
わたしたち秋明菊も もうおしまいいね。また来年おばあちゃんと
遊んであげようね。秋明菊のおしゃべりが聞こえるような秋の陽だまり。
秋明菊の盛りを過ぎると 足もとには静かにのこんぎくの出番。
のこんぎくと野菊のが同じものか分からないけれども
野菊の歌が口をついて出てくる。少女の頃歌った歌。忘れていない。
遠くの山から吹いてくる 小寒い風に揺れながら
気高く清く匂う花 きれいな野菊薄紫よ
秋の日差しをあびてとぶ トンボをかろくやすませて
静かに咲いた野辺の花 やさしいのぎく うすむらさきよ。


歌の歌詞に自然の風景が絵になる 日本のうた
大事にしたい日本のうたですね。