7月23日、下記の記事(↓)に書いたように、津山市のアルネで開催されていた「ふれあい縁日水族館」でカブトガニを見ました。
津山と新見で楽しんだ土曜日
7月17日に渋川マリン水族館に行った際(
海の日イブ参照)、別の候補地として、笠岡市立カブトガニ博物館を検討していたので、7月24日には、息子を連れて、同博物館にカブトガニを見に行くことにしました。
行きは、高梁市川上町を通って行きましたが、まんがの町で売り出している川上町でまもなく開催される「まんが絵ぶた祭り」の宣伝として『カーズ』の作品展示があり、現在『カーズ』にはまっている息子(
『カーズ』のヨーグルト参照)も大喜び。
カブトガニ博物館に到着すると、まずは恐竜の世界が待っています。
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この恐竜公園については、また記事をあらためて書きたいと思います。
博物館に入る前に、まずは腹ごしらえ。
博物館のすぐそばにあった、「瀬戸内海鮮 若よし」にて、海の幸をいただきました。
このカブトガニ博物館は、海のすぐそばにあるのです。
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(カブトガニ博物館から見た海)
お腹いっぱいになり、お目当てのカブトガニ博物館へ。
館内には、生きたカブトガニから、カブトガニの生態の説明、保護活動の歴史、外国のカブトガニ、カブトガニの活用法など、とても充実した展示でした。(子連れですので、あまりゆっくり説明を読むことはできませんでしたが…。)
息子は、前日津山では、小さなカブトガニしか見れませんでしたので、大きなカブトガニにびっくりしたようです。
これは、カブトガニの体の動きを説明する展示です。
なんと、アメリカにもカブトガニがいるそうで、これは知りませんでした。
ちなみに、英語では(英語教員の性です、すみません)、カブトガニは、horseshoe crabといいます。horseshoeとは「馬の蹄(ひづめ)」のこと、日本語では「兜(かぶと)」、英語では「蹄(ひづめ)」、どちらもなかなかうまく言い表していると思います。
僕は都市の国際交流についても研究していますが、笠岡市と交流のある中国の都市には(友好都市ではないようですが)、カブトガニ関連の薬品が寄贈されたようです。
また、僕は、現在、看護学部で教えていますので、少し医学の勉強もしました。
カブトガニの血球を用いて、試薬が作られているそうです。
また、東南アジアでは、カブトガニを食べる地域もあるようです。
日本では保護対象となっているカブトガニを食する文化があるということは、日本の考えには反することですが、それも非難することなくきちんと紹介しているのは、評価すべきことだと思います。
クジラを食べる日本人は海外から非難されることがありますが、自分たちと異なる文化は、非難されるべきものではなく、尊重され、そのように理解されるべきものだと思うからです。
少し話題がそれましたので、本題に戻って、カブトガニですが、「生きた化石」と呼ばれ、恐竜と同時代にも生きていたそうです。(ですから、カブトガニ博物館の隣に恐竜公園があるのです。)
博物館の入口で、子どもには恐竜のぬりえが渡されましたので、ぬりえコーナーで、ぬりえも楽しみました。
なかなか楽しい博物館見学でした。