カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

いじめと探偵

2019-06-15 | net & 社会

 NHKで「いじめと探偵」というのをやっていた。ふと本棚を見ると新書も持ってた。学校内でのいじめ事件に関して、親が納得できないものを探偵が捜査していく過程を描いている。いじめに関しては、基本的に学校が調査をする約束をしたにもかかわらず、いじめの事実はない、というような結論が出てしまう。中にはすでに本人が自殺していて、いじめが原因としか考えられない状況であるにもかかわらず、学校の報告書は部活を(の運動を)苦にして亡くなったのではないか、と示唆される報告書が上がってくる。
 いじめられた子たちのインタビューやアンケートなども上がってくる。いじめの事実はもちろんつらいことだが、学校や先生に相談したにもかかわらず、何も対応してくれないとか、冷たい言葉を投げかけられることで、あきらめて心を閉ざしてしまったり、自殺してしまう事実がどんどん明らかになっていく。
 一通り調査の資料がたまったものを学校に提出して、このようないじめ調査を再度行うようお願いするが、それでも資料が無いといわれたりする。アンケートを拒否する子のものは使えないので、調査自体が無いのと同じだとはねられるのである。
 基本的に明らかに見えてくるのは、教育現場の大人たちのいじめ体質である。人の命を軽く感じておられるようで、いじめのような厄介なものが存在することに嫌悪があるのではないか。本気で調べるより早く終わることに重点を置いている印象があって、形式的な手順を踏んだ事実が重なると、事実というものがどうであるにせよ、終了させるというミッションが成立するようなのだ。責任の所在が学校ではないという判断を自分たちなりに積み上げられたら、それでいいという理屈なのだろう。
 いじめの問題は、問題が起きたということが分かるだけで(認識されるだけで)、6割くらいはすでに解決できるのだそうだ。いじめられている内容を先生が聞いて、そのうえで相手に謝罪させるなどすると、終わるのが普通なのだ。それ以外の厄介なものでも、基本的には学校で行われていることなので、皆が対応に向けて動く姿勢があれば、必ず解決の糸口は見つかるものである。
 ところがそうはいかないのが学校という闇組織で、自殺者が繰り返し出てしまう学校があるのも、そのためである。いじめというのは暴力だから、暴力と親和性の高い組織は、いじめをなくすことができないのだ。
 先生ができないのであれば、各学校は地域の探偵と契約を結ぶべきであろう。その前にやることがあるとすれば、契約を結ばなくても何とかなると考えているような先生をクビにすることくらいであろう。
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もう一泊追加

2019-06-14 | 散歩
 雨もやんだし、一人懇親会です。


 雨ではあるんで、宿泊先のホテルのそばがいいでしょうね。


 ちょっとウロウロしたけど、とにかく適当に入りました。入ってから何となく見おぼえあるような気がしたんだけど、以前は行ったことのある別の系列店だったようです。店員さんはパキスタン系が主でしたけど(日本語問題無し)。



 何故かレモンサワー。



 あとは焼酎で焼き鳥食ってました。


 ごちそうさまでした。


 あとはコンビニ探して帰るだけです。すっかり雨やんで、空気がきれいになった感じになってました。



 あとはホテルでのんびりしてました。さすがに疲れたな~。


   

 ということで、このホテルにはガストが入ってまして、そこでの朝ごはん。システムとしてはシンプルで分かりやすいです。最初から一人想定の席がたくさんですしね。


 そして静かな朝の新橋散歩しました。でもですね、朝から立ってるプロの女の人たちもいるんですね。声かけられてびっくりしました。朝まで飲んでる人対象の店があるんでしょうか? ちょっと危ないかもですね。



 桜田公園。




 日比谷神社。




 道なりに行けば品川に行くんだろうね。


 でも、曲がります。


 御成門から東京タワーを望む。



 角にちっこいビルが頑張ってる感じ。というか地権者は、どうしてもその一角売りたくなかったんでしょうね。




 浅野内匠頭終焉の地の碑。ここで切腹したんだな。先週松の廊下跡地に行ったので、偶然とはいえご縁を感じました。一年前には品川・泉岳寺にも行ったな。別に忠臣蔵は好きでもきらいもないけど、ご縁はあるんだな(と勝手に思う)。






