一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

観光大国中国

2018-05-14 16:10:11 | 旅行
信陽最後の日は午前中観光です。とにかく有名なところに行こうというので、湖北省境にある「鶏公山」というところに・・・

連休の中日、すごい人出!

山の上まで車で行こうと、40分ほどあれこれ交渉したけどダメ・・以前だとうまくいったようだけど最近は厳しくって・・
それでも、何台か黒塗りの車がすいすいと・・

それで、並んでみんなと一緒にバスで・・
      
      
狭い道を大型のデラックスバスが行きかいます。1センチの勝負! 運転技術の巧みさに感服!
厳しい条件があってこそ技術は磨かれるんですね。
わたしなんか、いまだにバックで駐車ができない。
      
山の上には、蒋介石の防空壕と奥さんの宋美齢のダンスホールがありました。こんなところにって・・歴史を感じました。

お昼は、田舎の家庭料理。
      

何年か前、福建省でも同じようなところで食事をしましたが、どうやら流行っているらしい。二日前にやっと予約を取ったとか・・こんなところに何があるんだろうというような田舎です。庭で採ったサクランボや桑の実なんかも出ます。

料理はボリューム満点。野菜たっぷり。そしておいしい。
日本でも、やればはやるんではないでしょうか。

      
最後の夜、久しぶりに字を書きました。以前は、必ず書く場があったものですけど・・
旅の字はかき捨て・・・
福建省の安渓だったかで、松下先生の書を見かけたことがあります。


目下、中国は観光ブーム。上海のホテルでテレビを見ていたら、5月1日、観光に繰り出した人がなんと一億五千万人!

日本の人口より多い!!


無事に帰れてよかった・・・

・・
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再会

2018-05-13 08:58:32 | 旅行
     中国に出かけていく楽しみの一つは、友人に会えるからです。

今回は、ほとんど知り合いがいませんでした。このようなイベントが増えたせいでしょうね・・

      
安徽農業大学の丁先生、何年か前、静岡産業大学で開かれた講演会以来かも・・
中国では、このような会には夫婦同伴で呼んでくれます。わたしにも、「奥様も・・」と言ってくれましたが、日本にはあまりそんな風習がないのですね・・一緒に出掛けるのは安倍さんとこくらいかな・・
      
浙江大学の王岳飛先生、昨年3月静岡でお会いして以来の再会・・今回も「韓国で離婚率が高いのはお茶を飲まないからだ・・」という持論を・・
      
中国国際茶文化研究会の周国富会長。
私は、この会の栄誉理事なので、会長さんをよく知ってます。でも会長さんは、私を知らないみたいです。
よくあることです。
わたしは、安倍首相をよく知ってますが、安倍さんは私を知らない・・・


・・・
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中国雑感1

2018-05-11 09:19:55 | 旅行
だんだん適当になってきます。
      
上海駅。大きくって人が多くて、外人も多い・・どこも同じで、駅やら飛行場やら・・
ところで、浦東空港がまたまた大工事をやってました。
      
ペットボトルに直接おちゃっぱをいれて・・リーフ消費拡大にいいけど、ゴミで出すとき洗わなっくっちゃ・・
      
車内販売の駅弁。スープをつけて600円くらい。
面白いのは、スマホで次の駅の弁当を注文できるのです。画面にあれこれメニューが出ます。安いのは(300円くらい)大体「売り切れ」・・それで、600円くらいのを注文。車掌さんが受け取って席まで持ってきてくれます。そこでスマホで支払い。
中国の旅行者が日本に来て、スマホ決済ができないのに不満を言ってるとか・・
確かに、一緒に行った中国の友人が現金を払ってるのを見たことがありません。食堂も、コンビニも、タクシーも・・・

      
この辺では、スクーターが多い。雨除けや日よけをあれこれ工夫して・・日本では、すぐお巡りさんが飛んでくるでしょうね・・

      
勿論、車も多い。みんな大きくって立派!
観光地では、駐車が大変。歩道の並木と並木の間に巧みに駐車・・見事なのに感心します。


・・・
      

      
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紅茶の新茶

2018-05-10 22:13:16 | 日記
      
      
今日は、袋井の宝玉園さんに寄ってきました。紅茶の製造中・・・

出来たての紅茶を試飲・・・「べにふうき」。いいですね!

