岩国藩鉄砲隊の初放しは、毎年1月1日に錦帯橋下河原で開催される。藩政当時の甲冑に身を包み、河原に
整列した隊員が、隊長の「打てー」の号令のもと火縄銃を発射し、迫力のある銃声が城山にこだまする。岩国藩
鉄砲隊は、岩国藩初代藩主、吉川広家が設立したもので、石田三成が興した石田流の流れを汲む。現在の岩
国藩鉄砲隊は、その技を継承しようと有志が集ったもの。初撃ち時間は、例年、14時ごろより約30分間で、雨
天の場合は中止される。
PENTAX K5 ”雅”+ Sigma 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM で撮影した。