 一度ホテル戻って身支度しなおして、後は帰るだけです。また大村で用事があるんだよね。


 さようなら新橋、またね~。




 (浅草線・)京急でビュン(って宣伝があるんです)。





 ということで帰って来てリンガーちゃんぽん食ったのでした(東京にもあるんだけどね)。


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みどりと芸術、立川。

2019-06-13 | 散歩
 駅の外は墓ばかり。


 着いたのは玉川上水。


 東京は緑が多くてきれいなんですよね~。


 まあしかし、特になんも無いところではあるんですが(だからいいんだけど)。


 反対側もちょっとだけ探索。街中にいいところだよ。


 ちゅうことで、朝の散歩終了。帰ってきました。


 この日は暑かったんで、日陰の多い駅前は助かります。



 いい散歩できました。この後は仕事しなきゃな。







 午前中に委員会やって昼飯です。








 ということで午後は運営の委員会、情報交換会。いろいろ忙しくて写真は無し。二次会も行って、また盛り上がりました。新しい人もいて古い人もいて、ホントに話は多岐にわたりました。僕も活躍したんですよ。偉いです。というか、役割ですから当たり前ですか。それなりに疲れもしたけど、有意義でありました。






 ということで、翌日になってしまって朝飯です。


 だから散歩に出るのです。





 立川駅周辺は、何か芸術的な動きがあるらしくて、妙なオブジェがたくさんあります。





 圧巻はアフリカン。





 後は昼間研修会やって食事して、都心に向かいます。


 あるところにご挨拶に行ってお役御免。お疲れ様でした。

 でもね、まだちょっと用事があるんです。外に出るとあんがいひどい雨でした。






 で、もう一つの会にでて、一応役割は果たしましたね(たぶん)。
 外に出ると雨は小雨になってました。



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多摩川まで行ってみよう

2019-06-12 | 散歩
 神宮球場をぐるっと回ります。


 反対側に出ました。


 で、神宮外苑いちょう並木。新緑がきれいです。






 青山一丁目方面に出てきました。


 ここから地下鉄にのりませう。


 新宿で乗り換えです。どわー。




 中央線乗り換えて、立川に来て、ホテルに着いたとです。


 で、さっそく懇親会でした。



 疲れたんで帰りました。



 ホテルの朝飯。ここのはけっこういいですね。


 そんで散歩ですばい。


 とりあえず立川駅周辺。



 トンネルくぐって、南側に行ってみます。






 ちょうど通勤時間だったようですが、なんとなく子供を写さないようにしたら、ガランとした雰囲気になっちゃったですね。






 根川緑道。散策しやすくなってます。





 もう少し先まで行ってみよう。


 新奥多摩街道です。


 立日橋に着いたよ。


 多摩川ッス。


 水面が激しくバシャバチャしてたんで注視すると、ウが狩りをしてました。こんなとこにも野生のウが住んでるんですね。なんとなく感動しました。


 思えば遠くに来たもんだ。



 もうここから歩て帰る気はないです。モノレールに乗りましょう。


 そしたら甲州街道駅があったのさ。


 でも素直に立川駅では降りなかったのです。


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聖地巡礼、須賀神社

2019-06-11 | 散歩
 今日も元気に出勤ですね。今回は一人じゃないんです。


 基本的に移動日。どこ行きたいですか?



 ということで、ここは何処でしょうか?


 方角はこっちで良さそうですね。


 何の変哲もない住宅街のようですが、ちょっとワクワクしてきました。



 ほんとにこのまま行っていいいのか不安になってきた。


 来たかったのは四ツ谷の須賀神社。


 言わずと知れた「聖地」巡礼です。


 聞くところによると最近では外国人がずいぶんたくさん来るようになったそうですが、最初はオタク的な感じだったんでしょうね。今は普通に中年の人も訪れます(たぶん)。


 この日も普通に眼鏡のオタク風の人が居ない訳でもないですが、先輩の年配とおぼしきカップルもいたし、サラリーマン風もいたし、労働者風も居られました。要するに普通に観光で人気があるんですよ、たぶん。


 それくらい社会的に影響力のあった大ヒット作品ですからね「君の名は。」は。


 映画とは違う女坂。


 お目当てはこっちの男坂。


 みなさん順番守って写真撮ってます。僕も嬉しいです。ああ、ほんとここだよなあって思いました。


 インスタ映えっていうけど、なんとなく宝物的な写真の気分が伝わるでしょうか?




