カンナは真夏の炎天下、大きな葉の間から鮮やかな花を元気に咲かせる。
現在の品種の多くは1850年ごろからアメリカ、フランス、イタリアなどで、さまざまな原種間で交配を繰り返して
作出された品種で、ハナカンナと呼ばれる。花が大きく花色も変化に富む。また、葉色が美しい品種も多く、赤や黄
色の縞斑、白のはけ込み斑、銅葉など多彩。
地下に根茎をもつため、土壌の乾燥に強いが、一方で根が水につかるようなところでもよく育つ。特に実生系の品種は、
鉢を水につける腰水灌水が可能で、真夏の水やりが楽にできる。
PENTAX K-3 ”雅(みやび)” + Pentax smc-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。