きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

東京外環状線乗車記

2018-05-04 | 散歩
それは昨日届いた一通のグループLINEのメッセージから。
「GWだけど、どっか行かないの?」と。

例年、GWはどこかに行っているのですが、今年の私はGWの予定なし。

そんなグループLINEでのやり取りの中、友人R氏が「ホリデー快速鎌倉」に乗りに行くことを明かしてくれたので、同行させてもらうことにしました。

「ホリデー快速鎌倉」には5年前に乗っています。
「ホリデー快速鎌倉」乗車メモ | きみどりの窓
5年前の記事は「1人で乗り通すのはつまんないです」と締めてましたね。


閑話休題
そして今日がその日。

R氏との待ち合わせは「ホリデー快速鎌倉」の始発、南越谷駅。

私はというと、朝一番の東横線に乗り、多摩川駅で乗り換えて蒲田駅へ。
JRの蒲田駅ではあえて券売機できっぷを購入。

写真1. 蒲田から640円

なぜ蒲田か?
なぜ640円か?
(ちなみに蒲田駅→南越谷駅は800円です)
その理由はおいおい分かると思いますので話しを先に進めます(笑)

蒲田駅から京浜東北線を北に。
南浦和に行くと見せかけて(誰に?)有楽町駅で下車。
東京駅から京葉線に乗るためです。

写真2. 通行券?

有楽町駅の改札で「京葉線に乗り換えたい」というともらえます。
途中下車扱いにはなりません。
(見た感じ時間制限もないような・・・)

写真3. 新幹線高架下を進む

京葉線には東京駅内乗換えで乗ったことはありますが、有楽町駅からの乗換えは初めてです。
なので道に迷わないかちょっとだけ不安。
特に案内板などはありませんし。

写真4. 京葉地下八重洲口の入口

ひっそりと入口があります。
写真右の通路の向こう(奥)が有楽町駅方面。あっちから歩いてきたわけです。
幸い迷うことなく辿り着くことができました。

体感的には東京駅の地上ホーム(?)から乗り換えるよりも早いし近い!(個人の感想です)。
雨が降っているとちょっと困るかな。

写真5. 府中本町行き

京葉線東京駅から府中本町行きに乗ります。
車両は231系のような209系。
元は総武緩行線かな。

そろそろ「蒲田から640円」の意味が解ってきましたぁ?

東京駅からの京葉線電車内はネズミーランドに向かうお客さんで立ち客も。
そんなお客さんも舞浜駅で9割方が下車。

そして東京駅からジャスト1時間。
南越谷駅に到着です。
ここで友人R氏の到着を待ちます。

写真6. 205系

早めに到着したのでしばし駅撮り。
この205系は海浜幕張行き。

写真7. 209系

こちらは東京行き。

写真8. 205系メルヘン顔

元京葉線の主ですね。

呑気に駅撮りしていましたが「ホリデー快速鎌倉」の乗客が乗車位置に列を作り始めたので私も乗車位置に。
なんとか空いている乗車位置を見つけて先頭を確保。

写真9. 乗車位置ステッカー

「ホリデー快速鎌倉」はかつての115系から185系にバトンタッチしています。
乗車位置ステッカーも185系バージョンになってます。
扉数も3扉車から2扉車になってますしね。
湘南色なのが貴重です(笑)

写真10. 乗車位置ステッカー(2013年7月)

5年前はシンプルなものだったんですね。

写真11. 185系が来た/行った

そうこうしているうちに、府中本町方面から185系がやってきました。
発車の27分前(手元の時計で)です。
この185系こそこれから乗車する「ホリデー快速鎌倉」になる車両。

この時点で乗客の行列はかなりの長さに。
そんなこんなで油断していたので接近に気づかず。
慌ててスマホカメラを起動してなんとか後ろ姿だけ。

写真12. 発車案内

「快速」「始発」「鎌倉」の文字が並んでます。
その間、R氏も到着し、行列の後ろに並びます。

写真13. 回送字幕で到着

そそくさと乗ってしまいましたので字幕が変わるのを見ることはできませんでした。
「鉄」のためというより、乗客への案内という観点で「快速」表示など、「回送」以外の表示で入線すべきでないの>JRさん。

R氏とは車内で合流。隣席同士に。

南越谷駅の発車時で座席はほぼ満席。
6両中2両ある指定席も満席だとか。
(指定席が設定されているのは知りませんでした)

発車から2つか3つの駅に停車した時点で通路も乗客でいっぱいに。
さずがはGW。

武蔵野線内でも武蔵野南線内でも全速力とは言い難い走り。
クルマに例えるなら5MTの3速で走っていて、4速にシフトアップしてよ、って感じ。
MT54がそれなりに唸っているので。

写真14. 鶴見にて

鶴見で運転停車。
タイミング良く鶴見線が発車していきました。
鶴見から東海道線に、戸塚から横須賀線に転線というのは5年前と同じ。

写真15. 鎌倉駅到着

先頭に回ったところですでに「回送」表示に。
ヘッドマークを見るには途中駅でないと駄目ですね。

写真16. 江ノ電鎌倉駅

鎌倉駅で下車。蒲田駅から640円です。
お気づきのように近郊区間の運賃計算特例を利用しての大回り乗車というわけです。
到着地の鎌倉駅と南越谷駅からのルートなどを考えた結果、蒲田駅出発という答えを導き出したわけです。

結果として東京駅から京葉線、西船橋駅から小金線、新松戸駅から武蔵野線、府中本町駅から武蔵野南線と「東京外環状線」を一気に走破してしまいました。
武蔵野南線はこんな機会でないと乗れませんしね。

鎌倉駅から江ノ電にでもと思っていましたが、(想定通り)あまりの人の多さにそのまま自宅に退散したとさ。