 写真ではあんまり人は写してませんが、この場所探してるらしい人がけっこうウロウロしてました。教えてあげてもいいんだけど、自分で探した方が感動しますよね。




 ここからは、やはり近いところを観光しなければ。


 今は携帯があるんで、だいたいの方角は分かるんです。道がいくらぐにゃぐにゃでも。


 閑静な住宅街ではあるんだけれど、信濃町に近づくとちょっと雰囲気が変わってきます。聞くところによると(実際も)創価学会の聖地でもあるんですよね。総本部とかいろいろ学会関係の建物があります。関係ないのもあるんでしょうけどね。


 で、やっと表に出てきました。


 慶応大病院。


 この交差点の向こう側が次の目的地らしい。っていうか、昨年末来たんだけどね。



 聖徳記念絵画館。


 広場がたくさんあるんでいろんな人が運動してました。


 目的地は新国立競技場、オリンピックスタジアム。前回来たときはエヴァンゲリオン的な工事中でしたが、今回はだいぶ完成形に見えますね。デカい!




 しかし、周りは工事中。オリンピック、準備進んでますね。


 神宮球場側は、ゴルフ打ちっぱなしになってました。


 いや~、オリンピック楽しみですね~(ほんとは、まったく興味なしですけどね。大阪か、名古屋でやればよかったのに)。

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ロープは絶望の象徴か    ロープ 戦場の生命線

2019-06-10 | 映画

ロープ 戦場の生命線/フェルナンド・レオン・デ・アラノア監督

 最初に断っておくと、典型的な愚作である。戦場に必要なロープが手に入れられないという設定だが、ふつうに売ってあるわけで、相手に売る気が無いとはいえ、頓智をきかせて購入すれば済む話である。それではこの構成が成り立たないのは分かるが、アイディアとして最初から頭が悪すぎるという感じである。これでは物事が進まない(事実妙な進み具合だったけど)のは、当たり前である。物語は現地の悲惨さを伝えるために、一人の少年を通して、現状が語られることにはなる。語られるが、感情として隠すところもある。そういうことを良心のように言いたいのも分かるが、やはり責任としては自分で伝えるべきだろう。何かやる気のなさのようなことも感じてしまう。脚本が悪いのである。
 道に牛の死体が放置してある。避けて通ると地雷が埋められているという罠らしい。なるほどという気もするし、それを賭けのように回避しようとするのは、もう少し頭を使いたくもある。実際に、これを回避する人もいるわけで、映画ではそれを利用もするのだが、何かそれが大変にうまい方法だったのかは、やっぱり疑問なのだった。彼らがしてやったりしたと感じているトリックは、実際は大したことが無いのではないか。いろいろな軋轢や妨害にあうが、最終的にもそれは皮肉によって解決もされる。それならば、彼らのやっていることはいったい何なのだろう。紛争地の問題は、それは確かに簡単なものではないだろう。しかしながら、それに対して、どのように対峙しながらかかわっていくか、という問題こそ彼らには必要な仕事のはずである。分かっているというニヒリズムが先にあると、見ている側には、何を分かっているのか、という怒りしか湧いてこない。現地の絶望は、だから分かっている人の努力によって変えていくしかないのではないか。まあ、そんなことは考えさせられたのだから、収穫が無いわけではないのかもしれないが。
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なんもしない人映え