今までは、一番茶の紅茶はあまり好きではありませんでした。香りが不十分だからです。

でも、宝玉園さんは研究熱心で、日々進化しています。

今年の紅茶、水色、香り、味とも申し分ない出来。

二番茶も楽しみです。

うちでは、インド、スリランカの紅茶は久しく飲んでいません。

時代が変わりましたね。


・・・
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信陽・安徽省の旅5

2018-05-09 09:28:29 | 旅行
      

いつものことながら、何の基礎知識もなく出かけるのですが、信陽師範学院は中国でも入るのが難しい大学の一つなんだそうです。

歴史館というのがあります。そこには、この大学の歴史が紹介されているのです。中国は激動の国なので外部の人が見ても面白い。日本の学校もこんな歴史館を作ると、もっと母校に誇りを持つようになるでしょうね ・・

そして、すごい茶博物館が併設されていました。
      
      
「茶の都ミュージアム」より上って感じ・・
マイクをつけた学生さんが説明してくれます。いい実学にもなるんでしょうね・・

そして・・
      
茶芸の実演もあるのです。茶芸の授業もあって、在学中に資格も取れるらしい。
さすがに中国。いたるところに楊貴妃の子孫がいますね・・

茶の湯を取り入れた茶芸・・日本もこんな茶芸を作るとお茶を入れるのが楽しくなりそう。

中国では、茶業の先生養成も重視してるようですね。お茶関連の学校があちこちにありますので・・
お茶の大きな国家的プロジェクト研究もやってます。
そんなこともあってか、今回の茶文化祭の学術部門は、ここで・・・

      
今回出かけた役目は、これなんです。「激変する日本茶産業の現状と今後」という題で一席。
日本では話せないような内容を大胆に・・・

中国側から五題・・おもしろかったですね。同じ漢字の国なので大体理解できます。
研究者なので生の話をしてくれます。

何年か前、フライドポテトに含有していることがわかって世界的に問題になったアクリルアミドがある種のお茶の中にもかなりの濃度で・・なんて発表もありました。加熱するとできるので、日本でもほうじ茶で調べられたことがあったような・・

     
夜は、無事に終わったので打ち上げの宴会。このあたりでは、まだ本格的な飲み会が残ってます。乾杯!乾杯!
ビールはなくって白酒だけ。口に含むとむせるので、50‐60度はありそう・・でも翌朝まで残ることはありません。

翌日は、安徽省の六安へ・・

・・



           
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河南・安徽省の旅4

2018-05-08 16:13:51 | 旅行
だんだん記憶があやふやになってきました。

茶文化祭もそこそこに、信陽農林学院を見学。市立の大学(三年制と四年制)ですが、在校生600名とか・・
例によって、バカでかくて、施設も充実! 教える方も教えられる方も、うらやましい・・
       

お昼をごちそうになって、午後から信陽の茶園やら茶工場見学・・・有意義な半日。

次の日は、午前中観光。

南湾湖というバカでかい湖の島巡り・・まず「茶島」へ・・・何もなかった島に10年ほどかけてお茶の島にしました。
昨年オープンしたばかり。
      
ただ、お茶を植えただけではありません。
      
      
      
      

池を作ったり滝を作ったり、陸羽の像やら、巨大なお茶の門、などなど、お金はどこから・・なんて、ついそちらを考えてしまいます。

他に猿島、鳥島がありました。船に乗らなきゃ行けないので、確実にお金は入る仕組みなんだろうけど・・

      
船の運転手?さんの傍らには、例によってお茶のボトルが・・こんな飲み方をしてくれると、リーフもはけるんですけどね・・

午後から、今回の学術部門の主催者信陽師範学院へ・・師範学校とお茶はどんな関係かと・・・


・・、


      
      



      
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六安瓜片を作る

2018-05-07 13:50:59 | 旅行
中国に十大名茶というのがあります。今回の、信陽毛尖、六安瓜片もその中に含まれている名茶です。

帰りに、安徽省六安市によりました。六安瓜片の主産地は、金寨県というところです。山と水が多く大変気持ちの良いところです。

なかでも有名な斉山に行きました。大変な山の中です。
      
      
茶旅で、観光客を・・とアレコレ仕掛けているようですが、どうなりますか・・

六安瓜片の畑です。
      
      
      茎だけが残っています。特定の葉だけ、一枚とるのです。
      大変な作業ですね・・ですから、あまりとれません。
      
      工場に行ったら、農家のおばさんたちが摘んだ葉をビニール袋に入れて
      持ってきていました。
      これだけでも買い取ってくれるのです。キロいくらくらいなのか・・?

