中国では有機栽培が盛んです。すでに、有機栽培を行ってる茶園面積は、日本の全茶園面積の四倍以上になります。
ここ、六安の主産地でも全面的に有機栽培が実施されています。
誘蛾灯。これは蛾を殺すためのものらしく、あちこちに。
これは、なかに茶毒蛾のフェロモンがくっつけられていて、蛾の捕獲用。
発生状況調査用には、別個に蛾を自動計数する装置も・・・
おもにウンカを調べるために黄色トラップも・・・
天敵のハチ類がけっこう沢山くっついています。
このように熱心な取り組みがされていて、農薬散布や違法肥料を使っている者を見つけた場合の報奨制度もあります。
報告者には5000元~30000元・・
殆ど害虫の発生は見られません。夏になると出るのかも・・・
以前、福建省のあるお茶企業から有機栽培のコンサルタントを委嘱されていたことがありました。
安渓にある直営農場を見に行きましたが、全く病害虫の発生が見られません。
このまま継続すること、と指導?して帰ってきました。
農薬を使わずに、なぜあんなにきれいな畑を維持できるのか教えてほしいほどでした。
でも、信陽の茶業研究所の担当者に聞くと、結構ひどい被害が出ることも、とか・・・
もう少し若ければ、共同研究をしたいところですけど・・血が騒ぎました。
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