ネコノヒゲは、紫蘇(シソ)科クミスクチン属でインドからマレー半島が原産の植物。本来は毎年花を咲かせる
多年草だが、耐寒性がなく、冬時期に10℃以下になる地域では枯れてしまうことが多いので、日本では一年草と
して扱われる。
草丈は30~90㎝で春から秋にかけて白色・淡紫色の花を比較的長期間咲かせる。花びらはあまり目立たないが、
長く伸びた雄しべと雌しべが上向きにピンと反り返り、その特長的な姿がユニークで猫の髭を連想させるところ
からこの名前がついたようだ。原産地インドでは半低木化する多年草として長い期間花が咲いている。
PENTAX K-3 ”雅(みやび)” + Pentax smc-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。