◆春はもうすぐ! 富士山の見える梅園◆
市民レポーターの村上由実です
立春が過ぎ、今年も梅の季節になりました。
そこで私は開園したばかりの梅の名所「不老園」へ行ってきました
不老園といえば「富士山の見える梅園」としても有名。遠くに富士山が見えるのがわかりますか
実は前回訪問した2019年の2月にもほぼ同じ位置から撮影していました。
その写真がこちら↓
2年前と今では、世の中がまったく異なる状況になっていますが、日本一の富士山は以前と変わらずそこにあり、とても神々しく感じました。
中に入ると、まず1番に目につくのが、今やすっかり定番となった消毒用アルコール
手指の消毒後、入園料を払い、案内図をいただいて入園です。
園内には、早咲き・中咲き・遅咲き等20数種類の梅の木があり、順次開花しながら、毎年多くの来園者を楽しませています
花の色は白っぽいものからピンクの濃いものなど、さまざま。
中には黄色い花も
こちらは「蝋梅(ろうばい)」という花で、なぜかすべて下を向いていました。
芥川龍之介の句
「蝋梅や 雪うち透す 枝のたけ」
に詠まれている花のようです。
そんなことを学びながら見るのも楽しいですね。
他にも大正時代の不老園の梅の写真展や
近年行われているフォトコンテストの入賞写真展なども行われていました
こちらにはプロ顔負けの美しい写真がたくさん飾ってあります。
気になる方は、ぜひご自分の目で確かめてみてくださいね
また大正時代に建てられた「長生閣」は、限定した日にカフェとして開放されています。
残念ながら私の訪問日には開いておらず、建物の中にあるガラス越しのアマビエさんは、心なしか少し淋しそうに見えました。。。
アマビエさんに会いたい人は、開放日を狙って訪問してみてくださいね
園内は、まだ蕾が多いせいか、客足も少なめ
新型コロナウイルス感染症の影響もあるのかもしれませんが、屋外ですし、密になる空間もほとんどありません。
休憩スペースもたくさんありますので、梅を見ながらゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか
詳しい花の種類や開花状況、開園期間などは不老園のホームページが随時更新されていますので、そちらをご確認くださいね
不老園