2019-06-09 | ドキュメンタリ

 「レンタルなんもしない人」というのは、テレビで見たことがある。なんもしない人を呼んで、何をするのかを追ったドキュメンタリーのようなものを見たのだ。ツイッターなどで呼び出すことができるようで、呼び出すと交通費と、例えば一緒に食事をするなどだったら、食事代などの必要経費は払わなければならないという。呼んだあとの時間にかかる、いわゆる報酬は必要ない。
 説明しても今一つ意味は分かりにくいと思うが、見ていても今一つ意味は分からない。分からないが、呼び出す人々に一定の需要があって、たぶんだけど、それなりに役立っているということは言えたかもしれない。役立つというか、面白がられるというか。
 それなりに有名人でもあるらしいので、ほんとに来たな、というだけでも意味はありそうだ。また、話はすることはできて、その受け答えを見る限り、それなりに思想がありそうな感じもする。いわゆる呼び出している人の需要に関して、敏感に役割を果たすことのできるキャラクターのようなのだ。
 本人は結婚もしているし子供もいるようだ。貯金もあるようで、それで暮らしていけるという。後にネットで検索したものを読んで考えてみると、関連著書もあるようだから、これ自体がプロモーションとしてやっていける、という計算もできそうだ。もっともそういうスタンスであるというのは、設定外のことかもしれないが。
 炎上したこともあるようで、それは男だからこんなことができるのだろう(大意)というつぶやきに対して、「こういうこと言う人よくいるけど「おまえは男だったとしてもできねえよ」と思ってしまう」とつぶやいてしまったからだ。まあこのことにかみついてしまう人もどうかと思うが、実際なんもしない人が思うことはそうだろうと思う。苦難の度合いの違いはあろうが、女だってできることには違いないだろう。実際多くの女性は、やっていることだろうし。そうしてなんもしない人は、男である困難の方が多いのではないかとも考えられる。しかし、その壁を乗り越えて、ある程度成功している事実をつかんでいる。まあ、だから頭にも来たんだろう。
 要するにこういう人が居たとして、呼んでくれる人が居て、そうしてそれが何か成り立つという確信があっての行動だということだ。ちゃんと話題にもなって、そうして面白がっている人がたくさんいるわけだ。僕としてはたいして面白いとは正直言って思わないが、そういうことに長けていることには違いない。「分かんない人、分かんないかな~」などとも思っていそうである。
 いろいろあるが、まあ、分かってほしいのだろうと思う。そういう世の中になってほしいのかもしれない。きわめて政治運動っぽいものなのかもしれない。そういう風に思われたくないだろうにせよ、何もしない人運動というのは、そういうものだろう。まあ、つまるところ、インスタ映えとか、そういうものなんじゃないでしょうか。
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何かの反抗か、そんな感じが青春か    旅の重さ

2019-06-08 | 映画

旅の重さ/斎藤耕一監督

 高橋洋子主演の伝説的映画。高橋は現在作家のようだが、出演当時、彼女のデビュー作でありながらいきなり脱いだことで、大変に話題になったという。そのようなエロ目的で見るというのもあるのかもしれないが、基本的には青春映画としての瑞々しさというのが、映画的には正しい見方かもしれない。実際そういう内容だし(しかしレズっぽいのもあったりして、どうなのか?)。
 劇中語られる主人公のモノローグから類推して、母親との確執(父の存在は分からない)のようなものがあって、家出して四国のお遍路さんに旅立つ。設定は16歳となっているし、そのような若い娘が一人で旅することで、大変な危険が伴っている風は感じられる。金もなさそうだし。お遍路なのでご厚意にも甘えながらなんとか食いつないでいるが、時には行き倒れのようなことにもなる。旅芸人一座との交流もある。まあ、ロードムービーなんで、行き当たりばったりいろいろなんである。
 主題歌の吉田拓郎の「今日までそして明日から」が映像とともに流れる。当時は実際そんなにヒットしたわけではなかったそうだが、映画としてはたいへんに印象に残る。そうして、その後も吉田の代表曲としては、歌い続けられている。単調で特に意味は良くわからないところもあるんだが、妙に教訓的でないところが、青春的でいいのかもしれない。
 また、この作品には原作小説がある。作者は素九鬼子(もとくきこ)という人だ。実はこの作品には逸話がある。昭和44年に由紀しげこという作家が亡くなった。遺品を整理していた編集者が、ノート5冊にまとめられた「旅の重さ」という作品を発見する。「素九鬼子」という署名はあるが、誰かわからない。広告などだして探しはするが、作者は見つからない。そのまま作品は発表され、話題になるにつれ、この作品をみたことがあるという人があらわれる。それで本人に筆跡などを確認し、発見されたのだという。本人は特に覆面作家を気取ってやったわけではなく、いくつもペンネームを使って作品を書いていたことがあって、自分のことだと気づかなかったらしい。その後発表した作品は立て続けに三作とも直木賞候補となるなど話題の人であったが、ほんの5年ほどで活動を休止して、文壇からは消えてしまう(その後2015年にまた復活したらしい)。この人そのものを映画にした方が、面白いかもしれない。
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選ぶなら、接客の悪い店か、まずい店か

