◆武田の杜で、ストレス発散!?◆
こんにちは。市民レポーターの 山本です。
11月の休日、武田の杜で開催されている“森林セラピー”を体験してきました
※「武田の杜」と「森林セラピー」については、『広報こうふ』2019年8月号で、市民レポーターの高柳さんが紹介しています。
森林医学の観点から“森林セラピー基地”と認定されている森は、全国に62カ所あるとのこと。山梨県で認定されているのは、甲府市の「武田の杜」と、山梨市の三富川浦(西沢渓谷)の二カ所だそうです。
まず体験前に、唾液からストレス度を測定。
数値が高いほどストレスを抱えているそうです。
出発時の数値は67KU/L。
どう変化するのでしょうか
森林セラピー体験は、森林セラピーガイドの方と一緒に森の中を歩きます
説明を聞きながら、聴覚、触覚、視覚、嗅覚、味覚を使って体験します
森の中はほぼ平らで、整備されている道を歩くのでとても歩きやすいです
体験したのは11月の終わりころ。紅葉がとてもきれいでした
歩くときの落ち葉を踏みしめる音が、とても心地よいです。
高台から見える景色
さらに奥へ進むと、これまでとは違った景色が見られます
人の個性のように、木も1本1本温度が違い、実際に触ってみると温かく感じる木、冷たく感じる木とさまざまです
木からは、人に癒しを与えると言われる“フィトンチッド”と呼ばれる香り成分が放出されています。
空気よりも重く、地面に近いほど濃度が高いので、フィトンチッドをより感じられるように森の中で地面に寝転がりました。
寝転がると、今までほとんど見ることのなかった景色が広がり、空気がとてもきれいで気持ちがすっきりしました
“ダンコウバイ”のつぼみを拾って、香りを感じる体験も
この時期、花は咲いていませんが、枝や落ち葉からも爽やかな香りがしました
さて、体験が終わったあとのストレス数値ですが…
38KU/L
体験する前と比べ約半分になりました
普段の生活から少し離れて、森の中を、五感を使って歩く体験。とても良い気分転換になりました
1年を通して体験できるので、お好きな季節に参加されてみてはいかがでしょうか