに同じくスタインベックの『エデンの東』を思い起こしたので、スタインベック・ファンの私としては、ぜひこの映画を見たいと思いました。
北海道を舞台としたこの映画、北海道では1週間早く先行上映するということでした。
帰る日、夕方の岡山行の飛行機まで時間がありましたので、せっかく北海道にいるメリットを活かして、この映画を見ることにしました。
以前、TBS制作のドラマで北海道を舞台とした『エデンの東』がありましたが、それも想起されるような作品でした。
安藤裕子演ずるエリカという女性が現れるとき、どの土地からアンモナイトの化石が出るのかをさがす様子は、まるで『エデンの東』に登場するハミルトンのようでした。
また、主人公たちが土地を愛する様子、一本の木がシンボルとして現れる様子は、スタインベックの『知られざる神に』(To a God Unknown)を思い起こしました。
ただ、これは監督脚本の三島由紀子氏がスタインベックの作品の影響を受けたものか、それともスタインベック文学が普遍的なものを描いているために、まるで影響を受けているように見えてしまうのか、判断が難しいところです。
女主人公のエリカが「ヒース」の意味だということを映画内で二度も示すところは、イギリス文学エミリー・ブロンテの『嵐が丘』のヒースクリフを想起させるためなのか、それが、エリカの母親が夫と娘を捨て、イギリスに行ってしまうことと関連させたいのかどうか、そんなことも考えながら観ていました。
そして、ワインを作るのにかかる資金を、イギリスから戻ってきて大屋敷に住んでいる金持ちのその母親にエリカが調達をお願いする場面は、『エデンの東』でキャル(映画ではジェームス・ディーンが演じている)が夫と子どもたちを捨て、売春宿を経営している大金持ちの母親ケイトに父親の事業失敗の損失を穴埋めするために大豆で儲けるための資金の調達をお願いする場面と似ています。
また、ところどころに出てくる雨粒が主人公たちの顔に落ちるシーンは、Won Herbert Yeeの絵本A Drop of Rain(1995)を想起させました。
(ちなみにこの映画の英語タイトルは、A Drop of Grapevineといいます。)
このように、優れた芸術作品はいろいろなところで他の芸術作品とクロスオーバーするところがあり、それがいろいろなジャンルの作品を鑑賞するときの楽しみの一つでもあります。
ワイン好きな人は、この作品を見て、ワインを飲みたくなるそうですが、僕自身はワインの味もよくわからない下戸の無骨ものですので、そのような楽しみはありませんでした。
でも、ぶどう農家の、ぶどう作りにかける気持ちは十分伝わってきました。
いずれ、原作も入手して(スタインベック作品との比較をしながら)読もうと思っていますが、映画としてとてもよい作品でした。
これは、映画館に展示してあった、実際の映画撮影に使われた木琴とワインの樽です。
2014年10月12日(日)、息子の所属するサッカースポーツ少年団の親子交流イベントがあり、参加してきました。
息子が4月に入団してから6月1日に第一回目があり、今回が第2回目の開催です。
実は、6月1日の時にはヘディングシュートを含む3得点を決め、「活躍」したのですが、
今回は、15分出場で得点は決めることができませんでした(自分の体力を考えて少し加減しながらの参加でした)。
息子が4月に入団してから6月1日に第一回目があり、今回が第2回目の開催です。
実は、6月1日の時にはヘディングシュートを含む3得点を決め、「活躍」したのですが、
今回は、15分出場で得点は決めることができませんでした(自分の体力を考えて少し加減しながらの参加でした)。