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黒谷の塔頭・紫雲院  紫雲石が有名・法然上人のゆかりの地

2015年08月02日 00時58分35秒 | 寺院

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紫雲石は境内の小堂宇に安置されています。

この石は、法然が念仏弘通の霊地を求めて比叡山から下山し、

たまたまこの地にたどり来たところ、

この石から紫雲が棚引き、異香が四方に薫じたという。

この奇瑞によって一宇の草庵を結んだのが本寺の起こりである。

山号も紫雲山と号するようになった。

 

当院の開基宗厳上人は文禄の役に我が国に渡来した朝鮮人で、

医で北政所につかえ、後に出世して当山に住み、元和2年(1616)示寂した。

この縁故により、当院には物故せる朝鮮人の墓が多く、

 

特に境内の石造観音像は慶長の頃、医を業とし、詩文を能くした

明国人王鞬南の墓で、古来この墓に詣ずれば小児の百日咳に効ありとされている。

 

境内の堂宇  紫雲石

 

 

ハスの花は見頃が済んだのかな

いろいろな種類のハスが

植えられているようです      平成27年7月28日撮影

 

本堂 の扁額

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