きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

【N】185系「はまかいじ」(4)ATC室の窓埋め2

2016-09-17 | 工作室
30余年前の東北ツアーのとりまとめも終わりましたので、185系の「はまかいじ」化工事に集中しようと思います。

窓埋めのプラ板の接着剤の乾燥(硬化)のために数日後、継ぎ目を消すためのパテ盛りです。

写真1. パテを盛り


パテ盛りと言ってますが使用したのタミヤのリキッドサーフェイサーです。

筆で一度塗り(盛り)では乾燥後に継ぎ目が浮いてくるので結局3度塗りしました。
結果、かなり盛り上がっています。

数日間乾燥させた後、削ります。

写真2. パテを削る


9mm角材にサンドペーパーを貼り付けたものでちまちまと削ります。

サボ受けが削れてしまいましたが、想定内というか、承知のうえです。

400番のペーパーから始めて、最後は2000番で仕上げ。
(写真2の600番の裏面に400番、1200番の裏面に2000番のペーパーが貼ってあります)

触感で面一になったところでいよいよ次は難題の塗装。

必要な色は、白色、緑色、橙色の3色ですが、とりあえず緑色の色合わせ。

まずは手元にあったGM鉄道スプレーの「緑2号湘南色」。
これまた手元のプラ板片に吹き付けて色味を比較。

写真3. 緑2号(GM鉄道スプレー)

実車の緑も緑2号なのでこれがこのまま使えれば何の問題も無いのですが、ちょっと色味が違います。
光沢感は近いのですがちょっと暗いかな。

次は、タミヤカラー(エナメル)の中から近そうな色を選んでみました。

選んだのはフラットグリーン(XF-5)とディープグリーン(XF-26)。
こちらは筆塗りで。

写真4. タミヤカラーの緑

「艶消し」なので「バフ掛け」して少し光沢を与えてみました。
その結果、ディープグリーンがかなり近い感じです。

これならフラットグリーンのスプレーがそのまま使えるかも、というのが現在の有力な案です。

あと白色と橙色の色合わせして本塗りを行う予定です。

11月に東海道線品川駅線路切替

2016-09-16 | 縁側
先日、田町~品川間にできる新駅の概要についての発表がありましたが、今度は東海道線の品川駅の線路切替工事(に伴う列車の運休)について発表がありました。
(東海道線品川駅線路切替工事に伴う列車の運休について[PDF] - JR東日本 | 企業・IR・採用)

お知らせの主目的は「列車の運休」の告知なわけですが、私的にはそこはスルー。
リリースに添付されていた図の方に反応してしまいました(笑)。

写真1. 切替工事概要

(JR東日本リリースより)


今回の切替工事は東海道上り線をスリムになった車両基地に沿うような形の新線に切り替えるというものです。

そしてその後に現在の京浜東北線・山手線の線路も、東海道・新上り線に沿うように切り替え品川新駅(仮称)を設置していくことになるわけです。

写真2. 品川新駅設置場所(再掲)


先日の投稿では「京浜東北線の北行きの線路のオーバークロスは作り替えないのだろうか」と書きましたが、図を見れば新しく作ることは明らかですね。

1982年の東北ツアー(4・最終回)

2016-09-15 | 縁側
1982年の東北ツアー(4:最終回)

1982年の東北旅行記の最終回です。
ここまでお付き合いいただきましてありがとうございます。


10日目=3月4日(木)

福島  06:30/08:22 赤湯 (421レ) オハフ33-2325
赤湯  08:30/09:36 荒砥 (225D) キハ55-149
荒砥  10:39/12:01 米沢 (228D→126D) キハ55-149
米沢  12:09/14:23 坂町 (125D) キハ28-809
坂町  14:26/14:55 新発田(834レ) オハフ50-2303
新発田 15:39/16:23 東赤谷(129D) キハ58-471
東赤谷 16:28/17:08 新発田(130D) キハ58-471
新発田 17:15/17:51 村上 (931D:快速) キハ47-517
村上  17:55/20:10 余目 (841D) キハ47-518
余目  20:17/05:02 上野 (404D:急行出羽) キハ58-584→(新庄からキハ28-808)

東北周遊券の有効期間は10日間。
そしてこの日が10日目、いよいよ最終日です。

福島駅で「津軽」を降り、奥羽本線を赤湯駅まで戻ります。
客車での板谷越えだったんですね(「津軽」も客車でしたが)。

赤湯駅から長井線荒砥駅まで行きます。

写真1. 荒砥駅入場券

荒砥駅で入場券だけ買って米沢駅まで戻ります。
そこから米坂線で日本海側(坂町駅)に出ます。

坂町駅からは羽越本線を南下して新発田駅へ。
目的は赤谷線への乗車。

写真2. 東赤谷駅入場券

終点・東赤谷駅での滞在時間は5分間でしたが、その間でも入場券だけは購入(笑)。

赤谷線に乗ったところで事実上今回のツアーの目的はすべて達成。
がしかしそのままでは帰京しません(笑)