2019-06-07 | 

 ある日友人と居酒屋に入ると、まだ時間が早いこともあってガラガラだった。ところが店主は、角の壁に面した席を僕らに案内した。ガラガラだからもう少し真ん中でもいいか、と断ると、「いや、今から増えるのでそこで」という。「壁が目の前で威圧感がある」というと、「それは仕方ないから」と去っていった。あきらめて飲んでいたが、僕らが居た二時間あまり、僕ら以外に4人組のグループが来て別のテーブル席で飲んでいる以外の客は、とうとう来なかった。そのあと来たのかもしれないけど。
 なんだかな、という思いはあるが、お客様は神様ではない。店主が好きなようにすりゃあいいと思う。そう思うが、だからと言って不当な扱いをされる覚えはない。まあ、誰かが壁側に座らければならない状況が必要で、それは僕らに決められた運命であったということなんだろう。
 さて、飯はうまいが、接客が悪い店がある。それでも食べたいので我慢していきますか? という設問がある。というかそういう議論をしている人がいた。その逆ならどうか? という議論もしていた。さらにどっちの方がいいか? などなど。
 接客が良くても料理がまずければ残念だし、飯が旨くても接客がまずければ気分は良くないだろう。もちろん両方がそろっている店なんて、そんなに多くないということなのか。まあ僕の感じるところでは、そんなに志は高くないのかもしれないが、幸いなことに、ほとんどはそこそこで成り立っているとは思うんだけれど。まあ、感じ方はいろいろでしょうね。ちなみにこういう話は、結構盛り上がるようだった。皆さんいろいろな鬱憤のある体験をされているようだ。
 しかしながらそうはいっても、僕がいい感じの対応だったという記憶の店が、酷い態度だった、という話は聞くし、僕が旨かったと思った店が、犬でも食えないほど酷い、という話も聞いたことがある。その店が同じ店だとして、そんなに日々豹変することがあるんだろうか。
 要するに感じ方というのは、人それぞれなんだろう。確かにあんまり愛想のよくない店でも繁盛店はあるし、そうたいした内容とは思えない店でも、名店と名高いところはいくらでもあげられる。そんなもんじゃないかな、と思うし、その中から自分さえ気に入るところがあったらいいのである。まあ、出来ることなら、その思いを共有出来たらもっといいんだろうけど。まあ、極端に不潔であるとか、威圧的で恐ろしいとかいうような店でなければ、多少の難癖あっても入っていいですけどね。まあ、そこまで極端なら、お店として続けてはいけないかもしれないが。
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三菱一号館美術館、奥野ビル。

