グロリオサは熱帯アジア及びアフリカ原産のユリ科グロリオサ属の植物の総称。(APG植物分類体系では
イヌサフラン科グロリオサ属に分類される。) 球茎を持つ落葉性の多年生植物。乾季のないモンスーン気
候に適している。別名、ユリグルマ、キツネユリ。日本では高知県などで観賞用の球根の商業栽培が行わ
れている。
グロリオサの球根はヤマノイモやナガイモの担根体に似ているが、コルヒチンやグロリオシンという毒(ア
ルカロイド)が含まれているため、食べると危険である。
2007年10月21日、静岡県に住む男性が観賞用に栽培していたものをヤマイモと間違えて食べたところ、
同月23日に死亡した。同様の死亡事故は2006年9月に高知県でも発生している。
PENTAX K-3”雅” + smc PENTAX-DA☆ 60-250mm F4 ED [IF] SDMで撮影。