◆〜本と歩こう(50)〜◆
こんにちは。市民レポーターの 杉浦玲子 (すぎうら れいこ)です。
今回は8月8日(火)にYCC県民文化ホールで行われた、『ウクライナ国立バレエ スペシャル・セレクション2023』のご報告です♪
ウクライナ国立バレエは、旧キエフ・バレエとも呼ばれ、世界有数のバレエ団として知られています。
今回の公演は、光藍社によるウクライナ国立歌劇場への芸術支援義援金活動の一環として、山梨放送との共催にて行われました。
ウクライナ国内の情勢は、依然として予断を許さない状況ですが、支援に携わった多くの方々への感謝の気持ちとして、こちらの公演が全国各地で開催される運びとなりました。
会場には、たくさんの観客が❣
夏休み中ということもあって、親子連れの方々も多く見られました。
ロビーでは、ウクライナ国立バレエのTシャツや、ウクライナの民芸品、バレエデザインのグッズなども販売され、買い求める人々で賑わっていました。
私自身、今回はひさびさのバレエ鑑賞だったので、非日常の美しい世界を堪能してきました✨
第2部のカーテンコールのみ撮影可(フラッシュ撮影禁止)だったので、美しい思い出とともに画像におさめてきました♬
ウクライナ国立バレエは、年末年始に再来日公演(東京)も予定されています。多彩な演目に注目‼
文化庁による「子供無料チケット(WEB限定)」もあるそうなので、興味のある方はぜひ問い合わせてみてくださいね❣
★本と歩こう(50)★
『スワン アンナ・パブロワのゆめ』
ローレル・スナイダー文
ジュリー・モースタッド絵
石津ちひろ訳
BL出版
2015.10.20初版
1600円(税別)
※出版社の許諾を得て書影を使用しています
今回は第一部の演目で、「瀕死(ひんし)の白鳥」を観ることができました。
現在、ウクライナと敵対関係にあるロシア。
そのロシアが生んだ偉大なバレリーナ、アンナ・パブロワ。
貧しい家庭環境にありながらも、意志と努力で夢を叶えたアンナの生涯を美しく繊細に描いた絵本。
国境を越えてバレエを広めたアンナの代表作、「瀕死の白鳥」をイメージしながら読んでほしい一冊です。
―取材へのご協力、ありがとうございました―