2019-06-06 | 散歩
 東京駅の西側に少し行きます。


 なんかカッコいい建物があるんですよ。


 この三菱のビルが目的地なのです。


 中庭もものすごくおしゃれです。有閑マダムが時間をつぶしてるって感じですかね。


 三菱一号館美術館にやって来たのです。

 ラファエル前派の軌道展ってのをやってました。一部撮影可なのです。


 僕ら日本人からすると、習作からの流れはほとんど少女漫画のような世界。そうして有名なビーナス画は、志穂美悦子に似た感じの美女なのでありました。


 建物の天井なんかも見られるようになってます。


 中身も良かったですが、やっぱり建物自体がカッコイイですね。




 さて、もう一件みたい建物があるんですよね。


 東京国際フォーラム前を通ります。



 丸の内警察署。裏かな。



 鍛冶橋通り。


 なんとなくおしゃれな感じになっていきます。



 銀座の中央通りにつながるはずです。


 信号渡ろう。


 警察博物館。無料だそうで入ってみました。パトカーカッコいい。



 5階縦長に展示してあります。なかなか見どころたくさんあって、また出直さなきゃかも。




 煉瓦銀座の碑とガス灯。


 で、目的地である奥野ビル。なるほど、カッコいいッス。



 中もカッコいいんですよ。お店もおしゃれだし、エレベータのドアなんかは手動ですよ。


 階段上るだけでワクワクします。
 ほかにもカメラ抱えた人が行ったり来たりしてまして、いわゆる名所なんですよ。


 どういう訳か携帯のカメラの調子が悪くなって、一杯撮ったはずの写真は無くなってました。とほほ。ま、これだけでも雰囲気は分かりますよね。


 さて、飛行場行かなきゃいけない時間になりました。けっこうギリギリかも。


 東銀座駅だと直行できるな。


 よし、何とかなりそうだ。けど、この入り口から入ると改札がホーム反対側で、焦りました(連絡通路がありました)。


 羽田も反対側というか電車先頭車両に乗ってしまって、着いたのは第二ターミナル側(ANA)だった。行きがANAだったのでてっきり勘違いしてて、帰りはJALだったのです。とことこ反対側までいい運動でありますした。


 今回もよく歩けました。お疲れ様でした。

 

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総会出席。有職のお弁当

2019-06-05 | 散歩
 前の晩に話が出たんですが、以前連れて行ってもらった店が立ち退きでなくなったということでした。ここだったかな、この先だったかな。また、新しいビルが建つんでしょうね。



 あっちが虎ノ門ヒルズだな。新しい駅もできるんですよね。





 さてさて、一度少しゆっくりして、改めて出勤です。



 昨日から、ほんとにこの辺ウロウロしてますね。



 このビルもひと月前の工事より、だいぶ進んでますね。


 ちょっと時間あるので遠回りします。


 赤坂方面。


 あの上の森の向こうが首相官邸ですね。


 いつもの事ですが、警備の警官多いです。また何かやってるんですかね。


 この裏が国会議事堂ですね。


 総会もだいぶ進んで、今年は役員改選で、僕は役員改選の選任委員会の役もあって、特に何にもしないけど、とにかく何度も休会して、部屋を出たり入ったり、そうしてちょっと豪華なお弁当でした。粽の入ったお上品で食べにくい感じでしたが…。(有職(ゆうしょく)っていう有名なところらしいです)



 そんでもって終了! お疲れ様でした。
 なんとなく嬉しかったです。サヨナラ僕の二年間。おかげで二十回以上東京来ましたね。今後は年に三回くらいになるんでしょうか。



 さて、飛行機の時間までどこ行くか、総会中に実は考えてました。ごめんなさい。




 実は、またまた大手門に向かったのです。



 今度は皇居じゃなくて東京駅方面です。


 修学旅行ですかね。ものすごい数の生徒さんか何かの集団が二重三重に連なって写真撮ってました。


 新旧丸ビルとか、このあたりはまたまた何かずいぶんいろいろ変ったんですよね。ものすごくおしゃれな感じになってるんで、僕なんかは似合わない感じであります。


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田安門、新橋堀ビル

2019-06-04 | 散歩
 田安門を抜けると江戸城ともお別れです。


 門の脇を登ると彌生(やよい)慰霊堂があるんだそうです。暑いので断念しましたが、東京都の、例えば警察官や消防署員の殉職した人を祀ってあるんだそうです。



 門は二重になってました。



 お堀の上の坂道下ると九段下であります。


 高燈籠。もともと靖国神社境内にあったものが移設されたそうです。そうしてその先の坂道を上ると靖国神社です。


 そろそろ会議の会場へ移動するにいい時間になりました。



 九段下から神保町で乗り換えて、行幸町にいきました。今回の会場はこの駅が近いようでした。似たようなビルが多いので、ちょっと探しましたが無事に間に合ってよかったです。



 会議は事務局の説明がてきぱきと明確で、ものすごい量のものがさらさらと終りました。お疲れ様でした!

