コロナの影響もあって終活的なことを始めました。
こんな冊子が出てきました。20年前行った日本初の国際名茶品評会の成績書です。
中国の国際名茶品評会の出品茶100点を持ち帰り、日本のお茶も17点追加して、改めて日本大賞を決めたのです。中国からも代表的な審査員お二人をお招きしました。そして、審査方法は中国と同じ絶対評価方式。日本の審査員は皆さん未経験です。
審査員と、この時全てを仕切ってくださった日本茶インストラクターの方々。
前列、両側のお二人ずつをのぞいた中央の六名中、私をのぞいて皆様すでに故人・・・
中国から出品された100点は、まさに見たこともないお茶だらけ・・・著名な我が国の審査員を大いに悩ませました。
これらのお茶は、その年10月に行われた世界お茶まつり会場でも展示されました。さらに、その後、お茶の郷博物館でも展示試飲会を開きました。
でも、このころは、このような中国茶に関心を持つ人は少なく、あるお茶屋さんは「なぜそんな中国茶の肩を持つようなイベントをするのか」と怒鳴り込んできたりしました。 ほんの二十年前の話です。
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