禅宗の方丈には古くから多くの名園が残されてきたが、四周に庭園をめぐらせたものは当寺唯一の試みである。当庭園は
1938(昭和13)年、重森三玲氏が作庭した。釈迦成道を表現し、八相の庭と命名され、近代禅宗庭園の代表として広く世
界各国に紹介されている。
方丈西庭は「井田市松」の庭。さつきの刈込みと砂地が大きく市松模様に入り、くず石を方形に組んで井田を意図して表現
されている。
PENTAX K-5 ”雅” + Pentax DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。