きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

【N】小田急5200形の組み立て(9)とりあえず完成

2010-09-06 | 工作室
前回ご報告したのが6月でしたから、約3ヵ月ぶりの報告ですね。
結論を先に申します。
つい前日、「とりあえず」完成いたしました。

前回の報告(6/17)の段階で、屋根の塗装、床下機器の塗装、窓ガラスの取り付けなどを残すだけとなっていました。

早々と屋根の塗装は終えていたのですが、動力ユニットがなかなか手に入らなかったために床下機器の塗装に手を付けることができずにいました。

8月下旬に大井町のIMONにて動力ユニット(小田急FS/GM)を入手し、床下機器の塗装を行うことができました。
なお、床下機器はキットに付属のダイキャストのもので、実物との関連はありません。

ちなみに屋根の塗色はGM鉄道カラーのNo14(灰色9号)、床下機器は同No35ダークグレーにしました。

次いで窓ガラスを取り付けました。
窓ガラスにはタミヤの透明プラバン(0.2厚)を、タミヤセメント(流し込みタイプ)で接着しました。

ここでまた、それは床板の取り付け方法をどうするか、で作業がストップです。

写真1. 床板取り付けの梁

結局、写真のように車端部にプラバン(1.2厚)で梁を設け、そこにねじ止め(最終的には両面テープ止め)することにしました。

最後は前面。
先頭のカプラーには見た目重視でTOMIXの密連形TNカプラーを床板に接着、その他の連結面は我が家の標準仕様のKATOカプラー(灰)としました。

前照灯にはシルバーを筆を注し、急行表示灯(尾灯)にはサインペンで赤を入れてみました。
もちろん点灯しません(笑)

写真2. 前照灯・尾灯の仕上げは昭和スタイル


そうそう、窓ガラスを取り付ける前に、窓の桟にシルバー、前面のHゴムには黒を注しました。
これは老眼に辛い作業でした。
写真のアップには耐えられません。遠くから眺めるのが良いようです。

写真3. なんとか完成しました

(この写真は「アラ」が見えなくて良いですねえ)

結局、着手から4ヵ月近くかかっての完成です。
(車番や方向幕はまだ入れていません。というわけで冒頭の「とりあえず」なんです)

ふと気がつくと、この5200形は21世紀を迎えてから初めて、いや平成になってから初めて組み立てた車両なんですよ。
(昭和に作った車両はほとんど廃車になってます・・・)

最近はNゲージでもいろいろなパーツが出回っていて、パーツ選びに困ってしまうような状況です。
キットをそのままさくっと組み立てられた昔が懐かしいような気もしますが、今回は、いろいろ良い勉強になりました。
細かな作業には歳のせいもあって目が付いていきません。
車両の制作は16番などが良いのかもしれませんね。

次は何を作りましょうかね。
とりあえず完成させたことで、次回の構想もじっくりと練ることができます。