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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

印傳(いんでん)博物館で歴史に触れよう!

2024-07-22 14:54:25 | 紹介

〜甲府の魅力はっけん!子どもとおでかけ


こんにちは!市民レポーター武居みおです。

7歳と5歳の2児のママ目線で、子どもと一緒に、家族と一緒に出かけたいなと思う甲府市のスポットを紹介していきたいと思います。

今回は、甲府市中央にある、印傳(いんでん)博物館で「印傳の技法―多色で染めた鹿革―」を行っていると聞き、絵を書くのが大好きな娘とともに訪れました。甲府に住んでいて、印伝のカード入れなど、製品を持っている方も多いのではと思いますが、博物館に入ったのは初めてでした。一回の受付で入館料を支払い、2階に登ります。

 

2階は2つのフロアになっていて、撮影可能な場所とそうでない場所に分かれています。印伝の製法や歴史を映像で見ることができ、パネルでの紹介もされていました。

一緒に印伝の塗り絵コーナーが有り、子どもは花唐草模様(はなからくさもよう)を夢中になって描いていました。

印伝とは、鹿革に漆付けなど、伝統技法によって模様付けした工芸品です。燻(ふすべ)という方法で皮を固定させたタイコ(写真の道具)を回転させ茶色に染め上げたあと、漆を塗り、更紗技法(さらさぎほう)で模様付けします。

更紗技法は、三重県鈴鹿市白子町で作られている伊勢型紙を使い、模様がずれないように型紙を替えて色を重ねていくことで色鮮やかな模様に仕上がるそうです。写真は撮れなかったのですが、大正時代に金更紗(きんさらさ)で作られた工芸品など時を経ても美しいものもあり、じっくり眺めることができました。

印伝の製法については知らないことが多く、広すぎないので子どもと一緒に気軽に楽しむことができました。意外と他県の方では印伝そのものを知らない方も多く、この素敵な伝統工芸品を甲府市民の方はもちろん、市民以外の方にも知っていただけたら嬉しいなと思います。一階のショップと合わせて楽しめますので、興味のある方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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印傳博物館HP https://www.inden-museum.jp/

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