新発田駅から羽越本線を余目駅まで北上します。

最後の列車は余目駅から「急行出羽」。
上野駅到着は翌朝(11日目)になりますが、周遊券のルール上これはOKですね。

10日目の乗車距離は873.1km。


総括

10日間の総乗車距離は7762.6km(上野駅から上野駅まで)、総乗車時間は158時間20分(同)でした。

1982年の東北ツアーは10泊11日でうち車中泊は7泊。
周遊券による急行乗り放題とまだまだ数の多かった夜行急行のおかげで周遊券をフルに活用した行程でした。

そうそう、言い忘れていましたが、この行程を組んだのは一緒に行ったR氏。
私はただ金魚のフンのごとく付いていっただけです。
今、メモで振り返ると、乗りつぶしもさることながら特徴のある列車(車両)に乗ることにも重きを置いていたようです。

写真3. 乗りつぶしの図

今回発掘されたメモをもとにEXCELで作成してみました。
赤色の線がこの時に乗った路線です。

北上線、陸羽東線、磐越東線には未だに乗っていませんねえ。その後開業した三陸鉄道も乗っていません。

風景も(乗った)車両もほとんど記憶に残っていないですし、今度は廃線跡・廃止駅巡りも含めてまた行きたいものです。
もう一度同じ日程・行程でとなると身体的にしんどいですが。
なにより今は夜行列車が無いですしね。

(完)

停止位置変更のごあんない@東横線日吉駅

2016-09-14 | 縁側
7月に目黒線の停止位置を変更した東急日吉駅ですが今度は東横線で。

写真1. 横断幕@コンコース(東横線バージョン)

目黒線の時は青基調でしたが、東横線バージョンは赤基調です。

地元紙では9月末に変更という報道(相鉄直通工事で日吉駅ホームを渋谷側へ移動、7月から東横と目黒線の乗り換えに注意 - 横浜日吉新聞)もありましたが、正式には10月9日(日)初電からの切り替えになりました。
停止位置変更の対象は東横線の10両編成の列車。8両編成の列車の停止位置は変更なし。

写真2. 乗車位置目標

現在の1号車(渋谷方先頭車)は8両、10両ともに同じ位置に停まります。

これまで日吉駅の横浜方の2両分は仮設ホームとなっていましたが、今回は渋谷方に2両分のホームを設置し、これで10両分のホームが完成形になるようです。

写真3. 4番線渋谷方延長部

メトロ7000系・8両編成が発車していきます。

写真4. 4番線横浜方ホーム(仮設)

(2013年6月撮影)

照明も暗くホームの幅も狭いですね。

まあ停止位置の変更は良いのですが、ちょっと残念なことも。

写真5. 仮設ホームから上り列車を撮る

(2013年6月撮影)

仮設ホームからは日吉駅に進入する列車を撮ることができたのですが、仮設ホームが無くなると写真5のような構図では撮れなくなってしまいます。
かくいう私も1~2度しか撮っていませんが・・・。
今のうちに撮っとくか。

首都高速の横浜環状北線がようやく開通するぞ

2016-09-13 | 車庫
私の自宅近くで工事が進んでいる首都高の横浜環状北線が来春に開通するということです。
(横浜北線横浜北線(横羽線~第三京浜)が2017年3月に開通します - 首都高速道路 | プレスリリース)

写真1. 横浜環状北線のルート

(首都高リリースより)


横浜環状北線(以下「北線」)は首都高横羽線の生麦JCTから第三京浜道路の港北ICまでを結ぶもので、個人的に開通を心待ちにしていました。

これまでも都心や千葉方面から帰宅する場合に、横羽線から第三京浜を通ることがありましたが、北線ができれば第三京浜を通らずに済みますので所要時間も通行料金も節約できます。
(首都高さん、通行料の値上げはしないでしょうね)

大黒線にも直結しますので、横羽線経由でも湾岸線経由でも羽田空港へ行くにも便利になりそうです。

開通日はリリースでは明らかになっていませんが、現在内部で調整中、ということでしょう。

写真2. 横浜北トンネル生麦方(2011年6月撮影)

北線はほぼ全区間がトンネル。
生麦JCTで横羽線から分岐し、東海道線などの線路を跨いでトンネル(横浜北トンネル)に突入します。
トンネルから顔を出すのは横浜市営地下鉄の北新横浜駅のそば。
北線ではそこに新横浜出入口ができます。ウチの最寄りはこのICです。

開通したら早々に試走に行きましょう。