◆甲府献血ルーム「グレープ」が移転したのをご存知ですか?◆
市民レポーターの村上由実です
甲府献血ルーム「グレープ」が移転したのをご存知でしょうか。
2012年9月からkokoriビル2階に常設されていましたが、そこからちょうど10年が経った2022年9月、中央2丁目にあるファース甲府ビル2階に移転しました
そこで早速行ってきました。
新しいところに行くのってなんだかワクワクしませんか
以前はkokoriの駐車場に停めて駐車券をいただく形でしたが、移転後は専用の駐車場もあるとのこと。
近隣の提携コインパーキングも利用できますが、せっかくなので専用駐車場を使ってみることにしました。
地図にある住所に行くと早速このような説明が。
広い砂利の駐車場ですが、献血ルーム利用者用スペースは10台分
といってもきちんと掲示してあるので、迷うことはありません。
駐車場からファース2階ビルまでは歩いて数分
このような看板もあるので、すぐに分かると思います。
早速ビルに入り、2階へ上がります。
入り口に見慣れたGrapeの文字を見つけ、早速中へ入り、受付をします。
以前は受付して順番待ちをするのが当たり前。
タイミングによってはかなり長く待つこともありましたが、最近は「献血Web会員サービス ラブラッド」を使って事前予約ができる時間帯もあるため、うまく利用すれば待ち時間はほとんどありません
また、献血前に行なわれる問診もWebサービスで事前回答ができるため、先にしておくとスムーズに進むことができます。
受付が終わった後は、問診回答を見ながら体調確認や血圧測定。
続いて、少量の採血をして、状態をチェック。
体調に問題がなければこのまま検診に進みます。
しかし、ここで1つ問題発生!
「1年以内に心電図の検査はしていないですか?」
と聞かれました。
実はこれまで40回以上献血をしていますが、初めての質問にドキドキ。
「していないですが、問題ありますか?」
「では、検査をしましょう。」
とのこと。
この日私が行なった「成分献血」をする場合、直近1年以内に検査をしていないと、そこで検査をすることがあるのだそう。
直近の検査が2021年12月だったため、今回初めて対象となりました。
無事心電図の検査を終え、異常なし。
「準備ができたらお呼びしますので、水分を取ってお待ちください。」
とベルを渡されました。
ルーム内は撮影ができないため、この写真で待っている様子を感じてください。笑
ベルが鳴り、早速中へ。
この日私が行なったのは「成分献血」の1つ「血漿成分献血」。
これは専用の装置を使って血漿成分だけを採血し、赤血球等を再び体内に戻す方法です。
全血献血に比べて身体への負担も軽く、水分を摂取すれば数時間で回復できるということで、私は毎回こちらを選択しています。
採血ベッドには1人1台のテレビもついており、とても快適。
個人差はあるものの、私は毎回約30分程度で終了するのですが、この日は気温が低かったせいか、いつもより少し時間がかかりました。
献血後再び血圧を測って身体に異変がないか確認します。
自分では元気だと思っても、急に気分が悪くなったり、まれに失神を起こしたりしてしまう人もいるので、終わった後は20分程度の休憩を勧められます。
「水分を取って休んでください。具合が悪くなったらボタンを押してくださいね。」
休憩後も体調に変化はなく、終了。
この日の結果が記載された献血カードと献血後の注意事項が書かれた説明書をいただくので、終わった後も体調管理には注意する必要があります。
そして数日後。
Webサービスにはこの日の血液検査結果が表示されます
献血は血液検査ではありませんので、この結果だけで健康かどうかを判断してはいけませんが、目安にはなると思うので、定期的に献血を行なうのも、自身の体調管理をする上で有効ではないかと私は考えています。
また、輸血を受けた方のご家族からのメッセージを見ると、元気のおすそ分けができる「献血」の素晴らしさを感じます
新しくなった献血ルーム「グレープ」で、みなさんも献血してみませんか
また、献血ルームに行くのはちょっとハードルが高いという人には、献血バスなども回っています。
興味がある方はチェックしてみてくださいね
甲府献血ルーム「グレープ」
https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/yamanashi/place/m1_01_01_index.html
献血Web会員サービス ラブラッド
https://www.kenketsu.jp/Login?startURL=%2F
7年ぶりの成分献血
https://blog.goo.ne.jp/kofu-reporter/e/c4589924842ee19027cc11beece9cccb
献血する(日本赤十字社)
http://www.jrc.or.jp/donation/