◆板敷渓谷編◆
こんにちは。市民レポーターの「かずさん」こと武田和巳(71才)です。私は2022年10月、市のホームページに掲載されている『甲府市ウォーキングマップ』31地区のコースを歩きブログにまとめました。引き続き“健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”を目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。
甲府市31地区コースのブログは以下にまとめて掲載されています。是非ご覧ください。
****コースの紹介****
今回は、「板敷渓谷」を散歩してきました。紅葉の名所ですが、混雑する前に訪問しました。「大滝」まで初めて歩いてきました。
板敷渓谷(2024年10月11日に訪問しました。)
県道112号を北進し荒川ダムを過ぎて荒川大橋を渡り、T字路を左折すると、間もなく左側に駐車場があります。そこに車を止め10分程歩くと、大滝橋を渡り板敷橋の手前右側に「板敷渓谷」の入り口があります。
板敷橋の上では早くも滝の音が聞こえてきます。欄干から覗き込むと、木々の合間からわずかに「白髪滝」が見えました。熊鈴を付けて板敷渓谷入口からスタート!!
板敷橋の脇の階段を下りていくと、板敷橋の下から「白髪滝」がよく見えます。水量も多くなかなか立派な滝です。
少し進むと一つ目の「仮橋」に出ます。気を付けて渡りましょう。
二つ目の「仮橋」に着きました。ここまでは5分程度で、道がぬかるんでいるところもありますが、難なく来られました。
この「仮橋」の先に、目指す「大滝」があります。仮橋の手すりはグラグラ、橋の板はところどころ朽ちていて、用心して渡ります。この仮橋手前で引き返す方もいました。
ここから先の道は急に悪路になり、大きな石が積まれ滑りやすく、鎖やロープを掴みながら登ります。また、滝がありました。
急な道を少し上ると木の間から「大滝」が見えてきました。
「大滝」は落差30mの2段の滝で、水量がとても豊富で見ごたえがあります。滝の近くまで行きましたが、細かな水しぶきが漂っていて服が湿ってきました。
今日の景色は「緑の木々と青い空と白い大滝」ですが、秋の「紅葉と青い空と白い大滝」も見事だと思います。
**** コースの感想 ****
板敷渓谷入口から大滝まで約30分800歩、往復で約1時間、約2,000歩の散歩でした。入口から大滝まで滝の音と川の流れる音が続き癒されました。周りの木々はまだ緑色でしたが、紅葉の季節はさらに素晴らしい景色になるのだと思います。大滝までの距離は短いですが、道が悪いので、トレッキングシューズと登る時にロープや岩を掴む手袋の持参をお勧めします。
東京から来た小学生が大滝の近くで「水晶のかけらを見つけた!」と見せてくれました。
板敷渓谷や駐車場、荒川ダム展望広場にトイレはありません。荒川大橋近くの荒川ダム記念館(閉館)の隣に、最近改修された綺麗な公衆多目的トイレがあります。
帰りに「荒川ダム展望広場」で持参した水を沸かし、周りの景色を眺めながらカップ麺とコーヒーを頂きました。至福のひと時です。