 ということで、懇親会にも誘ってもらえました。ラッキー。


 けっこう話は盛り上がって、ためになる話もたくさん聞けました。先輩方も苦労されたんですね~。

 常識的にいって僕なんかは相手にされないような大きな事業所のお偉いさんばかりなんで、ふつうは聞けない話が多かったのではなかろうかと推察されます。デカいところは悩みもデカいといいますか、人を束ねていくことは本当に難しいことのようです。人間に自由なんてないのかもしれませんね。いや、厳密にいうと、自由のための対価というのは、それぞれが受け持たなければならない問題なのであります。


 みなさんタクシーに乗ってホテルに帰られたので、僕は近所のはずのホテルを探します。


 昼と夜の人口が極端に違う街ですので、飲み屋から外れると本当に寂しくなります。


 ビル工事のクレーンが、なかなかシュールでありました。


 ということで朝からシャワー浴びて、朝食です。

 このホテル、外国人ばかりだったようで、洋食オンリーでありました。


 食後の新橋散歩。




 送水口博物館。実は昨日行こうかと思ってたんですが、ここもなんと休館日(普通木曜だけ開けてあるんだそうでしたが、この週は土曜開館とのことでした)。仕方ないので入り口だけ拝見。階段上って屋上がこの会社の私設博物館になっているそうなのです。



 もう一か所見てみたかったところは、堀ビル。

 歴史ある錠前屋さんなんだそうです。カッコいい建物です。



 後は適当にブラブラ。



 このあたりが幸橋門跡があったそうだけど、今は遺構の影形もない。まあ、そんなものがあったけど遺跡としてひっそりしております。


 ガード下も、昨夜は賑わってたんでしょうけどね~。



 みなさん通勤で急いでおられます。頑張ってケロ~。




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二の丸庭園から北の丸公園

2019-06-03 | 散歩
 桃華楽堂脇にある楽部という建物を横目に抜けていきます。


 石垣の間を抜けて下っていきます。



 二の丸の森ですね。


 抜けるとツツジや菖蒲が美しい庭園になってました。







 諏訪の茶屋だそうです。


 日本全国都道府県の樹木が沿道に植えられてました。



 また坂道登って北側に回ります。



 いかにも役場が作ったというデザインの書陵部があります(立ち入りできません)。


 天守の石垣が見えます。


 北詰橋門から、外に出ましょう。




 北の丸には陸橋わたって行きます。


 一応今回第二の目的地のはずでした。


 国立公文書館。



 妙な建物は毎日文化センター。


 来たかったのは国立近代美術館。

 が、なんと、展示品の入れ替えのための休館日なんだそうです。がーん。


 仕方ないので北の丸公園にでも行くか。


 このあたり高速道路が地下に潜ります。



 白い建物は科学技術館です。時間もあるし見学していくか。



 中はけっこう広くて重層的にいろんなことが分かります。こどもがたくさん走り回ってて、何か社会見学でもやってたんでしょうか。妙齢のカップルが静かに探索しても居られましたが。



 楽しいと言えば楽しいところなんでしょうけど、中年のオヤジが一人で散策する場所ではなかったかもしれません。まあ、僕向けの施設ではあるんでしょうけどね。一階では刑務所の家具なんかを売ってました(イベント)。他にも会議室なんかもあるようで、そちらは役人風の人が何かの相談をされていたようです。


 外の公園を歩きます。


 吉田茂像がありました。


 清水門の方には下らず戻ります。


 工事中だけど、玉ねぎが見えてきました。


 いつかは(日本)武道館、とか十代の頃は言ってたんですよね。今は球場なんかでもコンサートやるけど、当時としては一番大きな箱モノの象徴は、武道館でありました。今もそれなりにステータスはあるんでしょうけどね。



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皇居を歩いてみよう

2019-06-02 | 散歩
 こんかいの出張はですね、約ひと月空白がありまして、つれあいも久しぶりね、って言ってました。ホント、ずっと続いてたのが途切れると、そんな印象を受けるものなのです。







 京急で三田まで行って乗り換えて、三田線で大手町下車してやってまいりました。


 大手門前のお堀であります。


 目の前は丸の内オフェス街のビル群。このコントラストが素晴らしいです。


 セキュリティチェック(荷物)受けていざ江戸城へ。


 火事で焼失後残されたのは鯱だそうです。


 入場は無料ですが、入園票を渡されます。




 立派な石垣を抜けると。


 さっそく同心番所があります。


 そうして次の石垣を抜けると。


 今度は百人番所です。セキュリティが厳重ですね。


 落語の世界では聞いたことあったけど、中に入るの大変だったようです。


 日本全国いろんなお城は見ましたが、やっぱり規模が少し違う感じですね。


 もう一つ番所があって。


 焼失してなくなった江戸城跡地は、だだっ広い広場になってます。


 富士見櫓。


 松の大廊下跡。なんも無いけど、ここでしたか!


