◆〜企画展『石橋湛山と山梨』〜◆
こんにちは。市民レポーターの “クッツー” こと沓間聖です。
4月25日は、石橋湛山の命日です。 今年は、石橋湛山没後50年です。
山梨平和ミュージアムでは、企画展『石橋湛山と山梨』が開かれています。
石橋湛山は、1歳から18歳までを山梨で過ごし、現在の甲府一高を卒業しました。
山梨平和ミュージアムには、石橋湛山に関連した資料がたくさん展示されていました。
その中で…
石橋湛山に宛てた手紙
山梨とゆかりのある人から、石橋湛山にあてた手紙が展示されていました。
いつもは国会図書館にあるもので、なかなか見ることができない手紙だそうです。
今はメールでやり取りすることが多いですが、手紙はずっと残りますね。
手書きのよさも…
手紙を書くことが好きな私としては、うれしいコーナーでした。
高校時代の交友誌
山梨平和ミュージアムの理事長さんが、甲府一高にご勤務されていたとき、石橋湛山の文章が掲載されている交友誌を見つけたそうです。
石田三成や中江兆民について書かれていました。
石橋湛山は、歴史の本をたくさん読んでいたそうです。
鋭い指摘の文章で、高校生がここまで考えていたとはすごいなあと思いました。
母校を思う気持ち
石橋湛山は、何回も甲府一高を訪問し、講演も行っています。
企画展では、甲府一高の生徒たちに送った手紙のパネルが展示されていました。
いつもは、甲府一高に展示されているそうです。
首相も務めた石橋湛山ですが、立候補したのは、山梨からではなく、静岡からでした。
立候補した選挙区ではない山梨に、しばしば足を運んだということからも、山梨を大切にしていたんだなあと思いました。
理事長さんから、石橋湛山が、しっかり勉強して、自分の信念を持ち、それをつらぬいていったことや相手を思う気持ちを持っていたことなど、石橋湛山の魅力を教えていただきました。また、たくさんの資料について、丁寧に説明していただきました。
【関連リンク】
- 山梨平和ミュージアム ~石橋湛山記念館~ HP
おまけ
山梨平和ミュージアムでは、石橋湛山の資料は、2階に展示されています。
1階には、戦争と平和に関する資料が展示されています。
こちらもぜひご覧ください。