さて、いよいよ製茶です。基本は手作業です。
      
二人一組で、「生釜」(釜温度150度)と「熟釜」(釜温度100度くらい)を受け持ちます。
高粱(こうりゃん)の穂で作ったほうきで茶葉を炒るのです。

      
やってみました。なんでもそうですが、見てると易しそうだけど、案外難しい!

そのあと、毛火、小火という乾燥工程を経て、いよいよ老火・・世界で唯一無二の製法だそうで・・

      
      

ここでは、三組でやってました。
説明が難しいのですが、カンカンに起こった炭火を中に、三つの籠に二人づつ付きます。
交代で火の上に持っていき、2秒おいて元の位置へ。そして、手早く撹拌。
その間に、別の組が籠を火の上に・・

これを150回以上繰り返すのです。なんでも一人一日に十数キロ歩く勘定になるとか・・
      
      炭は、特別に栗の木の炭だそうで・・


六安瓜片は、この火入れが不可欠とか・

もっと詳しくは、こんど、袋井茶文化促進会で、そのお茶を飲みながら説明することにします。
お楽しみに・・


・・・




      
      
      
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信陽毛尖の作り方

2018-05-07 09:51:09 | 旅行
       
       

信陽毛尖発祥の地というところに行きました。
山の上まで電動自動車で行きます。

展望台もあって、見渡す限りのお茶!!
麓にチケット売り場があったので、有料ではないかと思いますが、料金は聞き忘れました。

さて、信陽毛尖の作り方・・・最も興味のあるところです。

中国緑茶は釜炒りといいますが、それぞれに独特の作り方をしています。

     
     
     なんと、釜の中の茶葉を竹ぼうきで混ぜるのです! 予想外の作り方!
     ほうきを自動で回す機械も作られています・・
     

さすがにこれでは効率が悪いので、さらなる工夫が・・
     

日本で、手揉みを機械化したのと同じですね・・
ホントにおもしろい!!

最後の火入れは、昔の火入れをやってるところも・・・
     


「六安瓜片」は、もっとすごいことを・・・・安徽省はお茶の宝庫です。


お茶の生産現場を見る機会が少ないのですが、これが最高と思うのです。
でも、日本からの一般の見学者は、関心が薄いみたいですね。

・・・


     
     

     



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中国のお茶試飲会

2018-05-05 15:46:58 | 袋井茶文化促進会
明日は、茶文化資料館の開館日。日曜日は呈茶の日です。
中国の珍しいお茶をいくつか試飲します。
      
      信陽毛尖

      
      六安瓜片

      
      中国の蒸し製緑茶

      
      信陽紅・・・品種は信陽10号

      
      特別に、佐賀の「くれは」さんから頂いた蝋梅で香りをつけた珍しい和製紅茶。


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河南・安徽省の旅3

2018-05-05 10:01:40 | 旅行
      

28日、茶文化祭開会式です。例によって大きな会場です。

      
例によって巨大スクリーンをふんだんに使った派手な演出・・
歌や舞踊など、結構な出し物もありました。
和太鼓や茶っきり娘の手踊りとは違って、すごいですね。北京オリンピック以来定着?

展示ブースを見学。これまたスケールが大きい。年々派手に・・つい費用が気になってしまいます。

      
      
蒸し製のお茶を発見。河南では、この会社だけだそうですが、上手にできています。聞けば、鈴木と寺田の機械だそうで・・どのように指導したのか聞いてみよう・・
20~30トンほど作って100グラム6000円で売れるとか・・・?
2007年には、世界緑茶コンテストで金賞を取ってるそうです。
日本のお茶も販路があるかも・・・

      
信陽では2010年ころから紅茶が作られ、「信陽紅」として有名です。

日本と同じで、夏茶対策で始められたようで、どこも考えることは同じなんですね。

最近は、「信陽毛尖」の新品種として育成された信陽10号を使った紅茶も・・

      

頂いたので、明日、茶文化資料館の呈茶コーナーで試飲しましょう。

各ブースとも、立ち寄ると腰が上がりません。そして、記念撮影。


・・・      
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