広島輸入車ショウ2013に出展されたFerrari F50 1995-1997。 エンツォ・フェラーリの息子、ピエロの
「F1のエンジンを積んだロードカーを創る」という、シンプルなアイデアをもとに、カーボンコンポジット製のセンタ
ーモノコックに、エンジンをストレスマウント化(剛結・ボディへ直にボルト止め)し、F1マシンそのままの高剛性な
車体構成を公道を走る車として初めて採用した、まさにF1マシンそのものである。しかし、この構造ゆえに振動
やノイズが激しく、運転時の快適性という点においては後継車種であるフェラーリ・エンツォに劣る点がある。
エンジンはF1用自然吸気3.5リッターV型12気筒DOHC5バルブエンジンの鋳鉄ブロックを流用している。
もともとF1用に扱いにくいピーキーな高回転型だったが、排気量を4.7リッターに拡大し、F1では7速必要だ
ったギアを6速とできるようにするなど、ロードカー用にやや扱いやすいものにされた。
最高出力は513bhp/8500rpm(仏馬力のpsに換算すると、約520ps)、
最大トルクは48.0kg-m/6500rpm、最高時速は325km/h。
PENTAX K-5 ”雅” +smc PENTAX-DA ★16-50mm F2.8 ED AL[IF] SDM で撮った。