カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

新しい世の中って意味らしい

2012-11-25 | ことば

 いよいよ選挙になりましたね。もうすでに選挙後の連立のことしか興味が無いけど、まあ戦争なんで大変ではあります。それにしても世の中はずいぶん変わったもんだね、という感慨はある風景ではあって、特に関係者じゃない人は結構迷ってしまうものかもしれないですね。

 さて、よその国のことなんでどうでもいい事なのかもしれないが、韓国の政党名は何となく以前から気になっていた。というのはなんで現地語をそのまま使うのだろうか。意味が分からないのと、その意図も分からない。誰かに配慮しているのかもしれないし、逆に配慮しないという考えもあるということなのか。名前なんだから仕方ないという意味もあるのかもしれないが、しかしやはり訳することができる意味があるらしい事も変だ。こういうのは誰が決めることなんだろうか。
 というか、野党の場合は訳しているところばかりの様で、民主統合党とか先進統一党というようなものがあるらしい。与党では無いからという意味でもなさそうだし、なるほど革新系かもしれないという分かりやすさは好感が持てる。持てるがやはり野党なんだろうな。
 ということは、問題は与党ということらしい。現在はセヌリ党というらしいが、以前のハンナラ党を改名したものらしい。昔はウリ党というのもあったみたいだから、なかなかややこしい。それなりの経緯はあるんだろうけど。
 ちょっとググってみると分かるけど、しょっちゅう政党名を替えるので訳が追いつかないなんて言い訳をするのかもしれない。人気がでなくなると名前を替えてやり直すというような事を言われているようだが、まあ、何となく日本もそんなようなところはあるみたいだし、いろいろな思想なり政策なりを統合して分かりにくくする意図のようなものがあるのかもしれない。でもまあそんなことはどうでもよくて、やっぱり意味の通じる訳をすべきことに変わりはなさそうだ。
 漢字文化への決別との関連もあるんだろうか。実際は漢字を読める人はそれなりに居るらしいし、やはり漢字を使った方が実用的には利便性が高いのだそうだけど、結局は却下されているような背景はあるのだという。まあそれは彼らの選択なんだからどうでもいいけど。
 そういう韓国側の事情とはつまるところ何の関係も無いので、日本の報道側で早いところ訳すべきということになりそうだ。まさかそれに圧力を掛けるような事があるとも思えないが、いや、日本国内にそんな偏狭な考えの人がいる可能性はありそうだ。
 ふと英語表記だとどうなのかと思ったら、saenuri party と書いてあるようだ。ひょっとするとこれにならっている可能性もありそうだ。
 海外に行くと中国の首脳の名前が分からなくなるという話も聞いたことがあるし(漢字読みで覚えているから)、国際派の人たちにとってはこの方が便利という考えもあるのかもしれない。まあ、そうであっても変な話ではあるんですけどね。
コメント (1)
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