一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

湖南茶葉博物館

2018-12-02 22:21:44 | 旅行
      
21日、午前中、長沙の中糧という中国で最も大きい食品企業の湖南支社へ・・
      
世界緑茶協会主催による今年の世界緑茶コンテストで金賞を受賞。で、賞状などの伝達式を代理で・・この女性が企画担当者。優秀な方です。
中国の会社は若い人が多い。

一昨年、北京で行われた研究会で中糧の研究所から発表のあった新しい技術によるお茶(茯茶)が早くも市販中。
      
飲むとお通じがよくなるので香港では「通茶」というブランド。本土では「小金花」

これくらい迅速な対応が必要な世の中になってるのですね。

午後は、湖南省の企業により作られた「湖南茶葉博物館」へ・・
      
題字は、劉先生・・・今どのような人が主流か、よくわかります。
      
古い道具も少しばかり並んでいます。真ん中の籠は、松下コレクションにも同じものがありますね・・

知りたかったのは「千両茶」の作り方。
      
      
竹編みの中に何が敷いてあるのか・・そして、どうやってお茶を詰めるのかに関心がありました。
棕櫚と竹の葉・・詰めるのは土嚢に土を詰める方法と同じ。なるほど。
大いに勉強になったけど、まだ不十分・・・また来なくっちゃ・・

ここには、立派な研究施設もあります。その成果の紹介も・・びっくり!
茯茶からテアデノールが・・・構造式入りで紹介してあります。
      

日本の茶業者でテアデノールを知ってる人がどれほどいるか・・・河村伝兵衛さんが発見した新規化合物なんです。
その新製品も・・糖尿病に効果のある「軽軽茶」という名前で・・
      
糖尿病だと言ったらすぐに30日分を・・データを取って送ってくれって・・すごいですね!

      
会社の立派なこと! 社長、副社長、女性の研究者と・・玄関前で記念撮影。

これで今回の目的達成・・・帰途へ

      
上海は、いいお天気。またまた巨大なターミナルビル建設中。
国内線なんだろうか・・


もう、付き合いきれないって感じの中国でした。



・・



            
コメント
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