カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

選ぶなら、接客の悪い店か、まずい店か

2019-06-07 | 

 ある日友人と居酒屋に入ると、まだ時間が早いこともあってガラガラだった。ところが店主は、角の壁に面した席を僕らに案内した。ガラガラだからもう少し真ん中でもいいか、と断ると、「いや、今から増えるのでそこで」という。「壁が目の前で威圧感がある」というと、「それは仕方ないから」と去っていった。あきらめて飲んでいたが、僕らが居た二時間あまり、僕ら以外に4人組のグループが来て別のテーブル席で飲んでいる以外の客は、とうとう来なかった。そのあと来たのかもしれないけど。
 なんだかな、という思いはあるが、お客様は神様ではない。店主が好きなようにすりゃあいいと思う。そう思うが、だからと言って不当な扱いをされる覚えはない。まあ、誰かが壁側に座らければならない状況が必要で、それは僕らに決められた運命であったということなんだろう。
 さて、飯はうまいが、接客が悪い店がある。それでも食べたいので我慢していきますか? という設問がある。というかそういう議論をしている人がいた。その逆ならどうか? という議論もしていた。さらにどっちの方がいいか? などなど。
 接客が良くても料理がまずければ残念だし、飯が旨くても接客がまずければ気分は良くないだろう。もちろん両方がそろっている店なんて、そんなに多くないということなのか。まあ僕の感じるところでは、そんなに志は高くないのかもしれないが、幸いなことに、ほとんどはそこそこで成り立っているとは思うんだけれど。まあ、感じ方はいろいろでしょうね。ちなみにこういう話は、結構盛り上がるようだった。皆さんいろいろな鬱憤のある体験をされているようだ。
 しかしながらそうはいっても、僕がいい感じの対応だったという記憶の店が、酷い態度だった、という話は聞くし、僕が旨かったと思った店が、犬でも食えないほど酷い、という話も聞いたことがある。その店が同じ店だとして、そんなに日々豹変することがあるんだろうか。
 要するに感じ方というのは、人それぞれなんだろう。確かにあんまり愛想のよくない店でも繁盛店はあるし、そうたいした内容とは思えない店でも、名店と名高いところはいくらでもあげられる。そんなもんじゃないかな、と思うし、その中から自分さえ気に入るところがあったらいいのである。まあ、出来ることなら、その思いを共有出来たらもっといいんだろうけど。まあ、極端に不潔であるとか、威圧的で恐ろしいとかいうような店でなければ、多少の難癖あっても入っていいですけどね。まあ、そこまで極端なら、お店として続けてはいけないかもしれないが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする