アメリカフヨウは北アメリカ原産、冬を越して毎年花をさかせる宿根草(しゅっこんそう)で、草丈が1m-2m
になる大型の草花。主な開花期は7月-8月で大輪のハイビスカスのような花をつける。咲いたその日にしぼん
でしまう１日花だが夏の間は次々につぼみができて開花する。
代表的な園芸品種に、日本で改良された’サウザンベル’がある。サウザンベルは花の大きさは30cmに達する
巨大輪種で、ピンク、紅紫、深紅、白に中心が赤などの花色がある。春にタネをまくとその年の夏から花を楽
しむことができる。そのほかにも、草丈・花径とも比較的小柄の’ルナ’や’ディスコ・ベル’などの園芸品種が知
られている。
同じ属の近縁種と交雑しやすく、原産地では姿の微妙に異なる変異が多く見られ、モミジアオイとの雑種タイ
タンビスカはよく知られている。同じ属の仲間にハイビスカスやフヨウ・ムクゲがある。
PENTAX K-３”雅” + smc PENTAX-DA☆ 60-250mm F4 ED [IF] SDMで撮影。
