センニチコウ(千日紅)は、ヒユ科の春播き一年草である。園芸植物として栽培されている。草丈は50cmくらい、
近縁種のキバナセンニチコウでは1m近くになり、よく分枝し、葉は対生し、細長く、白みを帯びている。全草に粗
い毛が生えている。花は7月から9月にかけて咲き、直径2-3cmで松かさを少し押しつぶしたような形をしている。
近縁種のキバナセンニチコウは大柄であるが、花付きが少なく花色もさえない樺色で、ほとんど作られなかった。
しかし、鮮やかな朱色のストロベリー・フィールズという品種ができたため、人気種になっている。
観賞する部分は苞である。紅・白・紫・朱色・樺色とピンクの花(に見える花序)の中心部が白いぼかしになる品種
があり、特に青紫と朱色は鮮やかな色である。仏花やドライフラワーに最適である。
やまぐちフラワーランドに8月31日訪れた。
PENTAX K-3 ”雅(みやび)” + Pentax smc-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。