 広いんですよね。どんな建物が建ってたんでしょうね。


 武器庫であったという富士見多聞の格子の先に見える森の奥が、皇居であろうと思われます。


 石室もあります。火災などに備えてのものだそうです。


 竹林であります。


 一番奥の方に天守台があります。


 来たところを振り返ってみても、広いッス。


 妙な建物は桃華楽堂。音楽ホールなんかがあるそうです。


 あっちが靖国神社方面だと思う。


 焼失した天守閣や本丸御殿見てみたかったですね。大奥なんてどんなだったんだろうね。


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日本人の寝てしまうけしからん人々

2019-06-01 | culture

 日本人が電車などで寝てしまうのを見て、外国人が驚くという話はずいぶん昔からある。実はいまだに驚かれることに変わりはないそうだ。要するに外国では見られにくい光景だからだ。しかしながら僕は、電車の中で寝ている外国人を複数目撃したことがある。それでも実例は少ないが、考えられることは、外国人であっても電車で寝ているということは、日本の電車では、寝てしまうことができるという証明にしかならないということだ。
 授業中に生徒が寝ているというのも、留学生が驚く一つのことだ。そういう話は何度も聞いた。しかしながらこれも、授業中に寝ている留学生も、僕は目撃したことがある。要するに日本の授業は眠たいのである。単にそういうことを証明しているに過ぎないことで、日本人がどこでも寝るという証明にはならないと思う(実際に寝ているが)。
 さらに、審議中に議員さんが寝ている風景もよくみられることだ。諸外国では考えにくいそうなのだが、さて、そもそも議員さんは日本人でなければなれない存在だろうから、これは比較が難しい。しかしながら容易に類推できることは、議員さんがくだらないということではなく、日本の議会には人を寝せてしまう仕組みがあるということだろう。
 実際に議員さんでなくとも、おそらく日本人であれば、同じような境遇にいて寝てしまう可能性は高い。たぶん外国人でも、日本に慣れた人であれば、同じことである。寝てしまうのは、緊張感が無いからかもしれないが、緊張感を強いられない環境がそこにあるからだ。授業中であれ、電車内であれ、おそらく同じことである。諸外国では、そのような環境には、一定の緊張感がある可能性の方が高い。人間というのは、そんなに生物としての違いはない。あるのは文化的な背景だろう。
 そもそも電車内では、寝ていては危険なものを感じさせられば、日本人は寝ないだろう。授業が面白いとか、緊張を伴うものであれば、生徒も寝ないだろう。実際諸外国の先生は、絶対に寝せない授業の工夫をするというのは定説である(そもそも寝ていたらものすごく怒るらしい。また授業のやり方自体が違う。講義方式ではないのだ)。そうして議会であるが、日本人の議員さんはヤジを飛ばす癖に、基本的にあんまり話を聞いてない。つまらない長時間の答弁なら、だから寝てしまうのだ。何しろ膨大な時間をかけて審議をやるが、実に同じことを繰り返し繰り返し何度も何度も徹底的につまらなくやるものらしい。呆れて寝てしまわないのは、よっぽど神経の図太いか、妙な人だけなのかもしれない。確かにつまらない議員さんはいないわけではなかろうが、大丈夫、議員さんじゃない人が代わりにそこにいたら、たちどころに寝てしまう体験をしてしまうだけのことだろう。
 要するに日本の社会というのは、寝てしまうことに寛大なだけでなく、寝せてしまうことに寛大なのである。さらにそのための工夫をしてきたとしか思えない。人を寝せてしまうにもかかわらず、何かそうしてしまわざるを得ない事情がありそうで、もう少しそのことを考え直す必要があるのである。寝せる前に、日本人は目覚めるべきなのである。
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