昨日は、掛川のカフェ「まるは」さんへ・・・
人気の抹茶かき氷を食べました。東京だと倍の値段でしょうね。おいしかった!
これを目当てのお客さんが大勢来ていました。お勧めです。
それはさておき、別の話。「百姓」ということば・・・
差別用語なので、公には使いませんね・・でも、山下さんや宇根さんはご自分のことを誇りをもって百姓といっています。自分のことを言うのは構わないけど、他人が言うのはまずいらしいですね。特に最近は異常なほど差別に敏感。世界中でいろんな由緒ある銅像などが差別がらみで撤去されてますね。この空気には、なんだか空恐ろしさを感じます。
百姓の語源は、勿論中国。紀元前6世紀ころまでは、爵位・領地を持つ百官としての意味で百姓(生)が使われていたようで、その後、被支配者としての庶民百姓に代わったみたい。その経過は不明。
山下さんが言ってますね。百姓が百姓といえず、農作業の言葉も変わってしまって、農法が消えてしまった。近代化は、言葉を変えるのが一番手っ取り早い。たしかに、草取りが除草、田起こしが耕起、種まきが播種、水やりが潅水、手入れが管理、肥やりが施肥、あぜ道が畦畔、田んぼが圃場、牛小屋が畜舎、稲刈りが収穫・・・名人がいなくなって農業は誰でもやれる時代に・・・
確か、映画「七人の侍」の最後のシーンで志村喬の老武士が「勝ったのは彼ら百姓だ」とつぶやくところがありますね。今じゃカット。
「勝ったのは彼ら農業従事者だ」・・・
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